熱砂の黒鷹と約束のつがい コミコミスタジオ限定特典小冊子 傷痕

nessa no kurotaka to yakusoku no tsugai

熱砂の黒鷹と約束のつがい コミコミスタジオ限定特典小冊子 傷痕
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

59

レビュー数
4
得点
12
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 

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イラスト
 
媒体
小冊子
出版社
笠倉出版社
発売日
価格
非売品
付いてきた作品(特典の場合)
熱砂の黒鷹と約束のつがい(但コミコミスタジオ購入時のみ)
ページ数
12ページ

あらすじ

熱砂の黒鷹と約束のつがい
コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子

「傷痕」
A5サイズ全12頁(内小説7頁,上下段組)

ヴィルベルトの友であるアルヴィンとラフィーフのスピンオフ。ラフィーフ視点の本編の前日譚。

表題作熱砂の黒鷹と約束のつがい コミコミスタジオ限定特典小冊子 傷痕

アルヴィン,「白い悪魔」の異名を持つ鷹族
ラフィーフ,アルヴィンの番の鷹匠

レビュー投稿数4

この2人の続編を

とても気になっていたアルヴィンとラフィーフのお話でした。

登場人物の鷹族で唯一の妻帯者だったアルヴィン、ラフィーフの目を通して「巣篭もり」の様子が語られていました。本編でもナダがアルヴィンが妻帯者だと気にしてましたよね。

ここでアルヴィンとラフィーフだけなら問題なかったのに、あえてアルヴィンの妻を登場させてきた中原先生の挑戦は何か意図があるのでしょうか?
この2人を主人公にした続編があるなら、是非読みたいと思いました。

何故ならアルヴィンの鷹族の妻があまりにも恐ろしかったからです。
ラフィーフは妻は無邪気で他意は無いと納得してましたが、いやいやそんなわけ無いだろうと思ったんです。アルヴィンの妻に対する態度も上辺だけで胡散臭く感じてしまいました。


このお話はヴィルベルトがまだ幽閉されていた頃のお話でした。蛇使い達の攻撃が激しかった時のお話です。ヴィルベルトの活躍で一時的な平和が訪れましたが、蛇使い達は逃げています。

それに番を解消しないで国を守り続けると王に誓った2人に、いやラフィーフにあの妻がこれから何もしないなんて思えないんですよね。

あー気になるわ!

0

本音の見えない大人達

本品は『熱砂の黒鷹と約束のつがい』の
コミコミ特典小冊子です。

本編幕間、アルヴィンとラフィーフのお話です。

鷹匠は鷹族の番として彼らを使役するとともに
狩りで傷ついた彼らの心身をいやす役目を負います。
14間の狩りを終えた鷹匠のラフィーフは
「白い悪魔」と呼ばれるアルヴィンに
彼の屋敷の奥に押し込まれ、貪られていました。

純白の羽根が割け、ぼろぼろな彼は
獣じみた息つかいと荒々しい手つきと激しい腰使いで
ラフィーフを翻弄します。

しかし最中に、
サイドテーブルに置かれた水差しが目に入り・・・

A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームでアルヴィン達の巣籠風景が描かれています♪

撫でやかな金髪を持つ彼女はいつも
柑橘系の果物を入れた水差しを用意してくれます。
彼女なりの気遣いだと思うものの
「存在を忘れるな」という訴えのようでも感じてました。

そして巣籠を終えたラフィーフとアルヴィンは
彼女にいつも美しい笑顔で迎えられます。

アルヴィンは美しい妻への愛情表現を惜しまず、
自慢に思っている事を隠さず、
彼女もラフィーフを客人として丁寧に扱います。

そして食事を振舞ってくれながらアルヴィンに
「そろそろ子供が欲しい」と訴えるのです。

ラフィーフは楽しそうに子供の話する2人に
理想的な夫婦の形を見ながらも
愛する女のいる鷹族を番に持つ鷹匠は
いたたまれず歪んだ自分達の関係を思う

・・・という鷹族と鷹匠の関係の裏にある
闇を見せつけられたダークな短編でした。

3人とも"いい"大人なので
相手よりも優位にいるためというか
弱みを見せないために
それぞれの役目を保っていますが
闇が深すぎます (>_<)

国の安全を守るためという大目的のためには
妻を持つ鷹族として、番の鷹匠として
鷹匠と番う鷹族の妻として独占欲と矜持、嫉妬に
折り合いを付けていくしかない
彼らの水面下での戦いがコワかったです。

2

アルヴィンとラフィーフ

コミコミさんの小冊子。もうちょっと活躍を読みたいなと思っていたアルヴィンとラフィーフのお話なんですけど!アルヴィンには妻がいて!うーん、この二人は一体どういう関係なんだ????と頭抱える気持ちになった小冊子でした。ちょっと不可思議すぎで萌とはいいがたい、でも気になるという感じの小話です。すいません中立で。


だってですよ?巣ごもり終わった後、「お食事をしていって」と声をかけてくるのです、美しい鷹族の妻が。アルヴィンは金の美しく長い髪を持つ妻のことをきちんと愛しているようで、「そろそろ子どもが欲しいわ」などと目の前で相談されてしまうわけです。うーん???

いたたまれない気持ちなのでは?とラフィーフがめちゃくちゃ可哀想に思えるお話でした。もっと読みたいわと思っていたアルヴィンだったんですけどね。この関係を知ったら、この続きは悲惨な方面にしか思いつかないじゃんよ・・と思うのですが、どうなんでしょう、先生。

3

ほの暗さと、どろどろと

こちらの小冊子は、ヴィルベルトとナダのお話ではなく、本編に登場したサブキャラクターのアルヴィンとその番、ラフィーフのお話となります。
時系列的には、本編でヴィルベルトが牢屋から出る少し前あたりでしょうか。
上下段組で読み応えがあります。

このお話を読んだ後に本編終盤のシーンを読むと、アルヴィンとラフィーフの関係性がまた違ったものに見えるかも。
そんな風に思えるほど、結構複雑な関係が描かれているんですよね。本編ではこんな雰囲気の番だとは思ってもいなかったので、ちょっとこれ、ショートストーリーではなく1冊で読んでみたい。

本編で登場した鷹族の中で、唯一の既婚者だったアルヴィン。
鷹匠は結婚が出来ないけれど、鷹族は番とは別に結婚が出来るという設定がここで効いてくる。
アルヴィンの番である鷹匠のラフィーフ視点で進むお話なのですが、番の目線で語られる、番しか知らないアルヴィンの姿が物凄く新鮮。
人当たりが良く、なおかつ国の英雄と言われるほどの実力と美しさと気品を持つアルヴィンの鷹族ならではの姿が見られます。
そして、ラフィーフからアルヴィンへのぐちゃぐちゃとした感情と、アルヴィンの妻との間のどろどろ感がたまらないほの暗さなんですよ。
アルヴィン視点でも読んでみたくなる。
女性が登場するお話が苦手な方にはおすすめはしづらい。でも、このどろどろさがお好きな方もきっといるはず。

パンとシチューが怖くなるショートストーリーでした。

2