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物語の中に転生!?天野かづき×蓮川愛が贈るドラマチック・ファンタジー!
騎士になった恋人に裏切られた村の青年が勇者に選ばれて、元恋人と旅をすることになり、忘れたつもりだったのに何故か変わらず優しい男に戸惑いながらも相手のことがやっぱり好きでなんとしても元恋人を守りたいと思う話。
<あらすじ>
ドラゴンに攫われた王女を救うための勇者選定のため王都へ連れていかれたアイル(受け)は騎士として王宮へ出仕したきり戻ってこないまま貴族の令嬢と結婚してしまった元恋人グレン(攻め)に再会します。
選定の結果アイルは勇者に選ばれ、グレンとグレンとは何故か仲の良くない魔法使いのウェイドと3人でドラゴン退治の旅に出ることになります。
孤児だったアイルは同じく孤児で弟のようにかわいがってくれたグレンが騎士として王宮へと出仕することになった時、告白され関係をもちます。
が、それから2年半ほどしてグレンはある貴族の家に入ることになったと話しているのを聞いてしまいます。
自分を裏切って結婚してしまった(と勘違いした)グレンを恨むよりも悲しみでいっぱいのアイルでしたが、やっと忘れられるようになったころ、王女がドラゴンに攫われてしまいます。
勇者選定の際、アイルは前世の記憶がよみがえり、自分が前世で読んだ童話と同じ状況だということに気が付くのです。
混乱するアイルでしたが、勇者として騎士と魔法使いを連れてドラゴンを倒す旅にでなければなりません。
騎士に選ばれたのはグレン。
気まずいアイルでしたが、グレンは以前と変わらずアイルに対して優しく世話を焼いてくれ、自分を裏切った相手なのにと戸惑うのでした。
前世で読んだ物語通り話は進むので、迷うことなく旅は続くのですが、ドラゴンとの対決が近くなったある日、忘れかけていた童話の最後を思い出します。
それは、騎士が勇者を庇って命を落とすという展開でした。
裏切られたと思っても、やはりグレンが好きだと再確認したアイルはなんとかグレンを助けようと考えるのですが・・・
アイル視点なので、グレンが何を考えているのかよくわかりません。
何故、何もなかったかのように接してくるのか。
グレンはアイルに対して優しく心配し、ウェイドとアイルが仲良くしているとあからさまに機嫌が悪くなったり、危険を顧みずアイルを助けたりとグレンの心がアイルにあるのは透けて見えるのです。
結局、物語通りになるにはグレンが死ぬしかないというのがどうなるのかは、すごくうまい着地方法だと思いました。
もともと、二人はお互いがいればいいというくらい好きあっているので、客観的にみると不便かなと思うのですが、本人たちは満足そうなのでめでたしめでたしだったのでしょう。
それにしても勇者とはなんだったのでしょうか。
勇者の剣を握れば魔物を感知できたり、訓練してないのに戦えたりと人ならざる力が働いているとしか思えませんが、結局のところよくわかりませんでした。
また、ウェイドと仲が悪かったのにはなにか理由があったのでしょうか。
そして、グレンは今回のことがなければあとどのくらいアイルを待たせるつもりだったのでしょうか。
グレンの騎士時代の話をウェイド辺りから語られると楽しかったかも。
色々あってお互い切ない思いをしていたようですが、終わってみたら甘々な話でした。
蓮川さんのイラストはとても美麗で素晴らしかったてす。
蓮川先生ホイホイで購入。天野先生初読みです。お話はドラゴンあり、魔法使いあり、勇者の剣ありのファンタジーでとても読みやすく感じました。そのため萌です。蓮川先生はもともと大好きなのですが、全ページ好きな挿絵でしたので、萌2にしようかと悩むぐらい非常に満足感高かったです。(甲冑、金髪が私に大変効いた)超王道ファンタジーが読みたいという時にはよいのではと思いました。
舞台はエルサール王国。第三王女が邪悪なドラゴンに攫われ、占い師が「王国暦213年7月に生まれた中にいる勇者だけが伝説の神剣を抜くことが出来る」と告げたもんだから、国中から該当者が集められている最中。条件にあてはまったアイルがその剣がある部屋にいくと、数年前に騎士になるべく王都に行ってしまった幼馴染のグレンが入り口のところにたっていて・・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ウェイド(魔法使い)、ドラゴン、攫われた王女様ぐらい。
**以下はより内容に触れる感想
グレンは王子様級の格好よさ♡受けさん以外に見向きもしてないし、いじめっ子属性もないので、スパイスが足りないと感じる方はいるかも。とにかく格好いい・・・
アイルは弱弱しくなく、神剣持ったらその力でちゃんと魔物とも戦うので好感度大!でした。ただお話が捻りなし王道だったので、もう少し何かあるとより楽しかったかもなとも思いました。挿絵での麗しさ補給がかなりありましたので、読後感はほわほわ幸せ感たっぷりです。
格好いいなあ、グレン。
そうだ1枚、お子さま時代の二人の挿絵があるのですが、それのグレンがもう超キュート!!!!!びびっているのに、後ろにいるアイルを守るべく木の枝を剣みたいに持って立ってるんです!!!!悶絶ものでした。蓮川先生ファンの方なら嬉しいんじゃないかなあ♡
「火竜の恋愛」を読んだ時に、こちらがクラウの兄である竜が登場してると知り、読んでみたいと思っていたんです。
そして本棚から発見しました。既読本だとばかり思っていましたが、何と未読でした。ちるちるさんの関連作品で書影とあらすじを見てて、記憶に残っていただけのようでした。
さて、内容についてですが、ちるちるさんのあらすじより、カバー裏表紙のあらすじの方が詳しかったんです。
思ってた通りのアイルの勘違いのままに進んで行って、ドラゴンの城に着いて皆との話し合いが終わったタイミングで誤解が判明してました。
アッサリ読めてしまったし、展開も予測出来てしまったので、これ最後まで引っ張る必要があったのかしらと思ってしまいました。
アイルが誤解して当たりまくられても、意味不明な言動をとられても、アイルへの愛情が揺らがなかったグレンはとても良い男でした。こういう一途な攻め素敵です。
蓮川愛先生のイラストも素敵で、二人がドラゴンの城から買い出しに出た時のキスシーンにうっとりしてしまいました。
王女と結婚した火竜のその後が知りたかったです。「傭兵の恋愛」にはチラッと書いてあるなら読んでみたいと思いました。
本棚に眠ってないなら電子で購入しようかな?w
天野さんらしい、さらっとした展開。
最近、甘めの設定のものが多いのかなという印象。
時はさかのぼって4年前
幼馴染である攻に好きだと告げられ身体を繋いだ
お前を守るために騎士になると街に行った後に
結婚してしまった攻・・・(´・ω・`)ショボン
な、受がなんと勇者に?!
運命の再会!?
嫁・・・・(´・ω・`)ショボン
結論、受の一人相撲を楽しむ作品でございました。
攻視点で描かれる部分があるともっと面白かったのかなと
思ってみたり。
駆け引きが受視点ばかりで一方的なので
嫁・・・嫁・・・嫁・・・
好き・・・嫁・・・好き・・・嫁・・・嫁・・・
まぁわからんじゃないけどもw
4年間の空白。
読まれなかった手紙
攻からみた4年間
妄想で補填するとちょうどいいのかな。