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彼とオバケと恋愛小説家

kare to obake torenaishousetsuka

  • 電子単話
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あらすじ

孤独と静寂を好む小説家の前田順は、読者の求める『可愛い恋』が思い浮かばず夜の墓地を歩いていたところ、オバケに取り憑かれてしまう。配達員の川上幸夫は前田に取り憑いたオバケを見てしまうが関係ないと黙っていることに。取り憑かれていると知らない前田は再び夜の散歩へ。そこで暗闇のなか、ひとり踊る女性の姿に目を奪われてしまう。しかし女性には秘密があり──。

彼とオバケと恋愛小説家(1) 19ページ
彼とオバケと恋愛小説家(2) 21ページ
彼とオバケと恋愛小説家(3) 23ページ
彼とオバケと恋愛小説家(4) 21ページ
彼とオバケと恋愛小説家(5) 27ページ
彼とオバケと恋愛小説家(6) 27ページ
彼とオバケと恋愛小説家(7) 29ページ
彼とオバケと恋愛小説家(8) 31ページ
彼とオバケと恋愛小説家(9) 

作品情報

作品名
彼とオバケと恋愛小説家
著者
西田ヒガシ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
電子発売日
4.8

(9)

(8)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
44
評価数
9
平均
4.8 / 5
神率
88.9%

レビュー投稿数2

完結

Renta!にて。

オバケに取り憑かれた男のお話。

ゆるいオバケが可愛い…。

シリアスな部分と、ギャグの部分と、BLの部分が絶妙な配分で混じりあった不思議なストーリーです。この独特なトーンがたまりません。ホラーみもあるけど、ここぞ!っていうところで効果的にちょこっと怖がらせてくれます。

元銀行員で現在は恋愛小説家の川上(ちなみにオバケに取り憑かれている)。執筆に行き詰まって悶々としながら近所の墓場を通った時、闇夜に一人踊るミステリアスな女性を見かけます。その女性との出会いが川上の人生に新たなターニングポイントをもたらすことになっていくのですが…

通販を利用する川上と、配送業の前田が配達担当として知り合うのですが、前田には川上に取り憑いているオバケが見えるんですよね。でも、積極的に川上と関わろうとはしない。川上本人に興味を抱いているのは明らかなのに…。

本作は、川上と前田の両視点で描かれていて、それがまたジレジレに拍車をかけてくれています。

川上に取り憑いたオバケや、謎の女の正体は決してネガティブなだけのものではないんです。しかもそれらを呼び水として、キャラたちの混沌とした精神面を表面化させていくプロセスはお見事!としか…。読者に安心感を与えつつ、じんわりとシリアスに抉ってくるこのメリハリ感、スゴ技じゃないですか?

恋愛を遠ざけてきた二人が、男として抱えてきた葛藤をさらけだし、受けとめ合える相手と巡りあう。その僥倖を実感できるラストがねー、ロマンティックでとっても素敵なんですよね…

とはいえ、最後に投げかけられる皮肉で深い格言のような語りこそが、このお話の最たるホラーな部分なのかも笑

やっぱり西田センセのBL、メチャクチャ好きだなぁ。

5

オバケちゃん我が家にも来て欲しい

西田ヒガシ先生のお名前は知っていましたが作品初めて読みました。人外大好きなので1話目からオバケちゃんにメロメロになって最終話9話までずっとオバケちゃんガン見してたしオバケちゃん大根に似てたから大根ちゃんって命名しながら読んでましたwww

オバケちゃんは取り憑いてる先の小説家の川上のコーヒーを飲んだり食事を盗み食いするんだけど、その姿がたまらなく可愛くて参った。

オバケちゃんの姿が見える配達員の前田も加わりお話しは進んでいきます。オバケちゃん推しなので8話は「やだーーーーーーーーっっっ!!!!!!!」ってなったし、そこからページめくるのしんどかった、メソメソ。

読み進めるうちに中々のシリアス展開になりますがオバケちゃんの存在に助けられました。ありがとうオバケちゃん。ストーカーのようにオバケちゃんをガン見はしていたけどお話ししっかりで、ほんっっとーーーーーーに面白かったです。

全話の表紙にオバケちゃんも居ます。8話は、なんと、オバケちゃんオンリーです!最終話9話の表紙も好き!

出版社様へ。電子合冊版として1冊にまとめて販売して欲しいです。書き下ろしが読みたいです。川上と前田とオバケちゃんのその後のお話しが読みたいです。番外編も読みたい、なんぼでも読みたい。出版社様、なにとぞー!

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