電子限定かきおろし付
私が過去に歌舞伎町に染まりきっていたせいかもしれませんが、中盤〜後半にかけてのお互いの繋ぎ止め方に関していろんな想像をしてしまいました。
デートのシーンで泉輝がすればいいマスクを最後までしなかったり、徹が公共の場でロープを晒して誘ったり、、、そこら辺はまるで世間に関係をバラしたくてしょうがないように見えました。いっそバラして公に自分のものアピールをしようとしてるのかなぁなんて。
バレたらバレたで「仕事辞める」とか「別れる」とか言ってお互いのために自分を犠牲にできますよ〜みたいな発言をして駆け引き。でも実は心のどこかで相手が「そんなのダメ!」って言ってくれるの分かっててやってるんじゃないのかなぁとか、、、。
最終的に「ファンなんか知らねぇ」とか「自慢できて心が穏やか」とか言っててもう、、、いい感じに執着してて最高でした。
汀先生がどんな意図で描いているのかは分かりませんが、個人的には今後もっと2人だけの世界にズルズル堕ちていく様が見たいですね。
SMと言えば痛い表現に偏りがちな作品が多い中、お互いの心情描写に重点を置き、丁寧に描くこの作品が本当に大好きです。
日常がゆっくりと流れる中、非日常が混ざり込んでくる描写もとてもよくて今回も発売後すぐに購入し、夢中で読みました。
主人公カップルの普通とは違う歪んだ性癖のもたらす心情を、本人としてはごく当たり前のものとして描く汀先生の描写のうまさがすごく性癖です。できれば3巻へと続いて、めくるめくプレイとエロの世界にのめり込んでいく話も読んでみたいです。
無印から引き続き、ハード過ぎず愛のあるSMプレイが繰り広げられます。
もっと過激なプレイや濡れ場を期待するとぬるいのかな……と思いますが、個人的にはちょうど良かったです。
乳首ピアス、いいですよね。
泉輝さんと徹ではなく周囲のキャラクターたちの感想になってしまうのですが……、
池田さんとリオくんがいつの間にか仲良くなっていたり、汀先生がTwitterに2人のイラストを上げられていたり(左、池田さんかと思ったのですが、違ったらすみません)したのがとても気になりました。
これは?もしかして?と勘ぐってしまいましたが、ただのいいお友達なんでしょうか……。
徹がバイトを始めた当初は何も無かった池田さんの耳に、後半ピアス穴が空いているのもン??となりました。
泉輝さんと徹はもちろん、お友達や元カノなど魅力的なキャラクターが多く、続編があると嬉しいなぁと思える作品です。
他の方も書かれていましたが、泉輝さんが活動停止になったときの世間の反応はどうだったのだろう?と、そこは少し消化不良でした。
わたし的には最高です!1巻も2巻も!
よく分からないのは…男同士でデートしててもデートとかってキスとかしてなければ週刊誌も載せないのでは?とか…でも縄で拘束してるのとか見られてたらそうゆう報道になるのか!とか?
それでも2巻の最後の方で逃げ出そうとする徹に言う一言が好きすぎて!キュンキュンしました!「命令」から「お願い」に変わるのも優しさがすごく見えて好き!ってなりました。お互いがお互いを気遣い合える関係って最高ですよね!SMもそんな深い?濃い?訳ではないので無理せず楽しく読めました
1巻を読んで、2日後に2巻が発売されると知りすぐに予約しました。
前半は2人のイチャラブ、待ちに待ったピアス…。
Mだけど痛いのは怖くてビクビクしてしまう徹くんがとても可愛くて、その徹くんを見てやり過ぎたと思う気持ちと可愛いと思う気持ちが交錯している泉輝さんの心情もとても良かったです。
後半のパパラッチの件は、現実でも起こっている事なのかとしれないと思うと少し苦しくなりました。
愛し合いたいのに思うようにできなくて、お互いが幸せになってほしいと思うのにそう簡単に上手くいかない。
今回はHの回数は少なかったかもしれませんが、2人の仲が深まり読者の心が掻き乱されるような内容で本当に良かったです。