今日から俺たちの偽りの夫婦生活が始まった――。

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表題作獣人マリッジ 180日間の夫婦契約

高崎秀生
22歳,大学生,議員の息子
狼獣人,リーマン

同時収録作品惚れCHIKUBI

木瀬
研究所職員
七緒
研究所職員

その他の収録作品

  • 描き下ろし(描き下ろし)

あらすじ

式前日に希少種である狼獣人の花嫁に逃げられた秀生。実は犬の獣人に惹かれてばかりのヤリチンの秀生が、この政略結婚をぶち壊すために計画したことだった。うまくいったと思ったのに、もう一人の狼獣人であり花嫁の双子の兄の郁が妹の振りをして結婚することに!?口うるさい郁にはじめは反発ばかりしていた秀生だったが、狼の姿になった郁がむかし出会った犬獣人と似ていて…?表題作の他、惚れ薬で乳首を好きになってしまう短編作「惚れCHIKUBI」も収録☆

秋水社の公式HPでは、1話目が無料で立ち読みできます!

作品情報

作品名
獣人マリッジ 180日間の夫婦契約
著者
鈴本ノンキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋水社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売元
大都社
発売日
電子発売日
ISBN
9784864953931
2.6

(13)

(0)

萌々

(2)

(4)

中立

(7)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
27
評価数
13
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

2人の大事な想い出を守るため。

大学在学中なのに、家の後継の為、世間体を守る為。希少種である狼獣人との結婚を強いられる秀生。ケモ耳結婚譚、可愛い〜!というお話しでは無く。結構重ための設定世界で驚かされました。
この世界では、希少種とされる狼獣人。実際の我々の世界でも狼はもはや希少種ですが。国はこれを守り、結婚、発情させ、種の存続を奨励するという。国の庇護下にあると言えば聞こえは良いが、それはずっと国の監視下にあるという事。狼獣人として生まれた郁に自由は無いのだ。
秀生の家は議員をやっている、というので、その狼獣人を庇護しているという良きイメージの為に、秀生に結婚を強いる。
最初は反発していた秀生も、郁の不自由さに自分を重ねて。次第に郁を守ろうとして。成長するんです。まぁ、発情した郁の可愛さにアッサリ恋に落ちたとも言えるんですけども。
そもそも秀生は、幼ない頃に一度、狼姿の郁を見かけている。オメガバースじゃ無いけれど、彼等は運命の番と言っても良いのかもしれない。というか、オメガバースにして欲しかったかも。いずれ共に生きる、という選択をする2人なんだけど、種の継続という国の方針に逆らう事になってしまうから。秀生たちは、これから希少種にも選択の自由と尊厳を勝ち取る為に、苦労を強いられるということ。そういう社会を作って行くんだ、と宣言する秀生は頼もしいですが。ここはそう、オメガバースならベビーが簡単に授かれてめでたし!なので。そういうほっこり系でもアリだったかも。だって絵が優しくて、可愛いんだもの。
この絵でこの重たい感じはちょっと意外にも思いました。

国の職員が、2人が励んでるかどうか、を監視に来るんですけど。「私のことは壁だと思って下さって結構ですので。」って、目の前での行為を促すトンデモ。そりゃ私たち読み手側の台詞だわ‼︎ と、ツッコミを入れたくなります。
修正は白抜き。郁のしなる裸体がエッチぃです。

同時収録は、ウッカリ惚れ薬浴びちゃった乳首に執着⁈ 「惚れCHIKUBI」
しとどに濡れるぷっくり乳首にきゅんとしちゃったけど。本当はその乳首の持ち主のことが大好き♡っていう、コミカルなショートストーリー。
攻め受け2人とも可愛い。

4

獣人可愛や♡

ノンキ先生のぶっ飛んだラブコメを読んだことがあって、今回も期待して読みました。
2作品収録されています。
表題作は、いいお話という印象。
同時収録作、こちらはぶっ飛び系でした^^;

【獣人マリッジ 180日の夫婦契約】
遊び人と希少種の人狼による、政略&偽装結婚のお話です。
世界観はよく分かりません。
作り込まれた設定というより、全体的な流れを楽しむ作品です。

狼の獣人・郁がとても可愛くて、恥ずかしがったり興奮したりした時にピョコっと出る耳が堪らん!
狼姿も綺麗なので、もっと見たかったです。

お相手の秀生は、結婚式前日まで女とヤリまくるダメ男。
その秀生が、郁と関わることで人として成長していくところが見所です。

ただ、全体的にあっさりし過ぎていたかなあ。
もう少しストーリーに厚みを持たせて欲しかったですが、全体の印象は悪くないです。


【惚れCHIKUBI】
「乳首がこっち向いた!」で、笑ってしまった;
研究者の木瀬は、惚れ薬により同僚・七緒の乳首に恋してしまって!?……と、いうお話。

乳首が誘惑してきます(笑)
短いストーリーなのに、なかなかの純愛で良かったです。


とても絵がお上手なんですよね。
いつも思うのですが、今回も表紙が素敵。
小説の挿絵なんかも見てみたいなー、なんて思う作家さんの一人です。

2

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