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日常BL好きなので、そんな感じのコミックスないかなぁと探して、こちらを見つけました。
表紙とタイトルからして、これは日常系コメディBLかと思って、購入したら結構生々しくて、切実で重めだった笑
なにより2人が真剣に恋愛してるとこが良いですね。ほんとにこんなカップルいそう
挿入だけがSEX じゃないに激しく同意!こんな風に自分達の性のあり方とか、楽しみ方とか話し合えるのってとっても素敵だなと
途中2人迷子になってましたが、先輩と店長さんのお陰で、分かり合えたのはほんとに良かった。
こんな風な同棲カップルが日常生活を送ってる中で、ハプニングが起こっての、仲直りからの愛を確かめ合うみたいな作品がもっとよみたいな
「午前0時に腹が鳴り」でも感じましたが、ゆざきさかおみ先生は現実的で生々しい話を描きますね。
2人は体格差カップル。
穴小×棒大。
これでは挿入出来ない。
落ち込むトーマにヒロ「挿入するだけがセッ クスなのか?セッ クスとはコミュニケーションだ、楽しむ事に意義がある」
そうだそうだ!
挿入しなくても気持ち良くなれる方法を探そうよ。
そう決めたはずなのに…大好きだから挿入させてあげたい。大好きだから挿入したい。
2人の苦悩、思考回路が手に取るように理解出来ました。
挿「入」と言う字は人と人が支えあって出来てますね(本当は人ですけど(笑))
彼らは支えあっている…ように見えるけれど、本当は?
相手の為に無理してない?
相手の幸せが自分の幸せ?
自分が我慢すれば幸せ?
あのー、やっぱりリバは駄目なのかな。
切れ痔って治らないんですか?
トーマが童貞、ヒロが経験者で人格者なのでトーマの思考が止まってしまったのが失敗でしたね。
2人の目的が挿入に変わってしまった。
彼らの本質的な問題は挿入ではない。
根っこは信頼関係が築けていない所。
問題を摩り替えてはいけない。
外野の友達2人のアドバイスがとても良かった。
心に響いた。
迷子になっていたトーマとヒロに決め付けでは無く様々な道を教えてくれた。
彼らに相談して客観視出来た2人は幸せだと思います。
セッ クスの合意に履行義務はない。
本当それ!
部屋に入れた、キスしてくれた、それだけで合意にはならない。これは異性でも同性でも恋人でもセ フレでも変わらない。
まずは話し合う事。
急がば回れ、意見を押し付けず、理知的に冷静に感情的にならない。
これが難しいんだよなぁ…。
完璧じゃなくて良いのよ、人間だもの。
ぶつかり合いながら2人だけの形に収まるよ。
もしかしたら、将来2人は別れるかもしれない。
それでも良いかも、一旦離れるのも大事だよ。焦らなくて良いよ。
まずは2人でゆっくり話し合おうよ。
人生長いんだもの、それで気付ける事も有るしこれからの糧になるよ。
金言が散りばめられてます。
是非とも年齢、性別問わず様々な人に読んで貰いたい。
出来るなら20代位に読みたかった。
電子書籍の試し読みを見た上で購入しました。
1話だけを読んだ感想は
“明るく楽しく挿入以外のセックスを模索する話”かと思ってました。
絵が好き!!ジャケ買いしよう!!と思った方に
他の方のレビューをしっかり読むべき!!!
と一言伝えておきたい作品です。
このコミックはBLというよりは
レディースコミックに近いような気がします。
受けちゃんの思考が良くも悪くも
“令和を生きる女性感”に
溢れているように感じます。
堂々とセックスを楽しむ!!
エロ写メだって送っちゃう!!と
どんどんエロエンジョイしてるな〜!!
と思ってたら“彼氏がコンドーム持ってた”ところで急にトーンダウンからの
「ダメ彼氏」呼ばわりは…
ちょっと私はついていけなかったです。
確かに攻め君ちょっと童貞チックな突っ走りがあるにしても
先にコンドーム使ってたあなたがそこまで言う…?みたいな…。
セックスの気持ち良さの醍醐味の一つが挿入なので
「やっぱりゆくゆく挿入したい!」と思った時用に
コンドームを持つのは良い事で相手に対して誠実なのではないか。
と私は思ってしまうので…。
その後、挿入のアレコレで
どんどんすれ違っていくんですが
感情的に理屈っぽくモヤモヤしてる受けちゃんが
見ていて女々(おんなおんな)してる感じです。
しくしくめそめそ…みたいな
女々(めめ)しい感じではなくて
Twitterでウーマンライツを延々ツイートしてる人や女友達と愚痴る時のような
女々(おんなおんな)っぽさを感じました。
女性の「二次元三次元問わず女性が性的搾取されてる!!」
という思いを挿入される側の受けちゃんに
代弁してもらおう!!みたいな雰囲気が
レディースコミック感が強くて
「え…これ、BLだよね…?」と
正直脳内が混乱してしまいました。
受けちゃんがモヤモヤする事や
ウーマンライツを語る行為
男女問わず性的合意について話し合う事は
とても重要で必要な事であり
それが悪いと言いたい訳では決してありません。
ただ、楽しく読みたい!巨根堪能したい!!
