男の俺が聖女召喚!? 天野かづき×蓮川愛で贈る異世界トリップ・ラブ!

魔王の溺愛

maou no dekiai

魔王の溺愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
天野かづき 

作家さんの新作発表
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イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784041116647

あらすじ

帰宅途中、突然「聖女」として異世界召喚されてしまった朝陽。仕方なく魔王を倒したが、その途端勇者に裏切られたことを知る。真実を知り心が折れた朝陽は、魔王の死を嘆く魔族のため力を振り絞り魔王を助けるが!?

表題作魔王の溺愛

エルキディウス,魔王
袴田朝陽,「聖女」として異世界召喚されてしまった看護学生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

戸惑い

蓮川先生ホイホイ。最近の天野先生のご本、おおよそ読んでいる筈なのですが、「ん?スピンオフだったっけ?」という戸惑いがぬぐいきれなかったので、すいません中立にしました。本編220P弱+あとがき。魔王様、聖女を眷属になさってます。はい。

看護大学に入学したばかりのある日、バイトからの帰り道に水たまりに足をつっこんだばっかりに「聖女」として召喚されてしまった朝陽。魔王を倒すための聖剣を覚醒させることも出来ちゃって、あれよあれよという間に魔王討伐隊に組み込まれたものの、いざ魔王を倒したら、こんどは勇者から切りかかられ・・・という冒頭、驚きの展開。

攻め受け以外の登場人物は
サファリス(受けの側仕え)、メリダ(魔族、♀、父親も登場)、ライハルト、レストン(魔王討伐隊のメンバー)、マジェス、シュナイゼル(魔族)ぐらいかな。

++戸惑ったところ

いきなり朝陽が切られて息絶えそうになるところから始まるんですよね。

召喚されて聖女とされて、魔王討伐できたのも朝陽のおかげだって言うのに、マナ(魔力みたいなもの)が勿体ないからか、背後から勇者にばっさり切られているのです。ひどくない?いくらなんでもちょっとあんまりな扱いでは?何か裏があるのか?とか、既刊で魔王討伐の話で出てきたキャラクターのスピンオフなのか?等、頭がぐるぐるしてしまって、なかなかお話に入っていけなかったんです。

結局、召喚した勇者側のメンバーが酷いのは間違いなしと分かって、納得はしたものの、その召喚側のあまりに身勝手な振舞いになんとも呆れてしまいまして。

魔王や魔族たちの方がよっぽどましなんですけど!と驚きの人間たちでした。

朝陽は童貞・捻り無しの善人よりな一般人、魔王様は魔王様っぽく尊大な感じがあんまりなくって、朝陽にこれ幸いと魔力を注いでいます(=ベッドでイタしている)が、そんなにゲロ甘溺愛とまでは感じなかったでした。

キャラ二人にそんなに際立ったものを感じなかったのと、お話の最初のびっくり戸惑いが少し尾をひいてしまって萌えきれなかったお話でした。ちょっと残念。(1枚魔王様が満面の笑みを浮かべている挿絵があって蓮川先生ファンとしては満足)

2

天野さんらしい1冊。

天野さんて異世界トリップものとかファンタジーものを多く描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もタイトルに「魔王」とついていることからも推測できるように異世界トリップものです。

帯の文句がねえ、なんて言うんですかね。煽りが凄いっていうのかな。
NLのラノベみたいで買おうかどうしようかちょっと迷ったくらいあまり好きじゃない(個人的な好みです)。でも蓮川さんの描かれた魔王がカッコよすぎて思わず手に取りました。







女手一つで苦労して自分を育ててくれた母が病死。
その悲しみを、人を助けることで昇華しようとした朝陽は念願の看護学生になった。

そのタイミングで、彼は「聖女」として異世界に召喚されてしまった。「聖女」を召喚したはずが女性ではなく男の朝陽だったことに落胆されたが、朝陽が魔王を倒せる唯一の武器である聖剣を覚醒させてしまったことで状況は一転、勇者かつ王子のライハルトと共に魔王征伐の旅に出ることになってしまった。

魔王征伐が叶った暁には、朝陽をもとの世界に戻してくれるということを条件に。

が、魔王を倒したその後、朝陽はライハルトの手にかかり殺されかけてしまう。そして、魔王が倒されたことを嘆き悲しむ魔族の声を聞いた朝陽は、聖女の持つ力・治癒術を用いて魔王を復活させることに成功するが―。

というお話。
バッサリ言っちゃうとそれ以上でもそれ以下でもない、っていう感じのお話です。

ポイントは、魔王を自身の治癒術で復活させたことで朝陽の力が減ってしまい、それを補うために魔王から精、端的に言うと精液をもらわざるを得なかった、という点でしょうか。

魔族を滅するために戦った、いわば魔族の敵の朝陽と、魔族の親分の恋。
シリアスベースにも持っていけそうな設定ではありますが、そこは天野さん作品なので。痛い展開になることはほぼほぼなく、スパダリ・魔王に愛され幸せを手に入れる受けさん、という王道のお話でした。さっくり、あっさり読める、そんな1冊かと思います。

4

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