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歌舞伎町バッドトリップ 池田とリオ

kabukichou bad trip

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表題作歌舞伎町バッドトリップ 池田とリオ

池田,カフェの店員
リオ,ホスト

その他の収録作品

  • 好きな人のそばでは…(描き下ろし)

あらすじ

俺 ファーストキスです
…リオさんを好きになることを許して下さい

SM新時代を切り拓いた超ヒット作「歌舞伎町バッドトリップ」スピンオフ!
真面目なカフェ店員・池田はたびたび店に顔を出すホストのリオを嫌っていた。
なぜならリオの仕草や行動は、高校時代の”アイツ”を思い出させるから…。
そんなある日、リオに馬乗りになりキスを貪る自分の姿を夢に見て!?
一方で、恋愛を非合理的と切り捨てるリオにも事情があった。
――冷たく沈んだ過去を持つひとりぼっち同士が、歌舞伎町で恋を知るまで。

描き下ろしは徹と泉輝も登場 後日談を収録

作品情報

作品名
歌舞伎町バッドトリップ 池田とリオ
著者
汀えいじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
秒で分かるBL
発売日
電子発売日
ISBN
9784799765296
3.1

(81)

(21)

萌々

(15)

(18)

中立

(9)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
23
得点
228
評価数
81
平均
3.1 / 5
神率
25.9%

レビュー投稿数23

【・・・リオさんを好きになることを許してください(池田)】

エロス度★★★★★★

池田とリオが紡ぐ恋物語・・・開幕♡

スピンオフ作品。

カフェの店員×ホスト。

リオに振り回される池田のやりとりにほのぼのしたり、かと思えばトラウマ関係ではシリアスとなる構成が素晴らしい。

ホストのリオを嫌っていた池田でしたが、不思議と関わることが増えていき・・・・・・。
男前で飄々としているリオでしたが、年下の池田の前でだけ弱さを見せるギャップにイチコロでしたわ。

お互いの存在に依存していくような愛や精神的負債を抱えるリオを包む池田の想いがたまらなく、濡場での寝バック等の描写にも悶えました。

1

よかった!!リオかわいい…!

アニメイトにふら〜っと足を運んだらこの本を見つけたので即買いしました!!!
よかった!!個人的にリオのことがカッコいいな〜と気になっていたので、リオの話が読めると嬉しくなりました!!
そして読み…。
話もとても良かった!!しかもリオが受け…!!カッコいい男は受け党な私にとっては興奮喜びものでした!!いつもニコニコしているリオの心の中を書いてくれて、それでリオが、心を預けられる池田くんに出会えて幸せになってくれて本当によかった!!!
おすすめな一冊です!!買って良かった!!

0

想像以上の別の刺激が刺さる!

池田×リオ


池田とリオのストーリー、
2人のことを知ってすごく興奮!

このスピンオフ、
ただの恋愛とエロじゃ収まらない深さや、
その想像以上の重厚な刺激がハートにグサッと刺さる!

愛の知らない、心の痛みを抱え込んで、
潜在意識では愛を求める2人の、
暗闇な感情から徐々に生まれ変わった愛情が最高だよ〜!
苦しい心理的な葛藤、
体から心の奥底まで疾走するエッチ、
癒し合うような恋・・・全部が息が詰まるほど萌えてしまった!


愛情を信じられないカフェ店員の池田と、
初っ端からワンコっぷりのホストのリオ。

池田、
高校時代に抱えた悪い男への不毛な憧れというトラウマ、
その忘れられない気持ち・・・。
リオへの無自覚に湧き上がる嫉妬が、
その悪い男に対する感からの錯覚なのか?
でも、リオの特別にたりたいという純粋な心は本物だ。
恋愛に臆病のゆえにでツンツンして、
過去の間違いを超えた先にある自分への限界をブチ破るような、
リオへの恋心が爆発する姿がめっちゃイイ!

リオ、
徐々に明らかになる彼の過去や内面、
その家族の存在という特別さ、
そして唯一家族だと思える兄への歪んだ依存から、
複雑な感情が弱い一面を垣間見せてくれる。
だんだんと意識せずに池田に依拠していく姿もがめっちゃイイ!

2人が最初のよくわからない微妙な関係から、
知らず知らずのうちにデレデレしてしまうところがどうしようもなく可愛らしい!

いつの間にか惹かれ合って、
お互いの寂しい心に少しずつ触れ合って、
それぞれ抱える曇った感情と、
深淵にある孤独、
それらから解放しようとする関係性が刺さるしかない!