濃厚エロマンガ摂取したい!!ヒャホー!!
と思って読んだら、マンガどころか
経本だった…。みたいなガッカリ感があったのです。
偶然に出会い、打ち解け合ったふたりがいざセックスを致そうとした時に直面したトーマの大きなアレがヒロの小さなおしりに挿入るのか問題。
情緒も何もないことを言ってしまえば、そりゃするのならば挿入るに越したことはない。
ひとつに繋がるというシンプルな行為は何よりもわかりやすい。
でも、それだけじゃない。
セックスは挿れるだけじゃない。
受け入れる所は一箇所だけじゃない。
ヒロの言葉にハッとさせられて、ふたりで一緒に愛し方や愛され方を模索していこうとする姿にはすごく胸を打たれたんです。
ヒロのちょっと理屈屋で小難しい部分とトーマの控えめだけど率直な部分とがいい感じにカバーし合って、もうこのままはいらなくてもいいじゃないか、と思わせられるくらいにふたりで作り上げていくふたりらしい愛の形を見せてもらえるんだと期待が膨らんで。
それでもやっぱり『挿入』という言葉はどうしてもふたりの中から存在感を完全に無くすことは出来ずにぐるぐるぐるぐる渦巻いて、ふたりの関係に暗雲が立ち込めて…
なので、ヒロが先輩に、トーマが店長にそれぞれ悩み相談をした時、一度は第三者目線からアドバイスされるのもひとつの手段だろうと思っていたのですが、相談が第二ラウンドまで延長してひたすらにねとねとぐるぐる消極的に悩み倒すので、悩むのももちろん相手を思い遣るがゆえのことなんですが、ちょっともやっとしてしまいました。
はじめの段階の行為に対する考え方ややりとりがとても良かっただけに、挿入云々で喧嘩した後のヒロの先っぽはいれば…発言や後半の悩みパートが少しお話しのコンセプトから逸れてしまったようで残念に感じてしまったのですが、悩みまくって一周した分、またふたりらしく気持ちを育んでいってもらいたいな、とも思いました。
「穴に棒を挿れるだけがセックスじゃない!」
ヒロの小さくて狭いところにトーマの大きなモノは入らないだろう。
せっかくのいいムードからの、雪崩れ込みエッチに持ち込めなくて。項垂れるトーマに、
厳しくもハッキリ。提案するヒロの清々しさ。そう、セックスはコミュニケーション!
誰かの「ちゃんとしたセックス」とやらに並ぶ必要なんて無いし、2人で気持ち良く無ければ意味なんて無い。これは文字通り、「俺たちのセックス」を模索して行く物語。
うん、例えば。BLってばファンタジーだから。割とアッサリ凄いモノがその日のうちに入ってしまう。そして処女なのに感じまくれて気持ち良い!だって愛があるから‼︎ ってなものなんだけど。実際には、ゲイカップルが必ずしもアナルセックスをしているわけでは無いとも聞く。結構色々大変そうだし。アナルセックスしなくても気持ち良い事は2人で出来る。
一旦はそう納得した筈のトーマでしたが、やっぱり。恋人を満足させてあげられないのでは無いかとグールグル。結局、スムーズな挿入へ向けて、歩み出す。
これも、2人で話し合った結論だから良いんですけど。私はもう少し、他の道を模索っていうのも、も少しウロウロして欲しかったなぁ、なんて思うのです。
だって最初に話し合ったことは真実だと思うから。ヒロも言う様に、挿入しなくたって「ダメ彼氏」では無いし。話し合えない独りよがりの方が「ダメ彼氏」ですもんね。
お互いがお互いを想うあまりに、ちょっとだけすれ違ってしまう2人。
受け身であるヒロは、辛くても自分さえ我慢すれば。などと思ってしまうし。
経験が無くて下手だから、上手くできないと思い込んでしまうトーマ。
向き合う事をやめて、他の人に相談してしまっては、嫉妬して。もちろん、ヒロの先輩も、バーのマスターも、とてもいい人たちなので、『世話の焼ける』と思いながら見守ってくれる温かさ。当て馬にもならないので、ホッとさせてくれます。
結論としては、やはり、うまいこと挿入にたどり着くし、気持ちも通い合ってめでたし!なんです。でもやっぱり「はいらなくても、いいじゃないか」って思います。
大好きで一緒に居れたなら。互いに互いを思いやれたなら。それが一番ってね。
個人的には最初の方の、「ハルキストですか!」と、トーマを叱るヒロが好き。
ここで「ハルキスト」という言葉を出す事に、目からウロコ。ああそうか、ハルキストってそう言うことか、って妙に得心してしまいました。いや、ハルキスト聞いたら怒るかもしんないですけども。ちょっと笑ってしまいます。
修正は白抜き。多分、トーマの覚えたてのセックスには、ヒロは大変になりそう。でも、今日は嫌、今日はこうしたいって言える2人だから。これからもきっと大丈夫。