ずっと君が好きだった。

zutto kimi ga sukidatta

ずっと君が好きだった。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×210
  • 萌10
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
125
評価数
32
平均
3.9 / 5
神率
34.4%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
文月あつよ 
媒体
BL小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784877245634

あらすじ

「五年間好きでいてくれたら、お前のこと好きになるよ」高校時代に八木に告白されて裕紀はそう答えた。
これをきっかけに二人の友人付き合いが始まる。
役者の道を志したバイト生活の裕紀に、八木はご飯を作り励ましてくれた。
いつしか実直で優しいその男は裕紀にとって、かけがえのない親友になっていた。
そして五年後。
ずっと裕紀を想い支え続けてきた八木から二度目の告白をされる。
恋人は嫌だが八木と離れたくなかった裕紀は、キスや愛撫を受け入れてしまい…。

表題作ずっと君が好きだった。

八木弘道 公務員 23歳
原田裕紀 役者 23歳

その他の収録作品

  • やっぱり君が好きだった

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数7

仕事を愛する女子への応援歌ではないかと

先にレビューされている方々も書いておられますが、アクションもミステリもない夜光さんのお話。
なので確かに『夜光さんっぽくない』のですが、受けさんの裕紀が元気で頑張るところは「やっぱり夜光さんかな?」と思ったり。
お話全部が裕紀視点で進みます。

さしたる目標もないまま女子とくっついたり離れたりを続けている高校3年生の裕紀は、剣道部の主将の八木に告白されます。学園祭のクラスの出し物で演劇で女装した裕紀が頭から離れず、玉砕覚悟の告白でした。
今のだらだらした自分を変えたいと思っていた裕紀は、自分の周りにはいない、真面目で真っ直ぐなタイプの八木と「友人になりたい」と思い「友達になれないか」と持ちかけます。難色を示す八木に「5年くらい俺だけを好きでいてくれたら、根負けして好きになるよ」と。
5年後、八木が勧めてくれた様に演劇を始めた裕紀は、大学を中退して劇団に所属しています。
忘れていた約束を八木に持ち出されて、八木が離れていくのを恐れた裕紀は、彼と体をつなぎ『恋人』となりますが、ほぼ同時に劇団の公演で主役に抜擢されます。それはニューハーフ(記載ママ)の役。裕紀の熱演で公演は大成功を修めるのですが、招待した八木が劇中のラブシーンに耐えられず途中で退席してしまいます。
演劇が大切な裕紀は八木に理解してもらおうとしますが、八木は徹底して裕紀を避け続けます。そんな時、女性と仲睦ましげに歩く八木を見かけてしまい……

「何かに夢中になりたい」と思う高校生の裕紀の気持ちはよく解ります。
剣道に打ち込んでいる八木に『感化されたくて』近づいたのだということも。
で、彼の勧めるまま演劇を始めて夢中になった。
その演劇が原因で彼に拒絶されてしまうのは、かなり辛かったと思うんですね。
だって、裕紀が一番拍手をもらいたいのは八木なんですもの。

このお話がスカッとした読後感をもたらすのは、裕紀が八木に理解してもらうのが『演劇を通して』だからなんだと思います。八木を感動させること、つまり自分の『成果』によって、彼を変えたんですね。
仕事というのは、やっていると嫌なこともあるし、結構辛いものでもあるのですけれど、でも、やっぱりやり遂げたいものじゃないですか。
お仕事を、なんだかんだ言っても、結局は愛している姐さま方はご一読を。
ここにドリームがあります。

1

可愛くて素敵な2人

途中まで読んでて
「あれ?これ夜光花さんじゃなかったっけ?」
っと確認する位、あまり夜光花さんぽくないお話。
序盤で告白された時に言った「5年後に好きになってやる」
にまさか5年後に…とあったし、
5年後の告白の時に、八木(攻)と会えなくなるのが嫌で恋人にはなったけど、やっぱりHは…と裕紀(受)は悩んでたので、
やはりこれからヤバイ展開になるのかなーと思いましたが、
あらら、
無二の親友が恋人になっていく、暖かくて微笑ましくて、
読んでて気持ちの良いお話でした。
やっぱり心が綺麗な人はいいなー(笑)
(夜光花さんのファンです、念の為(笑))