まじめっ子可愛い池田が攻めで、
チャラくてカッコいいリオが受けというまさかの関係にキュンとビックリ!

恋に疎いた2人が、
過去を乗り越えて恋を知っていく過程が、
繊細な心理描写で、
思考を突き詰めるくらい共感して、
ちょっぴり切ないけど、
甘い初恋のようなラストに悶え溺れてしまった!

0

歌舞伎町バッドトリップ の「SM」「心が読める」は本作には関係ない


池田とリオの双方に現在の人格形成に影響を与える重めのストーリーがあるのに、それを一冊分の話数にまとめたため、色々飛び飛びになって読者を置き去りにした感じになっているのではないかと思いました。

池田やリオの心情など、色々脳内で補完するのが好きな派の方は、置いていかれることなく読むことができると思います。

描かれた範囲までを読む派の方にとっては、自分であれこれ足すのは邪道でしょうし、話が飛びすぎていてストレスになると思います。

大まかなストーリーとしては、佐々木を引き摺って恋に臆病者な池田と孤独を感じるが故に懐に入れた人に対しても与えることしかできない(求めたり弱さをみせることができない)リオが家族になるまでというものです。
いいストーリーだと思いますので、あとは、読み方の好みの問題で、ハマる人にはハマるかなと思います。


佐々木については、かなり話が飛び飛びになっていると思いました。その反面、これぐらいの飛び方の方がリアルだとも思わなくもないですが。

池田は佐々木を引き摺っていましたので、佐々木について深く描かれるんだろうなと思いましたが、佐々木が誰かという描写の以降ふっきる(?)までの描写があっさりで、そんなに探す程だったのか…?となりました。
あと、池田がいきなりリオに佐々木を見かけたことを話していましたが、そもそもそれまでにリオに佐々木の話をしたことがあったの?となりますね。

リオが最初に身体を明け渡した理由は、弱っていたからかな…?と、もう脳内補完です。


6

ほぼ独立した作品として楽しめた

「歌舞伎町バッドトリップ」のスピンオフ。
前作はだいぶ前に読みました。復習せずに読んだけど、わりと大丈夫でした。
前作はSMを描いていましたが、本作は全くその描写はないので、目当ての方はご注意ください。

こちらは連載中に1話を読んで面白かったので、単行本化を待っていました。
前作の主人公徹の元同僚ホストのリオ(受)と、徹のバイト先のマネージャー池田(攻)が主人公。
(徹もちょこっと出てきます)

初めは攻め視点。
池田は年下攻め、お目目がくりっとしてて可愛いな〜。過去に苦い思い出のある男(佐々木)に似ているリオに、嫌なのにどうしようもなく惹かれてしまう様子が、モダモダしててちょっと可愛いです。

池田が佐々木を探している描写があるけど、この心理はちょっとよく理解できなかった。なんでそこまで囚われるのか…?

途中に受け視点。
リオの唯一の家族である兄との過去が描かれます。リオ、苦労人だったな〜。兄が触ってきたエピソードは、ちょっと中途半端に感じた。それよりもリオが家族を欲している点がポイントなのか。

池田が、リオのある表情を見て、衝動的にキスして告白するシーンはとても良かったです。
ちょっと官能的なキスで、池田の表情も色っぽいし可愛い。それまで抑えてきた感情がドッと出てきてしまった感じがいい。
ただリオは落ちるのがちょっと早すぎる感があるw

濡れ場の描写はエロスがあって好きです。二人の表情に色気がある。ドエロって感じではないけど好きだなぁ。

二人がベッドで映画見ながらイチャイチャするところは、特に池田が可愛くて好きなシーン。池田にワンコみが出てきてカワユ!

そして終盤、池田が「ずっとリオさんのそばにいます」と言うシーン。これにはキューンとしました。池田…ええ子や…泣

最後は呪縛から解放された二人が、幸せそうなラストでよかったです。

書き下ろし(エロエロな濡れ場♡)、最後の「俺の…もの…」というモノローグは、とてもいい!池田はずっと「僕」だったのに、ここだけ「俺」と言ってるのは、強い執着が感じられて良きです♪

ストーリーは時々う〜ん?と思うところもあったのですが、キャラ(特に池田)が好きだったり、好きなシーンが結構あったりして、本作も面白く読めました。

厳し目のレビューと評価が多くて驚いてるんですが…。
前作の続きではなく、ほぼ独立したスピオフですね。前作ファンにはこれじゃない感が強いのかな…。

紙本 白抜き修正

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