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表題作ハニーベリーの獣

カナタ,8年ぶりに帰国
イブキ,大学生,クラブリリースNo. 1キャスト

同時収録作品ハニーベリーの獣

店の客たち
イブキ,クラブリリースキャスト

同時収録作品かわいいのはそっち

徳永,大学生
笠原清孝,29歳,サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

オレのこと、美味しそうに見えるでしょ…?

留学先から8年ぶりに日本に帰国したカナタは、友人の勧めで会員制の高級クラブ「Release」に連れてこられる。
そこは、「ベリー」と呼ばれるドラッグでケモミミ&シッポなど動物の性質が現れた店員と、料金次第で貸し切りやエッチなことができる店だった。
そんなことに興味はないと帰ろうとした矢先、店の人気No 1・イブキが客に絡まれているのを目撃し強引に救い出すが、
ドラッグで発情していたイブキに「ベリー」を飲まされオオカミの姿に! ドラッグのせいで理性が抑えられないカナタはイブキに襲いかかってしまう…!!

作品情報

作品名
ハニーベリーの獣
著者
白松 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784910582009
3.8

(33)

(13)

萌々

(8)

(6)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
120
評価数
33
平均
3.8 / 5
神率
39.4%

レビュー投稿数4

獣人化する薬

「ベリー」という薬を服用すると、その人の本性にあった獣人に変化する。

狼と兎、御曹司と業界売れっ子の恋。

ベリーは、将来本当に世の中に登場するんじゃないかと思った。
少しSF要素ありのBL。恋のパターンは、ほぼ王道。
可愛い内容なんだけど、最後の「先生」編は、どうしてそうなのかな?と感じる無理な詰め方だったような気がした。
面白かった。

完結後でも、コミックではなく分冊版で読んだのですが、
各巻に小さな山場を盛り込んでいる、構成上手な作家だなと思った。
分冊版に小さな山を構成していたら、続きを読みたくなりますよね。

1

あまくて刺激的

飲むと動物の性質(個人差あり)が現れ、性格にも少し影響が出るという作用があるドラッグ、『berry』。

8年ぶりに日本に帰国したカナタ。
久しぶりに会った友人たちにberryを使い動物の特性の出たキャストが働くクラブに連れて行かれ、うさぎの性質を持つナンバーワンキャストのイブキと関わりを持ちます。
危なげなイブキを放っておけないカナタはイブキを保護的な感覚で貸し切るもののイブキにberryを飲まされてオオカミの特性が発現してしまい…。

イブキとカナタのうさぎとオオカミのケモミミエッチは一回だけ。両想い後は普通にいたしています。
作中でうさぎイブキと店の客との3Pだったり、ちょっと揉める描写があるので苦手な方はご注意を。

性的なことをして褒められて存在意義を得ることで満たされる歪んだ願望を持つイブキの心をスパダリワンコで光属性のカナタがあたたかく包んでいて。
あまくて刺激的な出会いからあまい穏やかな関係の恋人同士になってよかったです。

同時収録は失恋とペットロスとそれぞれ悲しみを抱えたふたりが慰め合ったことから始まっていく恋のお話しでした。

0

攻にギャップが欲しかった

殆どが表題ですが同時収録に短編が一話入っています。
絵柄はとてもお上手で大変眼福でした。


初(?)でワンコな8年ぶりに帰国したボンボンの美形攻×両親との間に確執を抱えた風俗店でNo.1の無気力気味な受というカプです。


お話は飲めば動物の耳と尻尾や特性が現れる薬【ベリー】。
その薬を服用した店員とエッチが出来る高級風俗店リリースのNo.1のイブキ(受)とひょんな事で接点を持ってしまったカナタ(攻)という感じで始まります。

すみません。
以下辛口です。


【感想】

前作の時から凄く絵柄はお上手で好みの作者様だとは思っていたのですが…どうもお話の矛盾が気になってしまうというのがあったのですがバニー受に狼攻という設定に惹かれて購入しましたが………うーーーーん…なんだろう…カナタが次期社長ボンボンという設定にしては言動が子供っぽすぎてちょっとバカっぽすぎる…でも仕事は出来るっぽい?というのが気になってしまい序盤で既に魅力が大幅減。
しかも次期社長なのに世間の事に疎すぎるし簡単に人を信用しすぎでは?ワンコ攻にしたかったからこういう感じなのかな?と首を終始傾げてしまいました。
イブキも両親と確執を抱えているけどイマイチこう不憫受というには萌きれず…
2人とも見たままでギャップがないのが一番萌えない理由かなと思いました。
カナタに関してはワンコと世間知らずな初な部分ばかりで余裕を無くしたときの雄臭さや嫉妬したときの男臭さが無く攻としてのギャップや魅力が個人的には感じられず……
成長したイブキはイケメンになっていて「あれ?イブキって攻になる感じなの?」と思うほど……でもカナタはそんなに変わらずでワンコで世間知らずなカナタが攻として成長している姿が見たかったとこれまたガッカリ……
個人的には同時収録されていた短編の【かわいいのはそっち】の徳永×清孝カプのお話の方が楽しめました。
こっちの2人はワンコで可愛い攻×強面だけど一途な乙女系受とシンプルだけどちゃんとギャップも合って良かったです。
徳永×清孝が良かったので中立にしました。

1

途中から気持ちが萎えてしまった

白松先生の[世話焼きヤンキーは金で買われる]が面白かったので期待して読み始める。
扉絵と目次のカラーがエッチくて色合いも好み♡
次のページめくると初っ端から3P!わーお、好きカワイイなんで?どんな話って興味持って読み始めた。

けど、なんか違った、話が薄っぺらい感じがした。

「ベリー」って赤い特殊なお薬を飲むと動物の耳と尻尾が現れてその動物の特性もちょっと出ちゃう。
その設定は美味しいな。

そんなケモ耳男子の高級会員クラブ(エッチもあり)に友達に連れてかれたカナタ。(次期社長のおぼっちゃま、8年ぶりの帰国)おぼっちゃまだからお友達も金持ちなのかね?

ケモ耳尻尾のリアルエッチ店員さんカワイイよ。
でも、男子だけのエッチなお店に連れてくかね?きっと女性店員のケモ耳尻尾のエッチなお店もあるでしょうに。
なんか男同士が当然のようになってるのがモヤモヤ。

no.1キャストのイブキくんがお客さんに言い寄られてんのを見てお人好しのカナタは、一晩買うから!とイブキくんを助け出す。うーん、お節介発動だな。イブキくんそこまで困ってなかったよ?
買われたからにはご奉仕って事でカナタに、[ベリー]を飲ませて致そうとするものの、失敗。(カナタがまさかオオカミとは思わなかった。意外)
カナタが、ぷしゅーってなった意味がわからん。


その後イブキのアパートにオオカミの時に襲って噛みついてしまったお詫びに行くんだけど、なんで場所わかったん?ってビックリ。
こういう都合の良い展開でどんどん冷めてしまいます。はてなが頭にいっぱいになってしまう。
ページ数の関係なのかもしれないですが、自然な流れってあると思うんですよね。

2人がくっつく為のモブが襲ってくるシーンがあったりなんだか冷めた目で見てしまいました。

「ベリー」ってなかなか面白い設定だなと思ったのにイマイチ活かされてなかったです。
あと、普通の大学生が性サービスありの水商売で働いてるってすごい世界だなって思ってしまった。(同じ大学に2人もいて校内であけすけに話してる)

絵は可愛くて2人共好みでした。
でも、この内容ならBLでなくてTLでもありそうだなと思えてしまいました。

0

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