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絵が苦手かなと思って読んでみたら、すごく引き込まれてしまいました。絵とコマの雰囲気に独特の世界観があるので好き嫌いあるかとは思うのですが、まさかこんなにおもしろいマンガがあろうとは…今まで読んだ本の中でも印象に残る作品となりました。
ストーリーは意外性を楽しめるので、とにかく読んでみて良かったです!
満×花代も好きなのですが、大洋の方が気になります。
大洋のカップリングの後日談が、オメプロ展で発売されるアンソロジーで描かれているそうなので絶対読みたいです。
また、こちら単行本に収録前のオメガバースプロジェクトシーズン3の表紙を描かれた方のマンガだったのですね。表紙も1~6巻まで連作になっていて意味合いが深く、こちらも必見だと思いました。
折込の試し読みで気になったので購入。
まず、画面というか線がとても綺麗でセンスが光ってます。
少し浮世離れした作画が、会長と花代の透明感や特別感に拍車をかけてます。
その実、内容は結構重め。
想い人のいる相手とのセフレ関係、オメガバースお約束の発情期と番のいざこざなど
花代だけでなく、キャラ皆が何かを背負って悩んでいる、青春群像劇に近い作品でした。
それ故読み応えはばっちりで、読み終わった後には全員の幸せを願ってます…(ハッピーエンドとは思いますが、もっと続きも読みたいなと思います)
オメガバースに苦手意識があるため読む作品は絞っていますが、こちらはとてもよかったです!
お花に埋もれた素敵なカバーイラストに惹かれて購入。
オメガバースの上に、中の絵がかなり個性的だけど、私はこの雰囲気は好きです。
この主人公の花代のような、よく言えば惚れっぽい尽し系、悪く言えばやられ損系の受けキャラは、基本あんまり好みじゃないのだけれど、そこにオメガバース設定っていうフィルターがかかって、更にこの絵で非現実的な美少年感が増強されるので、割とすんなりと楽しめた。
でも、個人的には、この作品の評価ポイントは主人公よりも花代の友人の大洋君!
受け×受けの葛藤とか、いいよねぇ。
第9回BLアワードのデザイン部門にランクインされていたのですね!
たしかにまりあげはもお表紙のデザインに惹かれて、ジャケ買いした1人です。
そして、内容は間違いなくオメプロさんのオメガバースでした。
読む人によってラストの捉え方は違うような感じはする作品です。
主人公のΩが恋人にふられた日。
生徒会長のαとセ○レになります。
本気にならないことがセ○レでいる条件。
主人公はどんどん生徒会長に惹き込まれ、やがて恋をしてしまいます。
けれど生徒会長には、好きな相手が。
その相手は、同じ生徒会の副会長でした。
そんな主人公を傍でいつも見守っていた友人のΩ。彼は主人公のことが好きで、告白をします。
でも生徒会長に恋をしてしまい、それ以外は考えられない主人公。
三角関係かなあと思っていたら、この友人のΩは実は幼い頃に番っていて、その相手がなんと生徒会長の想い人の副会長だったのです。
それが判明したとき、この拗らせ具合が堪らなく好きすぎて、思わずそっと手を合わせたまりあげは。
ごちそうさまです。
最終的なこのお話の着地点は、、、?? と思ったら、まさかの別離。
ハピエン…?? とは言いがたく、
けれど、メリバ…とも言い難い、なんとも言えない読了感。
そして描き下ろしでは、副会長と主人公の友人Ωが盛っているベッドで寝たフリしてた主人公の図に、なんとも不思議なお話だなあと、、、言い難いお気持ちになりました。
画もお話にぴったりな感じの独特な絵柄で、よりいっそうお話を魅力的に魅せていたように思います。
なんとも興味深い1冊でした。
初見の作家さんです。
絵柄は独特の雰囲気で個性的です。それがこの作品の少年っぽさに合ってるかな。
お話しはあらすじの通りなんですが…。
4人の登場人物の全一方通行片思いのような感じです。
先のレビューにも書かれていますが
花代(Ω)→生徒会長の満(α)→副会長の久世(α)→大洋(Ω)→花代
です。
切ない内容ながら作家さんの描き方や絵柄のためか乾いた(ドライ?)印象です。
あらすじでは「本当の恋が始まるまでのストーリー」とありますが、
うーん。。。始まる前に終わってしまった感じがします。
どうかな。久世と大洋は番になっていることから逃れられずなんだかんだと
腐れ縁になりそうだけど、そこに本当の愛情がまだ芽生えていないし、
花代は満と向き合おう、好きになるってことを理解しようと思っていたら
満がいなくなってしまった…。
と、4人の少年の想いが宙ぶらりんで終わってしまった物足りなさを感じました。
余韻を楽しんで、その後を自分であれこれ考えるのが好きな方はいいかな。
自分は、結末きっちり派なので少々モヤモヤが残りました。