八木は公務員に、裕紀は役者になっていくのですが、
純情真っ直ぐな八木は裕紀のラブシーンを受け入れられない。
初めての主役の舞台を1番に観て欲しいのは八木なのに、
八木が観に来るというだけで元気100倍なのに、途中で席を立たれるという…
そりゃ〜相〜当〜落ち込むよな〜。
読んでたこっちも頑張ってる裕紀を見て応援してたし、
「八木に観て欲しい!褒めてあげて!」と思ってたので、
席を立った時は「こらー!ばかもん!」でした。
そういう真っ直ぐな所もいい…じゃ許しませんわ(笑)

裕紀は自分の絶対に譲れない、生きがいと感じる部分に触れないような付き合いを八木とは出来ない。
ここが私は1番好きだったかなー。
一方八木は軌道修正しようとお見合いしてと彼も彼なりに努力はしてるんですけど、
やっぱりそれじゃだめなんですよね、裕紀は。
自分の生きがい、譲れない部分、
悲しくても自分に嘘をつかないで正面から八木に向かう裕紀が好きでした。

とにかく八木も裕紀もお互いに
「離れたくない、好きだ、側にいて欲しい」と相手を大切にしたいという所から生まれた行動。
何があっても可愛くない訳ないじゃないですか!!
あったかくてホワッと爽やか♪
でもやっぱり夜光花さんのエロはドキドキするわー
ってな一冊でありました。
眼鏡はちゃんと買い取りしてね(笑)

3

5年の恋心

流され侍(*´ω`*)
他の方のレビュー見て笑っちゃいました。
本当にその通り、流されさむらいの受け。
読んでてリアルでもこういう罪な人っているよなぁと攻めのことが気の毒になりました。
5年、好きでいろっていうのはかなり酷なこと。
一途な攻めは嫌いじゃないけど、ストーカーに近い感じがぞわぞわしました。
それでも、さっぱりとした受けとしつこい攻めで良いカップル。
明るいお話で、楽しく読めました。
演劇の仕事に関わっているキャラを読みたい方にオススメします。

2

友情の好きと愛情の好き

芸能ものはあまり得意ジャンルではありませんが(というか、苦手)、夜光さんは作家買いしていますので読んでみました。


受けの裕紀は、涼しげな容貌で学生時代からモテキャラ。
大学は中退し、バイトをしながらプロ劇団に所属している23歳。

攻めの八木は、高校時代に裕紀へ告白した好男子。
寡黙で、大学を卒業した後は区役所に勤める真面目な男。


八木の告白時に、『五年好きでいたらつきあう』と返事をした裕紀。
劇団には勘当同然で飛び込んだので、恐ろしいまでの貧乏暮らし。
そんな裕紀を支えてきたのが八木でした。
そんな八木は五年間、裕紀を想ってきましたが、裕紀自身は自分の高校時代の発言をすっかり忘れ果てていて、五年後の今、八木から『つきあえないなら友達づきあいも辛いからできない』と断言されてしまいます。
友達としても会えないと宣告され、裕紀は大いに動揺するんですね。
八木が離れていくことなど考えられないと、裕紀はつきあうことを決心するという流れです。

こんな展開ですし、夜光さんですから、わたしこの先、八木がどんなヤバイ攻めに変貌するのかヒヤヒヤしましたが、裕紀の心の葛藤に気づいていても八木はひたすら優しい。
五年かけて裕紀が依存するように自分が仕向けてきたのではないかとか、卑怯だったのではと、悩んだりしていて、しかもそれをキチンと裕紀に告げる。
うーん、素ン晴らしい攻めさんでした。

夜光さんの作品は比較的狭い世界が多いと思っていましたが、今回はとにかく劇団員が複数人出てきて名前が覚えられなくて(笑
けっこう思わせぶりなキャラが多く、スピンオフとか出れば良いのになあとも思いましたが、この作品は2007年のものですし無理なんでしょうね。
他雑誌でのキャラとリンクしているところがあるらしいのですが、わからなかった(苦笑

