アルファは、オメガを、守るためにいるんだ

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  • 偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~

偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~

henai shishi to mitsuori no omega

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表題作偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~

御木本獅旺
獅子族のアルファで夕侑と同じ高校の3年生で寮長
大谷夕侑
ヒト族のオメガで高校1年生

同時収録作品偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~

白原
ユキヒョウの獣人・高校3年生で副生徒会長
大谷夕侑
ヒト族のオメガで高校1年生

その他の収録作品

  • 偏愛獅子と、蜜檻のオメガ(書き下ろし番外編)

あらすじ

ヒト族オメガの大谷夕侑(おおたに ゆう)は、獣人アルファが通う学園唯一のオメガ奨学生。
貞操帯を嵌め、発情期には『発情耐久訓練』の生き餌としてアルファ達の欲望を一身に向けられていた。
そんな夕侑の前に、寮長である獅子族のエリート御曹司・御木本獅旺(みきもと しおう)が現れる。
彼は夕侑に“運命の番”の気配を感じていた。しかし獅子族にトラウマのある夕侑は到底受け入れられず……。
境遇の違うふたりが『幸せ』を見いだす、極上オメガバースストーリー。
『第一回 fujossy 小説大賞・春』大賞受賞作、大幅加筆&限定書き下ろしも収録!

作品情報

作品名
偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~
著者
伽野せり 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレア文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784434293320
3.8

(26)

(8)

萌々

(12)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
98
評価数
26
平均
3.8 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数6

獣人オメガバース

他の方もおっしゃっているように、オメガバースの王道(エリートアルファ×不憫オメガ)ながらも、設定に一捻りある物語です。

不憫すぎる受け、受けが虐げられる環境というのが個人的にちょっと苦手で……

きっと救われるに違いないんだから!それまでの展開は耐えるぞ!と覚悟を決めて読んだのですが、ストーリーに夢中になり、気づいたら一冊読み終えていました。

昔、同じオメガである友人が街中で急にヒートになり、獣人アルファに襲われて亡くなったことがトラウマとなり、獣人アルファを恐れている夕侑(ゆう)。

貞操帯を嵌め、発情期には『発情耐久訓練』の生き餌としてアルファ達の訓練の餌にされている。(貞操帯がなんともエロティックですよね。。)

ある日、訓練中に檻の中にまで侵入されそうになり、危機一髪!のところに
獅子族の獅旺(しおう)が現れ、夕侑を襲う獣たちの前に立ちはだかり…

二人は実は「運命の番」なのですが、幼い頃のトラウマから、夕侑はどうしても獅旺への恐怖が拭えず、、(ざっくりストーリー)

尊大な態度を見せながらも、夕侑を怖がらせないよう配慮した態度を見せる獅旺の想いと苦悩が描かれていて、心掴まれました。

獅旺の不器用なところ、夕侑が怯えつつも惹かれていく様子にドキドキと萌えが詰まっています◎
読み終わってすぐ、2巻も購入しました。

=============
3P(貞操帯があるため、本番まではいっていないのですが)のシーンがあります。
苦手な方はご注意ください。

0

青春

 学園生活中のThe青春な感じにほっこり。
 獅旺のスパダリっぷりにくぅ〜っとなるのに、夕侑がそれに全く気づいてないのがもどかしい。
 獅旺の言葉が足りないのか、夕侑がネガティブで消極的すぎるのか。
 そこまで気にならないけど、夕侑の考え方が自分の思考と真逆すぎて、所々もやっとする。

 ハラハラするシーンはあったけど、印象に残るシーンがパッと思いつかないくらいには、抑揚がない展開かなあと感じました。
 続編も購入済みなので、獅旺家族とのいざこざがどうなるのか恐怖に脅えながら読了。

1

攻めが健気

コミカライズ版を見つけて、原作に興味を持って電子で購入してみました。
『第一回 fujossy 小説大賞・春』大賞受賞作ということで、こちらの続編以外の作品はまだ無いようです。

御曹司で俺様なアルファの獅旺と、あくまでもオメガとして自立を目指す夕侑のすれ違いを楽しむお話でした。
構成とかストーリー運びは凄く面白かったんですが、いかんせん夕侑のガチガチに固まった考え方に共感が持てませんでした。
なので亡くなった親友の犬族のベータの恋人が、終盤に夕侑に言った言葉に凄く納得してしまいました。あ〜スッキリしたわ!www

一方で傲岸で俺様だと思ってた獅旺が、実は情愛深くて献身的な人物だと知って一気に気の毒になりました。言葉足らずなだけで健気なんです。

夕侑の為に身辺を整えて卒業時に迎えに来るなんて、若いのにしっかりしてると感動したんです。

お互いの気持ちを確認し合って番になったところで終わってました。これから獅旺が大学に通う東京で一緒に同棲するらしいので、続巻を読みたいと思います。

獅旺の言う通りに夕侑との事を両親が本当に納得してるのかが気になるところです。

貞操帯とか「発情耐久訓練」とか、派手派手しい単語ばかりに目が行きますが、2人が共通のヒーローを好きだとかお互いに遊園地が初めてとか可愛いところも沢山ありました。

ただ凄く長い作品なので休みの日に読むことをお勧めします。

2

王道ものだけど、一ひねりあって面白かった

着眼が面白いと思う。

場所は、富士山の麓。
・・昔あった富士サファリパークを連想してしまった。
そこにある獣人専門の全寮制学園、9割獣人、1割人型。

獣人は、ウイルスによって遺伝子が変容したもので、
物語は、Ωバースルールの獣人もの。

学園内でΩが発情すると、訓練開始となって、檻の中に入れた発情Ωのフェロモンへの耐性を訓練、
Ωのフェロモンに我慢できない獣人αが檻に群れ出し、檻に触れた獣人生徒が次々に抑制剤を打たれる。

・・獅子の獣人と、平凡で貧弱なΩ人型の学園内恋愛。
エリート獣人が平凡Ωに執着するのは、遺伝子のタイプがマッチしたから。

続編も電子版でセット売りしていたので、読了。

4

運命の番

表紙の雰囲気と帯の煽りの感じから
もっと手籠め系の話なのかなと読み始めましたが
なんか甘酸っぱいというか、純愛でしたね。
個人的にはもっとガツンガツンしたてんかいをきb・・・(殴

獣人オメガバースでございます。
最近この手の設定が増えてきましたが、
Ωであり人間の受がよりΩとしてのフェロモンが強く
その強いフェロモンを使って、α獣人の忍耐を鍛えるという
なんだ特殊訓練設定が面白かった。
冒頭からの攻の俺様な発言から最初の交合。
そこから誤解和解を経ていく過程で
攻がなぜ最初に高圧的というか、俺様な発言に見えたのか
というところまで垣間見えて面白かった。

せっかくのヒートなのに
貞操帯のせい(おかげ)でがっつり合体できない
モドカシイ寸止めな設定もあるいみ良かったのかなと思います。
両想いからの続編も読めたら嬉しい作品

3

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