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表題作黒羽と鵙目 7

黒羽斉彬
暴力団組長
鵙目隆之
バーテンダー

その他の収録作品

  • 夕立

あらすじ

鵙目は中国マフィアとの一件で警察へ出むいた際に、黒羽が都心のマンションに男子大学生を囲っているという噂を聞く。
落ち着かない気持ちの鵙目が黒羽に内緒でそこを訪ねてみると、その男子学生は鳩子の異母兄妹で井上審議官の愛人の子、一雉だった。
一方、男鹿は同期の長谷川に、井上側に付いて一雉を黒羽組から連れ戻すよう命令され…?書き下ろしも収録、それぞれの思惑が交錯するシリーズ第7弾。

作品情報

作品名
黒羽と鵙目 7
著者
花郎藤子 
イラスト
石原理 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸ノベルズ
シリーズ
黒羽と鵙目
発売日
ISBN
9784592862628
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

鵙目という男の面倒背負い込み体質は悪化をたどる一方

黒羽と鵙目・・・7巻も途中で終わっています。
♂と♂の恋愛小説だと思っていたのですが
巻数を重ねるごとに彼らの終着点がズレてきたような気がします。

ここ数巻は、黒羽組(鵙目含む)VS 警察(鳩子の父親)という
戦いが繰り広げられており・・・

ひょんなことから知り合った鳩子やマサルや祥・・・
親の愛情をまともに受けれなかった子供たちに手を差し伸べる鵙目は
児童擁護員と化しており・・・

黒羽は一貫して鵙目を正妻として愛していて
鵙目の子供が欲しいと言っていたこともあったわけで
このお話の終着点は、子供の生めない鵙目のために“子供”を
手に入れてあげるといった感じなのだろうか・・・

恐怖の悪徳警察官僚・井上貞夫(鳩子の父)をラスボスに据え
鳩子の身も心も解放してやることがこの物語の終着点なのか???

『黒羽と鵙目』と題してはじまった物語だけど
二人の関係ではなく、ほぼ鵙目という面倒背負い込み体質の
波乱万丈人生wそしてそんな鵙目をバックアップする黒羽といった感じ。
すでに黒羽なくして鵙目は、目の前のアクシデントを解決できないくらい
事が大きくなりすぎていて黒羽におんぶにだっこの状態だ・・・
7巻では、黒羽の愛人!?に嫉妬する鵙目も見れてw
まあどんどんどんどん鵙目がちっさい男に見えてゆく~。

2

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