君のまっすぐな愛情が痛い

コミック

  • セックスしたけど、好きじゃない

セックスしたけど、好きじゃない

sex shitakedo sukijanai

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表題作セックスしたけど、好きじゃない

中津川玄太,大学生
神坂星七,准教授

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

傷心旅行で一人パリを訪れた玄太は、美しい年上の青年・神坂に出会う。
一緒に過ごすうちに彼に惹かれていき、
最後の夜、甘い誘いに煽られて彼を激しく抱いてしまう。
神坂に一夜の関係だとあしらわれ、諦めかけていた玄太だが、
帰国後に大学で再会。
思い切って告白すると、
「セフレだったらいいよ」と神坂はキスしてきて――!?
カラダから始まるプラトニック・ラブ。

作品情報

作品名
セックスしたけど、好きじゃない
著者
やん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784866573823
3.8

(34)

(11)

萌々

(11)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
130
評価数
34
平均
3.8 / 5
神率
32.4%

レビュー投稿数3

真っ直ぐなわんこだわ〜♡

攻めがわんこの中のわんこでした。
THE・年下わんこ攻め!
この設定がお好きな方にはオススメです‼︎


パリで出会い、一夜を共にした玄太と神坂。
神坂に振られて?帰国した玄太は、大学で彼と再会し……と、いうお話。

とことん相手にされず、会えば会うほど冷たくなっていく神坂。
それでも挫けない、めげない、諦めない……という、溺愛わんこの玄太が可愛くて仕方がない♡
デフォルトされて、まんま犬の玄太(笑)
迷惑なのは百も承知で、それでも神坂のことが好きで、もっと知りたいと攻め続ける玄太がもはや清々しくて、かっこよく見えます!

それでも神坂の塩対応は変わらず、挙げ句の果てに「セフレならいいよ」と言われてしまい……
玄太が一生懸命頑張っても神坂には忘れられない人がいたりして、なかなか上手くいかない恋が切ない。

そんな中、神坂が玄太への気持ちを自覚していく過程が丁寧に描かれていたのが良かったです。
神坂の嫉妬も新鮮だったし、授業中見ていたのは自分の方だったと気付いたり……
心が玄太に傾いていく描写が、キラキラしていて好きでした。

そして、最後まで玄太がブレなくて素敵!
心の声と行動に齟齬がない感じで、感情の起伏がそのまま言動に繋がっちゃう。
だけど、そこが可愛くて面白かった^^

Hは、やん先生らしさが溢れています。
まず体!玄太が程よくガチムチ‼︎
で、神坂は表紙からも分かる通りお胸が……
バインバインというより、ボインボイン。女子並み;
エロいお兄さんでしたね〜

甘々な描き下ろしも良かったです。
幸せな気持ちで読み終わることが出来ました!

6

諦めの悪いわんことオちないお兄さん

個人的注目作家・やん先生作品。
やん先生、と言って思い浮かぶのが、しっかりしつつ柔らかそうな筋肉と、エロ甘い恋人たちのストーリー。
本作もその系譜。

体格良しの大学生・玄太が主人公。
ノンケで、女性の恋人がいて、パリへ一緒に旅行しようとしてたのに。
出発日にドタキャンされて、結果パリに一人旅。
そのパリで、綺麗なひとに出逢う…
同じ日本人。フランス語ペラペラ。穏やかで優しげな同性。
そりゃ距離感は近づきますよね。
2人で会える最後の日。別れがたい気持ちを抱く玄太をキスで誘う綺麗なひと…
そりゃあもう。忘れられるわけがない。
連絡先も受け取らずにあっさり別れるそのひとに、一年後また!と叫ぶ玄太。
しか〜し!
大学で再会するのですよ。
わんこを越えてほぼストーカー的にまとわりつく玄太。
しかし、そのひとはどうやらワンナイトのつもりだった…

パリの麗人・神坂は、はじめビッチ。心が無くてもセックスする。
だけど(ノンケだったのに)すっかり神坂に惚れた玄太は押して押して押して。

そしてやはりというか何というか、神坂には理由がある。
大切なひとを喪っていたのですね。だから、本気になりたくない。本気になれない。
もう愛を失うつらさを味わいたくないから。
だけど、スーパーわんこの玄太はそこを突破してくる…
この辺はまあよくある展開ながら、その先にはハッピーエンドが待っているのでホッとした気持ちで読み進められます。

…半年後の玄太なんですけど…なんか急にオッサン化してる気がする…
年下わんこの物語だったはずですが、ラストは神坂がスパダリおじに包まれるエロお兄さんみたいな図になりますのでご了承ください。

4

タイトルのわりには甘めですっきりした清涼感

タイトルの感じからするとこじれそうかなと思ったのですが、わりとあっさりすっきりして読みやすい読後感でした。

【彼女とパリ旅行に行く直前の空港で振られた玄太。1人で行ったパリで神坂と出会い、最後の日にベッドインする。また1年後に会いに来ると宣言して帰国したが、准教授として大学に来た神坂と再会。神坂に好意を必死でアピールする玄太だが、神坂は受け入れてくれず…】

ストーリーとしてはありがちでもあり、そこまでの波乱がなかった展開で、平坦な感じもありました。しかし、このお話をそれだけにしないのは、玄太の一途さ、素直さ、そして思いやりによるところが大きかったかな、と。特に指輪を探すシーンでは、私はジンとして応援したくなりました。そんな彼に最後心を持っていかれる神坂さんも、それは致し方ないと思います。

ただ、ばりっとノンケの玄太がそんな簡単に?とか、自分からセフレならと言ってた割に神坂さん絆され堕ちるの早くない?とか、若さ、年の差、不安じゃない?とか、いろいろ気になるところはありますね。その辺でもう少しウダウダしても良かったかもと思いますが、まぁ展開が早かった分ラブ感は多かったし、甘々好きにはちょうど良い進行だと思います。

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