表題作Short Pieces vol.4

遼一郎/深沢/クラウディオ/義康/戒焔/奎真 ほか
国貴/和貴/道貴/冬貴/雪花/翠蘭 ほか

その他の収録作品

  • 1st Piece(清澗寺家シリーズ)
  • 2nd Piece(花を秘する龍 ~神獣異聞~)
  • 3rd Piece(月宮を乱す虎 ~神獣異聞~)
  • 4th Piece(プライス&リミットシリーズ)
  • 5th Piece ~桜花の秘事~(夜ごと蜜は滴りて)
  • 6th Piece(紅楼の夜に罪を咬む)

作品情報

作品名
Short Pieces vol.4
著者
和泉桂 
媒体
小説
サークル
Sin Cos〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
この罪深き夜に
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

花火で浴衣で屋形船。一番かわいそうなのはどう考えても鞠子だと思う。

今回は清澗寺家シリーズ、「花を秘する龍」「月宮を乱す虎」、プライス&リミットシリーズ、「夜ごと蜜は滴りて」「紅楼の夜に罪を咬む」の6編。
表紙指定の際にR指定をしなかったからということでえちなしのイチャラブになっております。

清澗寺家のお話では全員勢ぞろいのパラレルになっております。
全員揃うとどうしても兄弟が一緒にいることが多いので、自然攻たちが集まるのですがそれがなかなか会話とか面白いです。
今回はみんなで花火を浴衣で見に行こうってことになったんですが、冬貴が我慢できないがために屋形船を何台出すかで鞠子がツッコんでみたり。
また、クラウディオと道貴が浴衣を見に出かけるんだけども、そこまでの道のりに運転手がいるのにすぐに2人の世界に入り込んでしまって何度もツッコまれてたり。
その掛け合いがなんだかとても面白かったです。
クラウディオと道貴ってバカップルだと思う。
相手がイタリア人だからストレートな言葉の応酬になるのかなぁ。
ま、道貴の素直な性格のせいもあると思いますが(ほかの兄弟はそう素直に言えない人たちだし)

「夜ごと~」はリンクスロマンスフェアの全プレCDのその後みたいなお話。
深沢の見事な言葉責めでした。
一切触れずに言葉だけであれだけ詰れるなんて才能です!(爆)
ま、もちろん、対和貴専用だというのはわかってるんですが。

「紅楼~」はほかのお話とはちょっと違ってて。
大体同人誌で発表される作品は世界とか似てても辻褄合わなくてもいいパラレルって感じなんですが。
これは本編から削られたエピソードを同人用に味付けされたものです。
というわけで、メインは浅野と和貴。
で、オチ?的には深沢×和貴ということに。
和貴はホント深沢に出会ってから身持ちがかたくなったというか深沢以外は必要ないのだなぁと感じました。

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