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人魚の恋に触れたなら

ningo no koi ni hureta nara

  • 電子単話
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あらすじ

島に住む夏生は人魚の少年・氷魚と出会って以来、いつもそのそばにいた。人間は人魚に決して触れてはいけない。氷魚の美しさに魅かれながら、触れられない夏生。そんな時、夏生の引越しが決まり――。(42P)

作品情報

作品名
人魚の恋に触れたなら
著者
イズミハルカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
××LaLa
電子発売日
4.4

(9)

(4)

萌々

(5)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
40
評価数
9
平均
4.4 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数2

短編なのに読み応えがある!

東京から島にやって来たよそ者の夏生と希少種である人魚の氷魚。

かつて氷魚が人間の子どもにいじめられていたところを夏生が助けて以来、二人は10年来の幼なじみだ。

しかし人魚は人が触れると火傷するという、二人の間には乗り越えられない壁がそこにあった。

でも夏生は出会ったその日から、氷魚を絶対に守ると独占欲を秘め決めたが、親の都合でまた東京へ戻ることに。

別れが迫ったある夜、二人は海で会っていた。
氷魚は最後だからと、服の上から体を触ることを夏生に許す。

するとお互い感情が溢れ出してしまう。

氷魚は、自分が人魚で厄介だから夏生がいなくなってしまうのではないかと悪態をつく。
対して夏生は、わざと心にもないことを言って氷魚を怒らせるが、そこで氷魚から突然キスをされる。

触れ合った箇所が火傷をし、驚いた夏生は氷魚を突き飛ばし、そのまま氷魚は海へ。
それが2人の別れとなり、、、


たった43ページしかないお話なのに、起承転結がとにかくエモい。
そしてラストはハピエンで泣かせてくるので、ぜひ騙されたと思って読んでみてほしいです。

いや、いい意味で騙されて読んでほしいです。


絵もお話にぴったりで美しかったです。



1

続編があってほしい

人間の夏生と人魚の氷魚は出会ってから10年そばにいて、夏生が東京へ引っ越すことになったところから始まります。

氷魚に惹かれながらも人間が人魚の身体に触れたら火傷させてしまうから絶対に触らないと言い聞かせる夏生が切なかったです。

ずっと触れないと思っていた氷魚に触って良いと言われて夏生から滲みだす独占欲と氷魚の本音が交錯して喧嘩別れのようになってしまったときはヒヤヒヤしましたが、最後はハッピーエンドで楽しく読めました!

夏生が氷魚に会いに行くところが読めたら嬉しいので、続編があってほしいです!

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