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表題作ネコ系男子は抱かれたい

三間,弁護士
椎名,IT社長

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

心の奥の願望を見抜かれ、
一夜で抱く体から抱かれる体に――!?
隠れネコ願望の男&ハイスペック傲慢男の
恋のハメ合い攻防戦!!

高身長で容姿端麗のヤリ手の青年実業家・椎名は、
人もうらやむ文字通りの勝ち組。
ゲイバーに顔を出すと、抱いてと言って
群がる可愛い男子がよりどりみどり。
けれど、一見バリタチだが、
実は椎名は幼い頃から「かわいい」と言われたい
『隠れネコ男子』だった!!
ある夜ゲイバーで、遊び慣れている弁護士・
三間と出会い、「好みだから抱きたい」と
いきなり口説かれ、驚く間もなく
押し倒されてしまう!!初めての快感を
嫌というほど体に教え込まれた翌日、
会社のビルで何食わぬ顔の三間と再会するが――!?

作品情報

作品名
ネコ系男子は抱かれたい
著者
楢崎ねねこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608414
3.5

(15)

(0)

萌々

(10)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
52
評価数
15
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

受けが可愛すぎか〜♡

これ好き!
受けがめちゃくちゃ可愛くて、そしてカッコイイ!!
体格差も好きですが、大きい同士の男らしいカップルも大好きです♡


IT社長の椎名は、誰もが羨む成功者。
ゲイバーに行けば、抱いてほしい可愛いネコ達がわんさか。
そんなある日、バーで会った初対面の男に「好み」だと言われ、ヤリ部屋に連れ込まれてーー…!?

本当は、抱かれたい願望のある椎名。
誘われて抱くのは、抱かれる選択肢が自分には無いから。
それほどに男前の高身長で、バリタチみのある男なんです。
そんな椎名を「かわいい」と言いながら抱くのは、弁護士の三間。
実は、二人の職場は同じビル内で……と、いうお話。

椎名が可愛い〜♡
「かわいい」と言われて、嬉しくて真っ赤になっちゃう所とか、初めてのネコでガチガチに緊張しちゃう所とか。
抱かれたことを実感して幸せに浸っちゃう顔なんて、可愛すぎてキュンキュンしちゃう♡

三間は強引な男前で、椎名以上に雄みが強い男です。
いつもフラフラ時間を潰していて、仕事には興味なさげ。

そんな三間と会う度に期待し、誘われずに落ち込んで……を、繰り返す椎名。
他の人を誘う三間を見たくなくて、バーからも足が遠のいていきます。
離れなきゃと思った時には既に手遅れで、三間に恋してしまった椎名がまた、滅茶苦茶かわいい〜
椎名のトロンとした、下がり眉の表情が可愛すぎる♡

満更でもなさそうな三間とこれから……という時、ある出来事をきっかけに三間の態度が一変してしまいます。

ゲイである自分を恥じず、揶揄する輩にも真正面からぶつかって正々堂々と社員を守る椎名がすごくカッコイイ!
対して、ゲイである事で嫌がらせを受け、検事を辞めた三間。
有名弁護士の父親からも疎まられ、挙句の果てには海外に飛ばされてしまいます。

仕事を理由に突っぱねる三間にキレる椎名。
椎名がどこまでも真っ直ぐで、どこまでも一途!
周りの人間関係や、やりたい仕事の中でうまく生きられない三間の孤独を理解し、「待つ」という選択をします。

好きな人に「かわいい」と言われることの幸せを噛みしめ、愛し愛されるようになった二人にホッとした。
キス多めの甘やかしHにも萌えました♡

椎名の秘書・藤本も優しくて好き!
社員が皆、社長の信者であるところも微笑ましかったです^^

6

可愛いけどかっこいい受け

小さくて可愛い受けも良いですが、体格の良い受けも大好物なのです。

右肩上がりのIT会社の社長で高身長でカッコいい椎名はゲイという事も隠しておらず、ゲイバーに行けばモテモテで可愛いネコがすり寄って来ます。

抱かれるという選択肢の無いタチ役に寂しさを覚えながらも、正直に本当は抱かれたいと言って否定されるのを恐れていたのです。

そんな椎名にゲイバーで可愛いと言って抱いたのが三間でした。初めて可愛いと言われて後ろを埋められて充足感を得た椎名は、それから三間を意識してしまいます。

偶然にも同じビルの弁護士事務所の室長である三間は、喫煙所でいつも会う冴えない外見の男でした。優しいけど二度目を誘って来ない三間に、椎名は悩んだ末に告白しないでセフレ関係を持ちかけようと決意します。

思いがけず椎名の部屋で飲む事になった2人は良い雰囲気になりますが、そこに椎名の秘書から仕事上のトラブルの電話が入るのでした。

それは取引先の担当者が椎名がゲイだと貶める発言をした為に、椎名を慕っている社員が激怒して言い争いになったという事でした。
椎名が秘書に指示をして電話を切ると、先ほどとは態度が変わった三間がいておまえとは気が合わないと言って帰ってしまいます。

何もかも諦めたような表情をする三間が気になって、椎名は秘書に三間の過去を調べさせるのでした。

三間は優秀で有名弁護士の父親を持ち検事にまでなりますが、ゲイだとバレて嫌がらせや中傷を受けて1年で辞めていました。
そして父親にも疎まれて分室に押しやられて小さな仕事しか回されない日々を送っていたのです。
ゲイバーに出入りしている事を知った父親はアメリカで国際弁護士資格を取ってから実務経験を積んで来いと、今度は海外に厄介払いしようとするのでした。


三間に会いに行った椎名に弁護士の仕事は好きで他の仕事を考えた事は無いし、弁護士の世界は狭いから仕事を続けるにはヤリ手の父親に従うしか無いと言うのでした。
あんなに不遜な態度で椎名を翻弄していた三間の意外な一面を見た気がしました。


それを聞いた椎名は仕事を自分をつっぱねる言い訳にするなと怒りをぶつけて、職業も立場も違うのだから同じにする必要があるのかと問い詰めます。
そしてアメリカから戻って来るまで待っててやると宣言するのです。


それまで三間の前であんなに可愛い顔をしていた椎名を男らしいと思ってしまいました。
でも晴れて恋人同士になって三間に抱かれている椎名はやはり可愛いのです。


アメリカに行った三間がマメに椎名に連絡をして来ているのも微笑ましかったです。
椎名の言ったように国際弁護士資格を取って帰国する時は、父親の弁護士事務所を乗っ取るくらいの気概を三間には見せて欲しいと思ってしまいました。


本当はネコなのにネコしか寄って来ないからタチをやっているガタイの良い受けのお話は、小中大豆先生の「甘えたがりなネコなのに。」を思い出しました。

3

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