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頑張るワンコ。
中学時代からケンカばかりしていた知也。
そんな知也は高校生になった今でも忘れられない人がいる。
中学生の時に知也の事を好きだと告白してきた一樹だ。
知也は突然の事で驚いてしまい咄嗟に「俺より背が低い奴は嫌なんだよ！」とふってしまったのだ。
当時の知也の身長166センチ。
一樹の身長156センチ。
知也は今もそれを後悔していた。
そんなことを思い出してしたら、家の前には長身の男性が･･･。
なんと一樹だった。
一樹は知也の望む男になろうと、身長を伸ばそうと頑張ったのだ。
その間２年。
一樹よく頑張ったよ･･･。
それでもなかなか素直になれない知也だったが、いつも自分を守ってくれていた一樹にやっと自分の気持ちを伝えます。
一樹の一途な気持ちがあったからこそ、再び出会え恋人になれた２人。
一樹、本当によく頑張った！
強気な受け様率高し
表題作の元同級生モノのシリーズの他に双子の兄弟とそれぞれの相手とのシリーズ、他に先生ｘ生徒モノ、シェフｘウェイターの短編が収録されています。
職業は色々違うんですが、読み終わっての感想は、どうも似たようなお話ばかりだなと思いました。
この作家さんの単行本を読む時は実は結構こう思うことがあるんですよね…。
きっと、一城さんのお好きなタイプのキャラが詰まっているからなんだろうなと思います。
今回は強気でやんちゃな受け様タイプが多くて、言葉が足りなくてすれ違いのシチュエーションが多かったです。
表題作については色々思うことがあって、今一つ萌えられなかったのですが、同時収録作の双子のお話（「ラブリネス」「もう一度その腕で」「そんなキミに恋してる」）は楽しめました。
こちらは最初は強気な受け様だったのですが、恋をするにつれてだんだん乙女になっていくところが好みの分かれるところかもしれませんが、ラブラブ、甘々なお話がお好きな方にはいいかと思います。
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