満員電車と君

manindensha to kimi

満員電車と君
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×212
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
8
得点
117
評価数
31
平均
3.9 / 5
神率
32.3%
著者
小指 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199608360

あらすじ

29年間、地味に真面目に生きてきた
サラリーマンの真山。
ある日、いつものように満員電車で通勤していたら、
知らない女子高生が無理やり自分の胸を触らせてきた!?
痴漢で訴えられる恐怖に怯えながら一日を過ごし、
緊張しながら乗った翌日の通勤電車。
またもや見知らぬ青年に突然声をかけられ
狼狽していたら、
なんとその青年こそが昨日の女子高生だったと発覚!!
どうやら彼は電車の中でしか興奮できず、
あの日女装していたのも
痴漢されやすくするためだったというのだ。
密かに撮影していたという痴漢の証拠写真をたてに、
翌日から痴漢プレイを要求されてしまう!!
「気持ちよくしてくれるなら誰でもいい」
そんな危うい劣情を持て余しているつかさが
放っておけなくて、
いけないとわかっていてもつい
手を差し伸べてしまい…!?

表題作満員電車と君

真山善明,29歳,お人好しの会社員
つかさ,訳あり大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数8

不思議な二人

元々発売直後から気になっていた作品ですが、正直評価の点数だのレビューだのを見て、躊躇していました。ただ、とても後悔しています。やはり表紙とサンプルが気になって仕方なく、今日思い切って買いました。もっと早く手に取っていればよかった。あまり他人のレビューは当てにならないなと実感しました。

確かに、「痴漢」設定に惹かれてこの漫画を読むと肩透かし食らうかもしれません。あまり痴漢設定を全面に出して売らなくてもよかったかなと思います。
エロは確かに少なかったですが、それ以上に私は本作読んで久々に萌えまくりました。そのため神評価にしています。万人に受ける作品だとは思いませんが、もし不思議系とか電波っぽい感じの漫画が好きでしたらハマるかもしれません。

本作の気に入ったところは独特な雰囲気でした。受けも攻めも正直浮世離れしているというか君たちちょっとズレてないか?と思うような感じでした(そこが面白い)。特に攻めの真山は他の方もおっしゃる通りゾッとする何かを持ってますね。ヤバい奴です。言葉で言い表し難いですが…ネジが外れてる感じ?受けのつかさは小悪魔のようで、とても魅力的なキャラでした。今風の大学生を上手く描けていたと思います。この二人の不思議ワールドがたまらなくて何度も読み返しました。

絵はよくBLである絵柄ではなく、青年コミックスのような感じの絵柄だったので、とても好みでした。アングルも秀逸でしたし、ペンのタッチも素敵です(アナログ原稿かな?)。強いて言えばもう少し二人の絡みシーンが見たかったです(事後表現のみだったのがちょっとガッカリ)。絵が素敵なので本当に映えただろうな…とか思ったり。でもなくても十分エロスは感じられました。このような個性的かつ画力が高い作家さんは少ないので、このまま突き進んでほしいです。また本出たら買います!

3

痴漢冤罪から始まる⁉︎ピュアな救済BL

ゆっくりと静かな展開ですが、とても雰囲気があり読み始めてすぐに世界観に引き込まれました。

過去の恋愛経験から電車の中でしか勃てなくなり、痴漢をふっかけて痴漢プレイに協力するよう脅す受と、人畜無害で押しに弱いお人好しリーマンな攻。

「相手は誰でも良い」と言っておきながら、始めから攻に惹かれていた受のアプローチから始まる2人の関係。
お人好しで"都合の良い人間"として扱われてきた攻にとって、初めて"自分自身"を求めてくる受は救いのような存在で…。
一見、バラバラに見えるピースがピッタリ嵌まる様に、互いに救い合うピュアなお話でした。

痴漢題材ですが、濡れ場は殆ど無く、心理描写が丁寧に描かれていて2人の世界をじっくりと堪能できます!

痴漢プレイ中のツカサ君の色っぽく且つ寂しさを孕んだ表情にグッと来ました……!
攻めと2人で居る時のツカサ君は蠱惑的な雰囲気で色気を纏っているのに、友人と居る時は普通の男子大学生のような明るい男の子で、そのギャップが堪らないです……!

満員電車を降りても、2人がずっと一緒に過ごせるような明るいラストで爽やかな読後感でした!
電子限定描き下ろしが4Pもあるので、その後の仲良しな2人を垣間見れます⭐︎

0

主人公(攻)のキャラがなんとも言えない。

なんだか薄暗い表紙に惹かれて購入しました。
いざ蓋を開けてみれば、はじまりこそ歪だけど、意外にも純なストーリー。
インモラルなエロを楽しみたい方はご注意ですよ!



