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表題作ネコ耳隊長と副隊長

イェリク・サグレアン,24歳,近衛第二中隊副隊長で伯爵家嫡子
マティアス・オーグレーン,29歳,近衛第二中隊隊長で侯爵家の次男

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  • あとがき

あらすじ

近衛隊長マティアスに猫耳と尻尾と雌猫フェロモンが!
美貌の鬼上官に憧れていた部下のイェリクは発情した体を秘密裏に慰めることに…。


近衛第二中隊隊長のマティアスはサド気質でありながら端麗な容姿と抜群の出自と能力で、老若男女問わずモテまくる完全無欠の男。
そんなマティアスがうっかり猫を助けたら、恩返しとばかり耳と尻尾を生やされてしまった!
その異変にいち早く気づいた副隊長のイェリクは、雌猫のように発情してしまったマティアスに抱いてほしいと頼まれて…。
日頃憧れてやまない上官の窮地。恋慕をひた隠し、マティアスの望みを叶えるイェリクだったが…。

作品情報

作品名
ネコ耳隊長と副隊長
著者
松雪奈々 
イラスト
鷹丘モトナリ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784576210759
3.6

(11)

(2)

萌々

(5)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
38
評価数
11
平均
3.6 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数3

はた迷惑な恩返し

今回は第二中隊の副隊長と隊長のお話です。

助けた猫のせいで発情する受様の慰め役だった攻様が
心身ともに受様の恋人になるまで。

攻様は副隊長を務める近衛第二中隊は
新人塀の教育部隊で新人兵約100名を指導隊員11名が
厳しく指導しています。

その隊長は王宮屈指の名門侯爵家の次男で
貴賓高く常に余裕のある冷静な態度、
頭脳明晰にして身体能力は近衛隊随一、
端正な容姿ながら男の色気とサド気質を併せ持つ
唯一無二の存在です。

この隊長こそが今回の受様です♪

受様は攻様が入隊した6年前に隊長に就任ますが、
当時からサド気質でズバ抜けた技術を持って
トップとして隊員の崇拝の対象でした。

攻様も当然ながら憧れて1年の教育機関を過ごし、
王宮及び王都警備の第三中隊に配属後になるも
異動希望を出し続けた成果か

去年第二中隊の副隊長に配属されてからは
正に至福の毎日を送っています。

攻様は温厚で気が利き、指導も論理的かつ的確で
隊長の行き過ぎた行為には必ずフォローをしてくれ

受様は攻様を副隊長にして良かったと思っていますが
ふとした瞬間にやけどしそうなほどの熱さを秘めた
瞳を向けられて戸惑う事がままありました。

実は受様のサドキャラは若い隊長が
新人に舐められないようにと生み出したモノなのに
攻様は本気で信じていたらしく
受様は正直、ショックを受けてしまいます。

そんな受様でしたがある朝、
カラスに追われている黒猫を助けた事で
とても厄介な身の上になってしまいます。

受様の助けた猫は2本の尻尾を持つよう猫で
助けてくれた礼として受様の悩みを解決してやる
と言うのですが、

それは童貞の受様を雌猫のフェロモンで
モテモテにするというものでした。

猫耳と猫尻尾と言うオプション付き♪

しかも雌猫のフェロモンが作用したためか
発情した受様が欲した刺激は前にではなく
後ろだったのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

突然、猫耳&尻尾を付けられた受様の
未来は明るいのか!?

助けた猫に礼として発情する体にされた受様と
入隊時から受様に恋焦がれていた攻様の
もふ系ラブコメディになります♪

どうにもならなくなりつつも
猫耳を隠す帽子をかぶって出勤した受様は
ちょうど忘れ物をして更衣室に戻っきた攻様と
ばったりあってしまいます。

攻様はムラムラする気持ちを抑えて見守りましたが
呼吸が荒く、動作のたどたどしい受様に
熱でもあるのかと心配になるのですが

帽子が落ちた事で猫耳がばれ
火照った身体が限界を迎えてしまい
攻様に抱いてもらう事にするのですよ♪

受様的には窮地に一生、地獄に仏、
攻様的には馬にニンジン、猫にカツオブシ♡

攻様は受様を美味しく頂き
その後も受様が高まる度に慰める役目を
担うようになるのです。

そんな日々の中で
受様は攻様を意識するようになるのですが
身体先行の2人の恋は素直にまとまるはずもなく(笑)

受様激ラブではあはあな攻様と
攻様の好意に全く気付ずぐるぐるな受様が
恋仲になるまで楽しく読ませて頂きました♪

お互いをカッコイイ男と思っているのですが
それぞれの内心と実態が見えている読者には
その思い込みっぷりが面白かったです。

攻様が受様にボォとなってよくよく鼻血をだしたり
中出しするとフェロモンが治まるとねだる受様に
ニンマリ萌えさせて頂きました♡

2

あ、あの隊長の頭に、、、猫耳!?

せっかくだから他の男に犯されるエピソードも欲しかった
といったら怒られるだろうか。
他の男に犯されてる隊長をみて発狂する副隊長がみたかっ・・・(殴

さて、今回は世にも奇妙な恩返しの話。
助けたネコの恩返しで猫耳、しっぽを手に入れた副隊長。
あれよあれよと発情を覚えフェロモンをまき散らす身体になってしまった。
「童貞卒業できたらいいね」なんてプレゼントが
まさか処女を失うとか、まさに悲劇w

毎日隊長を見ては鼻血を吹くほど、隊長が大好きな副隊長との
やりとり、面白かったです。
副隊長の愛とは反対に、迷惑なら他をあたるぜw
なんていう男前(?)な隊長も面白かった。
災い転じて福となったお話でございます。

1

トンチキ設定とすれ違いと

最強で最高にかわいい恋人!

毎日セックスしないといけないお話第4弾でしょうか。
「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」を連想しました。

受けが黒猫を助けたら、お礼にネコ耳シッポと、童貞だから雌猫フェロモンをあげるねって。モテモテになるよ〜って。

翌日には受けは発情するし隊員たちは群がってくるしで。そんなところに副隊長に相手を頼み…。

すれ違いが切ないですね。
堅物受けが恋を自覚するまで。攻めは体はもらえても心は手に入らないと切なくて。

いざ受けが恋を自覚した時にはネコ耳シッポもフェロモンも消えて。

男を見せなよ!自分から行くんだ!と受けの行動をハラハラしてましたが、なんとかうまくいきましたね。

なかなか素直になれない受けですが、攻めがちゃんとわかってくれてていいですね!

1

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