• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ヤンキーとねこちゃん

愛川丈瑠,高校生,西棟番長
一之瀬純,高校生,東棟番長

その他の収録作品

  • 描き下ろし(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

"ネコ耳は正義"
泣く子も黙る最恐の男が〝かわいい〟には逆らえない


「ヤンキーだって、ネコを愛でたい! 」

問題児ばかりが通う悪名高いヤンキー校。
この魔窟(学校)では、荒くれ者達が校内の覇権を握るため争っていた。
東棟の番長・一之瀬 純(いちのせ じゅん)は、天敵である西棟番長・愛川 丈瑠(あいかわ たける)を倒し
てっぺんを取ることが目標。日々激闘を繰り返していた。
しかしある日、不思議な力のせいで一之瀬はかわいいネコちゃんになってしまう!
一世一代の大ピンチに陥ってしまった一之瀬だったが、
ライバルの愛川は大のネコ好きで〝純にゃん〟と愛称までつけて可愛がってくる。
愛川からの熱烈アプローチに振り回される日々が始まる。
〝かわいい〟に狂う男子高校生の日常に爆笑必至の一冊。

作品情報

作品名
ヤンキーとねこちゃん
著者
タンノシオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Be comic【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784865896305
2.8

(5)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ヤンキーでも。「かわいいは正義!」

強面ヤンキーで、トップに君臨する愛川は無類の猫好き。喧嘩する暇あるなら、猫ちゃんと戯れたい。
そんな愛川に勝負を挑むも、猫のエサやりの時間だから、などと断られた一之瀬はムシャクシャしていた。何かと突っかかる一之瀬に対して、愛川はつい。願ってしまう。
「一之瀬もねこちゃんみたいにかわいかったらまだマシなんだがよ。」
何でそうなる⁈ お星様は願いを聞き入れ、一之瀬は愛川の「理想のねこちゃん」になってしまう。猫耳、ふわふわ尻尾。丸いお目々。小さなお手て。可愛い過ぎる一之瀬にときめきが止まらない!
「かわいいは正義!」と言って憚らない愛川に撫でくり回される一之瀬。
ええ。これがBLだったなら。いや、BLなんだろうけども。「ねこちゃん」は 文字通り、俺のネコにされちゃうんだろうけども。そういうエッチなお話では無い。ただれた大人でごめん。
一之瀬は、自分ではコントロールし切れない頻度で「ねこちゃん」となり、可愛がりたい愛川にシャーシャー言うみたいに怒り、逃げ回る。ドタバタするだけのコメディ。
BL的なときめきやラブは無く、終始「トムとジェリー」。
「なっかっよっく、ケンカしなっ♬」なのだ。

途中、ブラコン弟で「兄さま、大好き」の悠二が登場し、一之瀬は意外にも良家の御子息な事が分かり、どうしてケンカ好きのヤンキーになってしまったのかは謎。
弟は兄さまに野蛮なヤンキー校を辞めて、帰って来て欲しいと願っている。
良家の御子息なので、頭も良い。最終的にはおバカの愛川の勉強を見てやるまでになっている。

うーん。これってば、BLでは無いよね?いつかBLになるのかなぁ。
愛川がそういう意味で一之瀬を好きになるのを密かに待ちたい。今のところ愛川がおバカ過ぎて。一之瀬から好きになってくれそうな要素は皆無だ。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP