おしえて僕の神様

oshiete boku no kamisama

おしえて僕の神様
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
57
評価数
16
平均
3.8 / 5
神率
56.3%
著者
瀧本羊子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
電子発売日
ISBN
9784845858194

あらすじ

慧は高校の卒業式に友人の真心への告白に成功する。喜んだのも束の間、真心から自分は「かみさま」だという秘密を打ち明けられて…

表題作おしえて僕の神様

杉村慧,高校生
野宮真心

レビュー投稿数3

彼らの恋・大人になること

てれてら…
(てれてれ)

ただのラブストーリーとは一風変わっていて良かったです。
両思いで抱き合ったり焦れたり照れたりする二人が可愛い。
少年たちが恋する初々しさがベースにあって、その上で、人を見つめ欠けた部分を埋めること、博愛からただ一人を愛することを選ぶこと、大人になることと喪失がアナログな線で描かれていて、ほっこりしつつ考えさせられました。

真心は素直で天然だけど、人を蔑ろにしない責任感がある。
恋をしても自分の時間が持てず、泣くのを堪える姿にグッときました。
“お勤め”の後の、真心の肩に手を置こうとして止め、お疲れとポンと叩く慧。二人はお互いを信じて受け明け、考えて行動していく未来が明るく感じました。
深夜に落ち着いて読みたい一冊です。

0

救われたのは神様の方でした。

初読み作家さんで、試し読みだけではコミカルなのか、
ほのぼのなのか、はたまたダークなのか、いまいち掴み切れず、
でも猛烈に先が気になってしまい、結局購入に踏み切りました。

結果としては通読してみて良かった。
しかも、電子で購入したものの思いの外ぐっさり突き刺さってしまい、
ぜひ手元に置いておきたいのと特典も欲しくなってしまったので、
改めて紙本まで購入してしまいました。

物語は学校の人気者で親友の真心に片思いする慧の視点で始まります。
中学時代から真心に秘かに想いを寄せてきた慧は
高校の卒業式の日、勇気を出して真心に想いを伝えることに。

すると、真心もまた慧と同じ気持ちだったことがわかり、
二人は晴れて両想いに。
長年の恋が実り幸せ絶頂の慧でしたが、
真心が「じつは俺 かみさま なんだ」と言い出して…。

は?なにそれ?と慧同様に、ポカンとしてしまった私。
まさかの人外ファンタジー?と思いきや、そうではなく、
ただただその言葉通り「かみさま」なんです。
そう、職業が神様。自営業 神様。
つまり、実家が宗教なんですね。

本人が望む・望まないにかかわらず、昔から他者を惹きつけてしまう
性質の真心は気がつけばいつも誰かの拠り所となっていて、
自然と宗教の教祖のように崇められるようになっていました。
そして、人々は彼を「かみさま」と呼び、心の穴を埋めてもらうために
彼に悲しみを、孤独を吐き出し続け、救われようとするのでした。

ピュアな恋のお話かと思っていたら、突然のシリアス展開に衝撃でした。
無垢でちょっぴり天然な美少年に思えていた真心が
途端に偽善的で胡散臭さく見えてきてしまう…。

だけど、実際は真心は何も悪くないんですよね。
寧ろ彼もある意味では周囲の大人たちからみんなのために生き、
「かみさま」であることを強いられてきた被害者なんです。

本当は恋人とイチャつきたいだけの、えっちに興味津々な、
年相応な恋心と性欲を持て余す普通の男の子なのに。

だけど、真心にとっての救いはいつも隣に慧がいてくれたこと。
真心の重い家の事情を知っても尚その想いは変わらず、引くこともなく、
何のこともないように、ただありのままの真心を受け容れ続けてくれた慧。
どちらかといえば平凡だし、イケメン枠でもないけれど、
ただ真心への想いだけは誰よりも一途でまっすぐ。
恋人としていつも真心を見守っていてくれる懐の深さがすごく男前なんです。

かみさまの自分と、慧に恋する自分との間で揺れ動き、
信者たちに引きずり込まれ、穴から抜け出せずにいた真心を
救い出してくれたのは慧でした。

神様が救うのではなく、救われたのは神様の方でした。
これはきっと愛による救済の物語なんだと思います。

2

ラブコメ期待したら…

初読みの作家様でした。表紙が素敵だったのと、タイトルが面白くて気になったのです。
同級生で親友の慧と真心。優しくてきれいな真心に(そういう意味で)惹かれる気持ちを抑えきれずに告白した慧は、真心の秘密を打ち明けられるのですが、、、それが、彼が ”かみさま なんだ” ということ。。試し読みでここまで読んで、”あ、聖おにいさん的なコメディか!”と期待してポチったら…、期待した方向性ではなかったため、この評価になってしまいました、、すみません。

重かったです…。かみさま→人の悩みを聞いて癒すことを生業としているという、母親がマネジメントする”軽い”カルトの教祖が真心ということでした。最終的に”かみさま”であることの呪縛からリリースされるのですが、そこに慧の存在が大きくかかわる、とても尊いのですが…、ラブストーリーってゆーエモーショナルなものより、ヒューマンドラマ的な要素のほうが強い印象を受けて、少女漫画ちっくな表紙とのギャップを感じてしまいました。

2

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