主人公の真山(攻)は、後輩に舐められ上司になじられ、地味で冴えないサラリーマン。
頼まれると断れない「お人好し」です。
あぁ、いるいるこういう残念な人…!
断らない、だったらかっこいいですけど。
断れないってところがなんとも残念なんですよね。
都合のいいように使われて、自分だけ割りを食うタイプ。
けれど、そんなお人好しすぎる真山だからこそ、このストーリーは成り立つのです。

ある日、満員電車で通勤中の真山は、見知らぬJKに無理やり胸を触らせられます。
そのJKの正体は、痴漢プレイでしか興奮できない男子大学生のつかさ(受)でした。
胸を触った時の写真をネタに脅され、真山は痴漢プレイに付き合わされることになります。

ヤバいことを強要されているのに「もうちょっと自分を大事にした方がいい」などと、つかさの身を案じる真山。
ふいに見せる寂しそうな表情が気にかかってしまったり、さっそくお人好しモード全開です。

さらに、つかさの特殊な性癖は中学時代のトラウマが原因であると聞かされ、自分が断れば別の男とすることになるのだと覚った真山は、つかさのことがますます放っておけなくなり本当の恋人だと思って接すると宣言するのでした。

そんなある時、真山はつかさが別の男に痴漢されているところを見てしまい、反射的に手を引いて助け出します。
よけいなお世話だった?と尋ねると、触られるなら真山がいいと返事が返ってきて…
ふたりの関係はぐんと甘いものに変わっていきます。

汗くさいからくっつかないでと言えば、おじさん(真山)の匂い嫌いじゃないと答えたり。
満員電車に乗っている間、ずっと手を握ったり。
あまりにも初々しくて、見てるこっちが恥ずかしいくらい。
ついには、自宅に上がることまで許してしまうのです。
ちょろいなぁ、真山!(笑)
でも、最後にするから抱いてほしいというお願いだけは、受け入れることができなくて――…



「人畜無害そうだから」真山を選んだと言っていたつかさですが、実はきちんとした理由があったことが最終話で明かされます。
なるほど。
やたら強気で強引だったのも、真山が相手だからこそで、つかさなりに必死だったんだなと分かります。

つまり、自分を必要としてほしいという願望を燻らせていた真山にとって、つかさはまさにそれを満たしてくれる存在で。
真山の側としてもつかさだからこそ、ただ流されるままではなく自分の意思で惹かれたのでした。



最後まで読んでみて感じたことは。
JKコスで痴漢プレイ強要するつかさは確かにヤバい子なんですけど、真山の方がよっぽどヤバい奴だということ。
自らを「電信柱」に例えるところなんか、けっこうゾッとします。
でもヤバいと言っても理解不能なサイコパスじゃなくて、分からなそうで分かってしまうから余計に怖い。
たいした主体性もないくせに、他の誰でもない自分を求めて欲しいと思ってるあたり、うわぁ…と思うのに、冴えない真山の気持ちが分かってしまう残念なわたしがいるんですよ。
真山ださいなぁ→でも分かる→真山かっこわるいなぁ→でも分かっちゃう
これの繰り返し。
とにかく真山という人間に嵌ってしまい、万人ウケはしないだろうなと思いつつ、個人的には買って良かった一冊でした。



で、本編後のふたりが見れる描き下ろしと電子限定の描き下ろし。
相変わらず真山視点なんですが、もうね、つかさがすこぶる可愛いです。
つかさの愛が深い。そして重い!(笑)
重いのがまた可愛い。
最後の最後に可愛いつかさを連続投下されて、なんだかものすごく甘ったるいものを読んだような、ほんわかした気分で本を閉じました。
真山に負けず劣らず、わたしもちょろいな。

8

後からじわじわと来ます

Charaバースデーフェアで購入するに辺り電子で試し読みしました。

小指先生の作品は「後輩くんの異常な性癖」が余りハマらなかったんですが、今回は試し読みのインパクトさに惹かれて購入してみました。

最初はとんでもない内容ではないかと思ってたんですが、真山の真面目な性格とつかさを思い遣る気持ちに予想外に引き込まれていました。

真山の今までの恋愛って決して褒められたものじゃ無いんですが、つかさに対しての執着とかに彼の本気度を感じました。
つかさにトラウマを植え付けた残酷な過去の恋は気の毒だったけど、そんなつかさが本当に真山に好意を持っていたから近づいたと知り、キッカケは何であれ二人が恋人同士になれた事を嬉しく思いました。

大きな出来事とか当て馬も登場せず、ほぼ真山とつかさの中だけで進むお話なんですが、後からじわじわ来る良作だと思いました。

2

軽めの痴漢もの?

