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表題作狂愛 -不器用な恋のゆき先-

紫月翔羽
傲慢な同級生
佐久間友哉
優等生

あらすじ

愛することも愛されることも知らず、全てを拒絶して生きてきた優等生・友哉。
その孤独な心をかき乱したのは、傲慢な同級生・祥羽だった。
なにかにつけ反発してくる祥羽に、ある日友哉は、強引に唇を奪われてしまう。
真意を読めない彼の行動に驚きを感じながらも、次第に変えられていく自分に、ただ戸惑うしかなかった。
そんな時、別の男から抱きしめられている現場を見られた友哉は、激怒した祥羽に無理やり身体を拓かれて―。

作品情報

作品名
狂愛 -不器用な恋のゆき先-
著者
妃川螢 
イラスト
藤井咲耶 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773003406
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

むむむ

コレは小説なのか?と思ったのが最初の感想。
ポエムというか叙情詩というのか。

主人公達の気持ちが綴られる形式で進んでいきます。二人が惹かれ合っていた要因はなにか?というのが分からずじまいでしたが、恋に落ちる、というのはそういうものなのかも知れません。
寂しさ、が根底にあった二人が無意識に惹かれ合い、だけどそれを意識的には認められない、
青春なのかな。

そして並行して語られる父親の過去。
この部分は色々あろうかと思いますが、親の年代であっても早くにできた子だから30代半ばから後半、まだまだ若いんですよね。助教だから早い出世とも思えるし。
そりゃ、昔の、しかも別れたくて離れたくて断ち切った関係じゃないから、こちらも惹かれ合うことが自然に思えました。

落ち着くとこ落ち着いて良かった。
これから友哉と祥羽がどんな人生を歩むのか、そこが少し不安ですが、こういう書き方もアリかな、と思います。

0

読んでみるけどダメだ~

妃川さんの話は比較的好きな話が多いけど、これはどうも相に合わなかったです。
カップルが祥羽×友哉の高校生二人が中心の話ならよかったんですが、
秀之×静哉(友哉の父親)にまで及ぶと妙に生なましくて・・・
また父親カップルの都合に高校生カップルが振り回されるっていうストーリー展開がまたなんだかな~

そのうちもう自分たちも子供じゃないし、こっちはこっちでそっちはそっちでみたいになった時は苦笑するしかありません。

せめて話を二つに分けて二編構成ならまだよかったのかも。
それぞれの話だけならそう悪くない話だと思うんですが・・・
同時進行だったからダメだったのか、父親もBLにしたから受け入れられなかったのか?
多分両方です。

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