電子限定かきおろし漫画付
WEBで150万PV超えの人気作が待望の単行本化!! 陽キャな人たらしノンケ×陰キャな派手顔イケメン
読了後、良すぎて「なんで今まで知らなかったんだ?!」「てかなんでみんな教えてくれなかったの?!」「絶対もっと評価されるべき!」という気持ちが押し寄せてきました。歴代トップに躍り出る勢いで良かったです。
・「顔が見えない」がファンタジーではない
ある日から友人の顔が絵文字に見えるようになる、という一見フィクション色の強い導入ですが、その真相が明らかになっていく過程に引き込まれました。記憶が無いという点も含め、現実にも起こりうる「症状」だなと思い興味深かったです。錦くんも「病院行きな」って言ってますしね。
あと歩の顔が見えてない序盤は、秀樹と同様に読者側も歩の性格を把握しづらかったのが面白いなと思いました。顔が見えてからは、結構ツンツンしてて素直じゃなくて、でもそこが可愛いヤツなんだな〜とわかります。
・大満足のボリューム
一巻完結の作品はどれも駆け足になりがちなのが気になるものですが、こちらは300pのボリュームで、なおかつペース配分がとても良く、大満足でした。メインCPが無事成立してからの後日談も充実していて嬉しかったです。くっついてからのイチャイチャが1番見たいのに、あっさり終わる作品多いので…。
・受けの「可愛い」への執着
受けの歩はイケメン設定で綺麗系だと思うのですが、中性的というほどではなく、可愛い系では無いのですが、攻めのせいで「可愛い」に執着してしまっているところがとにかく可愛かったです。両思いでのエッチの中で、受けが「可愛い」に執着していることがわかるシーンが1ページ丸々ドーンとあるのですがそこが本当に良くて…。読めばわかると思うのでぼやかしておきます。
・友人がめちゃくちゃ良いキャラ
BLにおいて、メインCPの友人が良いヤツであることってとーっても大事だと思うのですが、この作品の友人(錦くん)は良いヤツだし面白い。メインCPが美味しくなるようなイジり方をしてくれてます。彼女のユキちゃん含め、サイドキャラにも関わらずめちゃくちゃ好きです。
・エッチシーンが◎
ストーリーが厚いためエッチシーンはそこまで多くないのですが、めちゃくちゃ好みなエッチでした。童貞S攻め×経験豊富M受けという対比が良いです。ハッキリとしたSMでは無く、受けのMっ気に乗せられてSぽくなる攻めという感じです。攻めにいじめられたい、という受けが可愛いです。
・その他
-作画は結構勢いのある感じです。繊細な絵柄では無いですし好みが分かれるかもしれませんが、その作画だからこそ躍動感が感じられて私は好きでした。
-登場人物の服のセンスがいいです。特に歩はこだわってるのがわかります。
-歩の紹介に「陰キャ」とありますが、陰キャってほどでは無いと思います。秀樹と対比して社交性が無いってくらいです。
「お前がそんなだから俺こんな面倒くさい事になって」がまさに自分の好きなCPで赤べこ状態。そう、相手のせいで(といっても当人は何も悪くないのに)勝手に面倒臭いことになる、そんな2人が大好きなんですよ。ややメンがヘラってる人と、それを甲斐甲斐しく世話する明るい人のバランスよ。この作品は前者が受けだけど、逆でもよい。
と、萌えポイント語りをしてしまいました。上記の雰囲気になるのは後半からなので、前半のBがまだLしてないターンは長いです。序盤は出オチインパクトで結構もつかな。pixivでちょっとずつ読むには丁度いい作品だったのか今思えば。前半で気持ちが離れなければ、かつ双方の理屈的な部分がなんだかよく分かんなくても流せれば後半爆発的に面白いかと。いや、自分がよく分かんなかっただけで彼らそれぞれの理屈は皆さま理解できるのかも。勿論、大枠は理解してるんですけど…歩の家での言い合い部分が…まぁ痴話喧嘩する2人なんて総じてこんなもんか?
終盤ずっとイチャコラしてるから、3年も拗れたのはほんと謎。そんなハイテンションなかけあいが好きです。
ある日突然、攻めは同級生の種村の顔(受け)がニコちゃんマーク的に見えるようになってしまったお話。
ちなみに体格差BLで、攻めの方が背が低いです。
ニコちゃんマーク顔の種村のほうが、背は高いですが受けです。
ファンタジー設定BLかなあと思いきや、読み進めていくとどうやらそうではないことが判明します。
陽気なタイトルとは裏腹に、過去に攻めが受けとなにかがあった模様。
そして、受けの顔の見え方も次第に変化していき、普通の顔に見えることもあれば、黒いモヤモヤに覆われたりなどもしています。
その理由が明かされたとき、切ない恋の行方にピリオドが打たれます。
自分の気持ちを押し殺したまま、攻めへの気持ちを継続させていた受け。
そして、その受けを本気で好きになっていたのに、受けの臆病さによって、恋のエンドマークをつけられてしまった攻め。
お表紙の軽快さからは窺えない、シリアス展開は必読です。
まりあげはのように気になっていた方は、ぜひ読んでみてほしい1冊です!
ある日突然友人の顔が棒人間の顔の様に見えるようになり、たまに素の顔が見えるが、基本はずっと落書き顔。
そんな状態で同じ大学に進んで3年もツルんでるのはすごい。自分だけにしかそう見えない状態なんて、私なら狂ってしまって距離置いてそのままフェイドアウトするだろうが、主人公はツルんだまま、治るように奔走してわちゃわちゃしているのが偉いし可愛い!
早々に解決しそうに見せかけて更に謎が増えたりと、300ページ越えで読み応えありました。
最初ギャグかと思っていたけど、私自身身に覚えがあるようなグサッとくるセリフが出たりと中々深いお話でした。
受けの子がツンデレですが、ちゃんと男前な部分もあって良かったです。
意表を衝くビジュアルと設定。友達の顔が絵文字に見える、なんで?というところから始まるが中身は「理解し合おうとする真摯な親友同士の愛」のお話。pixivで読んで引き込まれて、最後の方では泣いてしまった作品です。本になって良かった。ポンポン話す台詞回し含めライトに見える。がドンドンシリアスなドラマになりインパクトある絵文字顔の謎もそこに帰結。人物の心の描写が複雑繊細で、私は好きですがピンとこない人もいるかも。ひとえにキャラに入れるかどうか?趣味によるかな?と思います。
両キャラがすごく好きで秀樹が攻めというのが意外で好き。しかしそれも「人はぱっと見と内心は違う。心は複雑かつ流動的で自分の気持ちさえ自分でわかってはいない」という作者の信条を感じるので自然な受け攻めな気がします。その信条に共感するし、秀樹が自分の中のS部分を種村に無意識に引き出されるのは象徴的。逆に種村が自分の必死に抑えてた縋りたい気持ちが、目に見えて可愛さに変化するのも。さっきまで悩んでたのにあっけらかんと身体が反応する。笑顔だったり、嫉妬の飛び蹴りだったり。それはリアルだと思う。
親友の錦とユキちゃんカップルもごく自然に良い仲間だしそういう関係性を持てる世界観も好感度高いです。絵もすごく好き、全てのセンスがハマりました。
続きがあればすごく読みたいです。
