愛を知らない兄弟は

ai wo shiranai kyoudai ha

愛を知らない兄弟は
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
58
評価数
17
平均
3.6 / 5
神率
41.2%
著者
Jbn 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784861239120

あらすじ

義兄弟の茜と明は、幼い頃から“愛”を探している。
そこに、一人の冴えない同級生・黒田が現れる。

茜を好きになってしまった黒田は、2人に翻弄されながらも
精一杯向き合い、茜に愛情を注ぐ。

そんな黒田と一緒にいることで、
孤独な義兄弟も少しずつ感じるものがありーー…

男子高校生3人が繰り広げる
甘美でアブない、青春の1ページ

表題作愛を知らない兄弟は

黒田,高校生
神田茜,高校生

同時収録作品愛を知らない兄弟は

神田明,茜の弟で高校生
神田茜,高校生

レビュー投稿数2

先生の伝えたい事とは。

『お互いを認めて生きていく』
⁡そこが何よりも大切な事だった⁡なぁと。

愛を知らない兄弟は、黒田と出会い
愛を知るんだと期待して読み進めました。

けれど2人は愛を知るに至らない。

⁡⁡⁡でもそれで良いのだと⁡
⁡認めてくれたのが、⁡黒田⁡⁡
⁡⁡
⁡この人が居ないと2人の世界は⁡
⁡誰にも認めて貰えず、、⁡
⁡愛を知るために永遠に誰かを⁡
⁡求め続けたかもしれない。
⁡⁡
黒田が⁡、そのままでいいんだ⁡と
2人の欠けた感情も⁡、繋がりも⁡全て受け入れると。
そんな風に思ってくれる人間が⁡⁡いると知れただけで
⁡2人はほんの少しだけ生きやすく⁡なったかもしれない。

⁡そして、茜も⁡最後は⁡

『自分は明を特別に想いたいんだろうな』⁡⁡
⁡⁡
⁡って自分の感情を知ろうと⁡、
⁡向き合おうとするのが見える。

⁡それだけでも、黒田が2人に与えた⁡
⁡ものって物凄く大きなものだと思う⁡。
⁡⁡⁡
黒田に認めてもらって
これから2人は知らない感情⁡を
知っていくのかもしれないと思うと
その先の2人を見てみたいなぁと思った。

1

斬新、ではあるが

初読みの作家さまでしたが(もしかして、今作品がデビュー作でしょうかね?)、表紙が綺麗で思わずジャケ買い。ジャケ買い、久々にしたなあとか思いつつ。

表紙に3人の男の子が描かれていますが、真ん中の赤い髪の男の子が受け、その彼を挟むようにいる男の子たちが攻めさんという3Pもの。

んー。
「3Pもの」と書きましたが、そうと聞いてイメージするそれとは若干毛色が異なる、というのか…。三角関係、とも言えるし、そんな単純な関係でもないという斬新な設定のお話でした。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





高校生の黒田くんは、新学期に伴うクラス替えで一人の男の子と同じクラスになる。赤い髪をした、茜という名の同級生。いつも転寝をしていて、寡黙で、今まで接点など何もなかったが、ある日、突然茜に手を触られる。その触り方にセクシュアルなものを感じた黒田くんだったが、その翌日、茜に誘われる形で身体の関係を持ってしまい―。

というお話。

と、書きましたが、今作品の序盤は黒田くん×茜のシーンから始まっているのではありません(ちなみに黒田くんは表紙の黒髪の彼)。出だしは、黒田くんとの絡みではなく、緑色の髪の男の子・明とのセックスシーンからスタートします。

明は茜を「にーちゃん」と呼んでおり、んん?兄弟間の愛憎か?と思わせる出だしなのです。

明は、茜の従兄弟。
とある理由で茜の家に引き取られ兄弟のように育てられた、という男の子なのですが。

明と茜が身体を重ねる理由。
明という存在がありながら、茜が黒田くんを誘いセックスに至った理由。
そういうものが、読み進めていくうちに少しずつ見えてくる、そんなストーリー展開です。

読み始めたとき、いろいろ予想したんですよね。
茜は明に求愛されていて身体の関係を断り切れないんじゃないか、とか。
黒田くんのことがずっと好きで、ビッチさんを装って誘ったのかな、とか。

が、その予想を斜め上に行く、斬新なストーリーでした。

今作品は黒田くん視点で進むからでしょうか。彼が主人公、彼の恋の成就の物語、のように感じるんですね。読者は黒田くんの感情に沿って、読み進めていく。が、今作品は黒田くんの恋の成就の物語ではありません。ネタバレになりすぎちゃうので詳細は書きませんが、黒田くんはBLにおける恋の成就という視点でいうと完全に脇キャラです。

明と茜。
この二人には、他者が入る隙間のないほどの絆がある。
そしてそれを、本人たちが分かっていない。

主人公が当て馬という斬新なストーリーはめちゃめちゃ面白かったですが、んー、もう一声ほしかった感も否めなかった。

彼らが人として大切なものを欠損している。
その理由がきちんと描かれていたらなお良かったなあ、と思いました。

明を手放した母親。
一切登場することのない茜の両親。
その辺りが、彼らの心の闇のキーとして描かれていたら、あるいはもう少し萌える作品になった気がしました。というか、その部分が描かれていないので、明と茜の二人の欠損した部分が上滑りしてる感が否めない。

さらに言うと、

茜はとにかくよく寝る。
明も茜も全然勉強しないのにテストでは好成績を収める。

という描写がありますが、こういう描写って必要だったのかなあ…。それよりももう少し彼らの心の中に迫る描写が欲しかったなと。まあ、完全に好みの問題ですが。

そしてもう一点。
黒田くんが茜に惹かれた、その理由が全く分からなかった。彼の茜への恋心という部分が今作品のキモなのですが、そこがあやふやなので全体的に締まりがない。

色々書いてしまいましたが、面白くないわけでは決してないんですよ。
むしろ斬新だし、既視感ありありのストーリーとは一線を画すストーリー展開に引き込まれる感じもある。

次回作も期待したい、そんな作家さまでした。

10

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