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2巻です。
今回も二人の駆け引きがあるのかと思いきや、昴がすごく勝手なんです。
散々臣に見せかけぶりな態度ばっかりとってたくせに
突然突き放してくるんですよ。
そんなことでは納得出来ない臣。
昴の職場に話をしに行くのですが、お客様扱いされてしまいます。
臣がすごく可哀想でした。
加賀は加賀で臣を手に入れようとするし
臣は昴のことをはなから住む世界が違うと思い忘れようとします。
すると昴がー…。
いやほんと昴勝手なんですよね。
終始勝手な男ですよ。
突き放したかと思ったら、追いかけてきて好きだと言う。
なんてやつだ!
でも、臣が幸せそうに笑うから、それでいいんだろうなぁと思いました。
気持ちが通い合ってからの臣も昴も幸せそうだったし(*´ω`*)
描きおろしが可愛かったのでかなり癒やされました(*´ω`*)
ハピエンでした。
東雲様ってオミを振り回しいて楽しんでいるのかと思っていたけど、実は惚れているのに気づいてなかったなんて!モテ男あるあるですね。今までたくさんの男女と付き合ってきたけど、求められて付き合っただけで、自分から好きになったことはない、ってやつですね。
オミのことで自分らしく居られなくなるからって、オミを遠ざける所、そして友人に気持ちを相談して恋だと知るところがキュンとしました。東雲様、可愛いな。でも自覚したあとの行動力は流石です。スパダリですね。シンプルに「好きだ」という所もいい。なくしたくないと思ったら、多くの言葉やプレゼントよりも素直な言葉が一番です。
オミも恋を知らずに今まで生きてきた感じでした。でも、自分に必要な人を最初から本能的に気づいていたみたいですね。両想いになってもツンツンしていて可愛い。
いままでのオミは本当の恋愛やセックスを知らずにGCno女王として君臨してきたけど、東雲様と両想いになったらどんなステージを見せてくれるんでしょうか。恋愛に振り回された居た時は不安で「オミ」らしくなかったけど、今は愛されている自覚があるからより妖艶に演じることが出来そうです。
女性のストリッパーだと性的になるけど、男性のストリッパーって芸術的な感じがしますよね。美しい体にしなやかな筋肉。
オミの母親があまり絡んでこなかったり、最初東雲様を紹介してきたオヤジがストーカーっぽく再登場するかと思っていたんですが・・・
もしかして続くのかも?
今度はこの二人でスパダリ溺愛編を見てみたいです。
普段全てが出来る男が『恋』に溺れて前後不覚に相手を求めて焦る様はなんとも言えぬ旨さ!!
溺れながらも、相手を手中に収める為のアレやコレをいつの間にか滞りなく執り行う様もまた、美味!!
しかも、やっと、『臣もオミも自分のモノにしたい』の本当の意味に気付いて今までに感じた事の無い感情にテンパってる昴と昴に『オミ』として舞台を認められたい臣との認識の違いに揺さぶられるふたりのプライドとプライドがぶつかり合い火花を散らすのだが、、、、。
ハナ先生の描かれる裸体が美しい!!!!!!
舞台の上で踊るオミは格別に美しい!!!!!
欲情した表情は尚更最高です。
紙コミックス、修正、ライトセーバー
1巻が値下げになってて試し読み→臣の魅力の振り幅と昴のなびかなさっぷりにハマって新刊のこちらまでまとめ買い。
1巻の二人のバチバチの駆け引き、だけど揺れる心情…恋に堕ちる寸前のドキドキとゾクゾク。どう決着するのかととても期待して2巻に読み進んだけど…。
ちょっとあっさり終わったな〜というのが正直なところ…。当て馬・加賀の厄介そうなところにもう一悶着のスパイスを期待してたのにちょっと弱かった。
2巻で納めるために納めた駆け足感がして、すごくいいカプだしもう一冊分くらい拗れながらくっついてほしかったなぁと。ちょっと勿体無かったです。
巻数が入ってるのでもっと続くと思っていたのですが今巻で完結してました。
1巻で凄く期待してたんですが、2巻はドタバタした感じで失速したように感じられました。
初心な臣はともかく東雲の余裕の無さに、あの1巻の彼は何処に行ってしまったのかと目が点になってしまって…。これは同じお話なんだろうかと、作品の一貫性の無さと不安定さにばかり気を取られてしまってました。
それと臣の母親は1巻だけの登場で、弁護士だけが臣に近付いてましたがこちらも中途半端な存在だったような感じがします。
臣のストリップダンサーとしての舞台もサラッとだし、何処がこの作品の売りなんだろうかと疑問に思ってしまいました。
そして、東雲が酒蔵の御曹司って割には店の描写が適当で、どうしても「レムナント」と比べてしまって駄目でした。
「レムナント 」と「プチミニョン」は次が最終巻らしいので、そちらを楽しみに待ちたいと思います。