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もう何十年もBL読んでるけど、ここまで愛されてた受けはいたかな!?ってくらいの執着と、ものすごい愛。でもちゃんと説得力があって、なんでそこまで??とは思わない。
翻訳で最後まで読んだけど、本当に名作だと思う。BL界のハ⚪︎ポタ、⚪︎と共に去りぬってくらい。
一巻、二巻を読み終わってもう三ヶ月以上経つけど、毎日天官賜福のこと考えてる。二ヶ月目には我慢できなくて魔翻訳(原文をアプリ翻訳で読む)して全話読んで、もう完全に沼にハマってしまった…すごい話読んじゃった。。この話を知らないまま死ななくて良かった。あと6巻の邦訳を読むまで死ねない。おばあちゃんになってもきっと何度でも読み直したい。
こちらはアニメを先に観ていました。アニメ1期はそこまでハマらなかったんですが、2期からドハマりして、小説も読みたくなり購入。かなり厚い本なので、少しずつ読んで読了したのでレビューしてみます。(ネタバレは少なめです)
先生の作品は「魔道祖師」も大変有名ですね。こちらもアニメを少し観たんですが、難しくて挫折しました。それで小説も難しそうと思い込んでました。
本作を試し読みしたら、そんなことはなくて、普通に読みやすくて面白いです。
アニメだと当然色々と端折られているので、小説を読むと事柄や人物の詳細が理解できて嬉しくなります。
ちょっとコミカルな部分もあって、時々クスッとできて楽しい作風です。
また主人公の謝憐(シェリェン)が、とても心の広い優しい人柄で、読んでいてほっこりします。
先にアニメを観ているので、三郎(サンラン)の正体など、色々わかった上で読みましたが、それでもすごく楽しめました。
1巻は、謝憐が八百年振りに天界に飛翔して神官として復帰するところから始まります。神官として、下界の事件を解決したり、三郎と出会って一緒に過ごしたりします。
事件の謎解きに挑む場面は、ちょっとオカルトっぽいミステリーといった趣で、とても面白かったです。
BLとしては、まだまだ始まったばかりで、甘さはほんのちょっぴりという感じです。
でも所々で三郎の謝憐への執着や溺愛を感じ取ることができて、萌えも摂取できます。
1巻は、アニメ2期の2話くらいまで。かなり中途半端なところで終わります。
実は2巻も購入済みで、1巻と並行して読んでいます。続きもすごく面白いです。
私は小説を読むのが遅いので、アニメがなかったら、この厚い本はなかなか読もうと思えなかったので、アニメ化されてよかったです。お陰でまた面白い作品に出会えました♪
3巻は来月に発売予定ですね。
こちらも楽しみだな〜。
そのうち「魔道祖師」にもチャレンジしようと思います。
小説に躊躇されている方は、私のようにアニメを先に観てもいいかも。色々なサイトで配信されています。
あとコミカライズも配信してますね。
紙本 挿絵はなし。残念!
アニメを見て「絵が綺麗なのに話が良く分からない!」と思って原作を読み始めました。「魔道祖師」はドラマで見て分かりやすかったので、本作のアニメがちょっと分かりにくいんですかね。
ただ、原作は良かったです。ストーリーそのものは壮大な中華ファンタジーで、アクションあり謎解き要素ありで面白かったです。ファンタジー要素が多くてよく分からなかったり、一方で説明が冗長だと感じる部分もありますが、二人の関係性が徐々に近づいていく感じに共感しました。中華ファンタジー好きならお勧めです。
多くの腐女子を『中華BL』というジャンルに沼らせたドラマ『陳情令』の原作『魔道祖師』である作者・墨香銅臭先生待望の3作品目。
全てを救えると信じ、全てをその手で失った「三界の笑い者」と、
降り注ぐ血の雨から、美しく咲く一輪の花を守るためだけに人を捨てた化物。
これは、そんな二人の残酷なほどに一途な愛の物語。
これから読む人のためになるべくネタバレを避けましたが、前情報無しで読書を楽しみたいという人はお気をつけ下さい。
*こちらのページにレビューを書いていますが、レビュアーは英訳版の5巻(全7巻中)まで読了していますので、『天官賜福1』より先の物語を知った上でレビューを書いています。
まず、ライトBLを「性描写が含まれない、もしくは無きに等しい」という解釈の場合、『天官賜福』はライトBLのジャンルに含まれます。しかし、小説としての内容は激重です。
なので下記の内容が苦手な人にはおすすめしません:
・グロ描写
・主人公以外のバッドエンド
次に、『天官賜福』はBLであり、作者の墨香銅臭先生は『愛』をメインテーマに物語を描いていますが、先生の前作である『魔道祖師』と同様ミステリー要素が含まれています。なので、「恋愛が本編」というよりは、「本編に恋愛が含まれている」という感覚になります。でも、安心して下さい。この小説は胸キュン製造機です。
また、ネタバレを避けるために何故とは言いませんが、【ネタバレ防止】不在のため読むことを諦めようと思っていても、とりあえず第七章を読み終えるまでは頑張って読み続けて下さい。
ここからは、小説の内容についてです。
才色兼備な謝憐は、元々仙楽国の太子であり、飛昇して神官になる前から多勢に仙楽国四つの宝の一つ・「太子殿下」として愛される存在であった。しかし、当の本人は地位にも名誉にも興味はなく、ただ純粋に衆生を救いたいと強く願っていた。
そんな「太子殿下」は、様々な伝説を残し飛昇したが、今となって人々の心に強く残った彼の印象は、崩壊寸前の仙楽国のために良かれと動いた結果、逆に仙楽国の息の根を止めてしまった愚か者としてのみ。二度飛昇を果たし、二度天界から追放された「三界の笑い者」と成り果てた謝憐は、追放された800年間、下界を彷徨い続けたのである・・・。
そして、物語は謝憐の三度目の飛昇から始まるのです。
主人公・謝憐(受)はマイペース&天然であるため、彼の目線で語られる物語にクスって笑ってしまう場面が幾つもある。また、謝憐は武神なので、美人なゴリラです。あと、本編には関係ありませんが、料理が下手すぎて、全ての料理が特級呪物並みという描写があります(三郎は全て完食しています)。
三郎(攻)は、ネタバレ製造機なので、性格の説明のみにします。
三郎は悪戯好きで、大切に思う謝憐には可愛く(ここ大事!)ちょっかいを出してしまう。しかし、謝憐以外には悪魔の様な上から目線の態度で、皮肉たっぷりの暴言を吐いたり、嘲笑いながらボコボコにする事が多いです。そんな悪魔の様な三郎はスパダリです。
読了後は心を抉り出された感覚になる純愛物語ではありますが、
是非全世界を虜にした『天官賜福』に一票を。
魔道祖師を読破された方なら問題無く入り込めると思います。
魔道祖師未読の方は、この作品の方がわかり易い気が個人的にはしますので、中華BLデビューに向いてる作品だとも思います。
また、天官賜福のアニメを何話かでも視聴してから読む方が世界観把握し易いのでお薦めです。
世界観に慣れてないとわかり難い点もあるのですが、そこまで複雑ではないので読んでるうちに自然に物語世界に入り込めると思います。
三郎の飄々としながら、謝憐への天より高く海よりも深いとてつも無い愛情にやられます。
さりげなく謝憐を助けて、スパダリ具合も発揮。
謝憐以外眼中にない一途さも好ポイント!
とにかく攻の感情の渦に飲み込まれて溺れて下さい!!!