とてもライトな痴漢ものです。
ただこれ、痴漢ものといっていいのかな……?
ちょっと触る程度の行為だけなんですよね。
小指先生も仰っていますが〝痴漢もの〟というジャンルを活かしきれていない…と、失礼ながら私もそう感じました。


電車内でしか興奮できない大学生・つかさにロックオンされた会社員・真山。
女装したつかさに無理やり胸を触らされて、その写真をネタに車内での痴漢行為を強要されていくーー…というお話。

うーん、かなりエロい内容を想像しちったのですが、実は全然といっていいほどエロくない!
痴漢ものには、スリリングさや背徳感、エロさを期待してしまうのですが、そういったものが全く感じられませんでした。
ここがすごく残念だったし、つかさの過去は理解できても、そこを克服するプロセスが雑だったと思います。

そして攻めの真山は、ただの押しに弱いお人好し。
つかさの憂いのある表情に絆され、流されていきます。
恋人でもない限りそういう行為はできないと言う真山に、つかかさは「なろっか」と返し、二人はあっさり恋人に。
直ぐに恋人関係になってしまったことで、痴漢ものとしての魅力は半減してしまったかもしれません。
恋人同士になってからも痴漢プレイはほとんどないのですが、満員電車で手を繋いでいるだけの場面は可愛くてキュンとしました。

それでも、つかさが真山を選んだ理由を知ると納得できるところもありました。
好きな人に触ってもらいたい……そして、好きな人となら場所は関係ない。
名前だけの恋人から、本当に思い合える恋人に変わっていくところは良かったと思います。

ただ、描き下ろしの初Hもページをめくると既に事後って……
ちょっとばかり物足りなさが残りました。
痴漢ものとして期待しなければ、普通に可愛いお話だったと思います。

5

まるッとおじさんと青年の恋

電車というキーワードでピンとくるかもしれませんが、電車の中でのあれこれから始まるお話。

冴えない、でも優しいおじさんと、少し挑発的な、でも純情な青年。
仕掛けるのは青年の方。おじさんは、狙われてまんまと堕ちちゃう感じ。

女装して誘惑してきた子が気になっていたら、実は男性だったという出会い。
そこで引かずに付き合うあたりが、二人の恋が成功する要因なのかもしれません。
おじさんはとにかく流されて絆されるんですが、仕事場でも冴えない印象で、しかし怒るでもやる気を失うでもなく淡々としているような人。
そこに、精一杯虚勢を張りつつアプローチしてくる若者がいて、時々その虚勢がはがれて無垢な内面が垣間見えたりしたら、まあ気になっちゃうよねと思う。

柔らかく鉛筆で描いたような線で好きな絵でした。


1

理由を探さなくてもそばにいられること

電車内で謎の女子高生に微笑まれたかと思ったら無理矢理その胸に手を持っていかれるという、真山とつかさが電車で出会うシーンがすごく衝撃的でその関係がどんな風に変わっていくのかとドキドキしながら読み進めました。

真山が心配していたとおり痴漢画像(冤罪)で脅されてしまい、つかさの要求をのむことになったときはヒヤリとしたけれど
その後明かされるつかさの本心を知るとそんな行動も可愛く思えました。

流されるままだった真山の気持ちが少しずつ変化していって、やがてふたりの気持ちが交わったのを見たらなんだかたまらない気持ちに。
不思議なところから始まった関係がピュアな恋の始まりに着地するラストがすごく素敵だったなと思いました。

1

自分がド変態だってことに尽きる

ちょっと意地悪ではじめたストーリープレイのはずか リアルかストーリーかわかんなくなるくらいぶっ飛んでただただストーリーに溶け込んでサカっちゃうカップルだいすきです ←ほんと変態でごめん


毎度 個人的な思考や嗜好 指向までどうでもいいくらいダダ漏らし ご迷惑をお掛けしてますが 今回もそんなこんなで

タイトル買いです 満員電車と帯の「さわってよ おじさん」にストーリープレイ大好きレーダーが反応しちゃったんですよね


なのにッ!思ってたのとちッがーーーうッ



すきになった人からつけられた傷に苦しむ子と 人畜無害がたたって誰かに肩入れすることがない男

誰かの手をとる瞬間の 相手にだけ向けた思い
歪んだ関係からはじまったはずなのに 気づけば求めあってて 失いたくなくて


変な先入観で読みはじめた割に 予想外によくってびっくり

ただ 闇の深さが そこまで病むほとじゃなかったのがちょっと残念?というか 
ある意味 同舟相救うから同病相憐れむ的な 自分だけを欲してほしい って欲で上手くまとまった感じにはなってるけど 淡々と事がすすみすぎて 盛り上がりに欠けた?

悪くないんだよね 悪くないんだけど あっさり過ぎたな
どうせなら 設定生かした背徳感や不穏な空気をもうちょっと味わいたかった

はじめまして作家さんだったし ちょっと他作品も手だしてみよっかな

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