3

普通!な夜光花さん作品

普通っていうと語弊があるかもですがある意味スタンダードを一捻りしたストーリー。
あとがきにも書かれてるんですがトラウマ持ちとか、重い過去を持った人とか一切出て来ません。
カラーは明るめで、登場人物は基本的に皆いい人で悪人も嫌なヤツも出てこない、といつもの夜光花さん作品イメージとはちと違います。
八木[攻]も5年想い続ける愛の深さを持った人間ですがドロドロした嫉妬や病んでる独占欲は無い。
同性の結紀[受]を好きな事以外は常識人といっていいかも。

しかし流石と言うべきか王道BLストーリーに捻りを入れて来ます。
この作品の大きな魅力にもなっているのが役者である結紀が演じる劇なのですね。
結紀は劇中でマコという女装して心は女の男を演じるのですが、この劇の内容がおもろい。
上演されてたら本気で見てみたいと思わせる内容になってます。
マコという役に入れ込む結紀の描写も良い。
八木と結紀とは深い友情と愛情とが紙一重な部分もありますが、とりあえずラブエンドで目出度いからいいんじゃないかなー。
読後感が実にいい作品でした。
自分はこの劇中のマコが凄く気に入ったのでその点も大きくプラスして神で。

2

あまーい

夜光花先生はサスペンスものをよく描かれるので、ドキドキしながら読んだのですが、あれ?結構甘々だ!笑
あとがきで「今回は明るめに!」「誰も死なせない!殺さない!」とおっしゃってた通り、明るめなストーリーでしたw

高校の時、裕紀は八木に告白されます。あまり話をしたことがなかったのですが、八木とは友達になりたいと思いました。でも友達は嫌だという八木。そんな八木に裕紀はヤケになって「5年間好きでいてくれたら、お前のこと好きになるよ」と言います。
そして5年後、裕紀は再び八木に告白されるのです。

裕紀が結構フラフラしてて(^_^;)八木に5年間~と言っていることも忘れてましたし;
八木はすごく真っ直ぐな攻めでした!夜光先生の得意ないや~な執着攻めではなくw
真っ直ぐだから故に「友達に戻るならきっぱり別れよう」と言うんですね~
でも告白されてからずっと親友のように付き合ってきた裕紀は八木と離れるのがいやで「好きだ」と言ってしまいます。
でも「離れるのがいやだから」好きといったけど段々八木が気になり始める裕紀。むしろ裕紀のが八木のことを好きなんじゃないかと思いますw
裕紀は俳優志望で劇団に所属してるのですが、周りの劇団員の人達がみんないい人だった!舞台も成功してよかったんじゃないかと☆
…八木のことを除けば(笑)いくら裕紀が好きだからって八木はちょっと心が狭いのでは?という事件が起きますw

『やっぱり君が好きだった。』は2人のその後の話。
こちらは甘々でしたw裕紀がテレビドラマにでるようになって八木はそれを見るようになったんですが、ある日裕紀はそのドラマの役で八木に奉仕しますw

最後はハッピーエンドですし割りと安心して読めましたw

2

流され侍

主人公の性格が流され侍でした。水城せとなさんの「窮鼠~」に出てくる恭一を彷彿とさせるw
ノンケで、女の子に告白されたら断れないから付き合って、付き合ってる最中に他の女の子に迫られたら浮気して、フラれて…みたいな。ダメ男。
そんな主人公は五年前に男から告白されて、「お前が俺を五年好きだったら、俺もお前を好きになるかも」みたいな返事をして、その後は言ったことすらすっかり忘れてチャラチャラしてます。
五年たって、その男友達に「お前が忘れてるってことくらい途中から分かってた。この二年ぐらいは意地だった」みたく改めて告白され、「もう限界だ。苦しい。お前の顔は見たくない。もう俺の家に来るな」と言われる。
そこで流され侍の本領発揮です。五年の間にその友達に精神的に依存しちゃってたというのもあるんだけど、「親友としてのそいつ」を失う怖さで、流されてエッチしてしまいます。恋愛感情なく。そして相手もそれを知ってる。
その後もヒドイです。流され侍+超ドンカンなので、相手を無自覚に傷つけまくる。

そんな彼は、失ってからいろんなことに気づきます。後半切ないです。
ユーモアもあり、キュンとなり、甘々もあり、めちゃくちゃ面白かったです。
文句なしに神。

3

この作品が収納されている本棚

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