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ちょうど「イルミネイト」をレビューしたところで、こちらを思い出しました。
幼なじみの3人。女性の視点で描かれるのがいい。
ずっと、一人の男を取り合っていた、自分と彼。それが今では結婚して一緒に暮らしている。ライバルでもあり同士でもあった2人。
そこへ件の彼がやってきて。。
今明かされる真実。
成長してかっこよくなった彼。
当時も今も、変わらない気持ち。
けどままならない。
そんな空気感とそれぞれのせつない想いが交錯する作品でした。
他に、その彼、シムラの今のお話があり、彼の幸せが感じられるカタルシスな後日談でした。
登場人物が男2人だけだと矢印が1つ、又は2つだけなのに女1人増えるとここまで複雑怪奇になるんだな。
河内遥先生の発想と構成に思わず唸りました。
恋をすると綺麗になる。
例えその矢印が自分では無くてもシムラ君なら魅力が増すだろうな。
登場人物の中で一番魅力的に感じまして、七階の女で更に増しました。
なんだかんだ一番な功労者ですね。
お互いにぶつかっていた点と線が12年後、少し交わっていたことを知る。
ショックをあまり受けないのは完全に矢印がリキに移ったからでしょうか。
だからこそ、「アリ」はナシだなー!
欲張りだなぁ、奥さんは。
そして「お腹痛い」はヘタレだなー!と、色々茶々を入れたくなる。私はどの立場なんだろう。
野球見てるお父さんの野次みたいだ(笑)
惑星と衛星が近づいたら彗星になると分かっていながら、ワクワクするキミカの気持ちを理解出来てしまうのは同属で同じ腐なんですね。
表紙で気付きました。
リキ君修学旅行中にお腹が痛そうで、かわいそうですね(笑)
なんでミカじゃなくてキミカなんでしょう。
「カミキリムシ」リキとキミカでくっつく様にキを被せたのか?
そしたらシムラは、猫毛の彼の名前はラが頭文字の名前なのかな?もし続編でたら確認してみよー。
ラキ君とかだったらそれはそれで面白そう。