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表題作花を秘する龍~神獣異聞~

江戒焔,雪花の家族を救う為に雇われた旅の商人
李雪花,白金の神と薄青の瞳をもつ成陵市長の子

その他の収録作品

  • 青龍の花嫁
  • あとがき

あらすじ

神獣と神仙に守られし陽都六州。
成陵の市長の子・雪花は己の容姿を厭い、ひっそりと暮らしていた。
大祭の夜、好奇心から館を抜け出した雪花は、柄の悪い男達に誘拐されかける。
助けたのは旅の商人・戒焔で、報酬に唇を奪われた雪花は、反発しつつも、強くて優しい戒焔に惹かれていった。
そんなある日、雪花の家族は侵略軍に捕らえられてしまう。
家族を救うため助力を頼んだ雪花に戒焔が要求したのは、雪花の無垢な肉体だった―。
出版社より

作品情報

作品名
花を秘する龍~神獣異聞~
著者
和泉桂 
イラスト
佐々成美 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
宵待の戯れ~桃華異聞~
発売日
ISBN
9784344809345
3.8

(5)

(1)

萌々

(3)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
18
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
20%

レビュー投稿数1

神獣異聞シリーズ1作目。

ど~でもいいことですが、私の中で和泉さんは『メロドラマ作家』なんですよ。これもファンタジーなんですが、大元はベタベタと言ってもいい、すごい王道ラブストーリーでした。

雪花(受)は、ひとりだけ見た目が違うのを気に病んでいるわけですが、雪花の家族の在り方がこういう設定でありがちなのとはまったく違って、それがいい意味で意外でした。ストーリー展開にも密接に繋がってますしね。

しかし戒焔(攻)が、あらすじから私が受けたイメージとは大違いでした。あの『助力を頼んだ雪花に、無垢な肉体を要求した』というくだりは、実際に読むと確かに間違いではないものの、ニュアンスが違いすぎて唖然。いや、戒焔ホントいい人でした。

佐々さんのイラストの雪花が、とにかく幼いくらいの可愛らしさなので、ちょっとショタ風味?でも、戒焔とのCPとしてはお似合いだったと思います。

これ、タイトルからして『龍』が入ってますし、そういうオチなのはいわばお約束なんでしょうが、続編タイトルがストレートすぎて、読む前に目次見た時点で、ちょっと『・・・』でした。

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