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絶対者シリーズ第2弾です。
2巻も拘束エロ多めなので、拘束好きな私は満足しました。
シリーズとしての色が出てきた所で、続きが出るのが楽しみです。
攻め以外にはヤられませんが、道具や媚薬を使われるので苦手な方はご注意。
西井組組長・宮脇本俊(俺様鬼畜執着攻め)×組長の次男・神城友那(大学一年)お坊ちゃん受け
本俊に守られているだけじゃ嫌だと思って、自分の存在に葛藤する2巻です。
友那が極道スーツを着て見回りに行くと、路地裏に連れ込まれて無理矢理の野外H。
見知らぬ男からと怯えていた友那ですが、もちろん、そんなことをするのは、本俊しかいません。
自立心旺盛な友那に対して、俺の天使でそばにいるだけでいいと言う本俊とはすれ違い。
感じていただろ?と言う言葉は、免罪符になりません(笑)
ちょっとそこが引っ掛かりましたが、しょっちゅう恋人同士で拘束プレー続出です。
本俊に恨みを持つ男に友那が誘拐されて監禁されて、媚薬とバイブで弄ばれる。
首輪をつけられて手首を背後でラバー状の物で拘束された友那の挿絵は、拘束フェチ感涙物です!
助けに来た本俊と、組織の手下に抱えあげられて友那と繋がるのですが、公開羞恥の拘束恋人プレーにしか見えませんでした。
恋人達のプレーのお手伝いにしか見えなかったんですが、この世の最後の思い出ということなのでそんなシチュです。
友那に本俊を守ろうとして、守られているだけに甘んじずに、成長している姿がよかったです。
拘束Hに萌え属性がある方には、このシリーズがお勧めです。
エロ:★4 野外H有、拘束H多め、攻め以外からの道具や媚薬で弄ばれる描写有。
総合:★4 友那の成長があって、今後のシリーズが楽しみです。
宮脇本俊(西井組組長 )× 神城友那(宮脇の愛人)
※この作品は「絶対者に囚われて」の続編になります。
前作で両親と兄をいっぺんに事故で亡くした友那でしたが、本俊の助けを借りて事故の真相を知ることが出来、凌辱から始まった二人の関係も(実際は友那が子供の頃本俊が世話をしていたという過去があるのですが)収まるところに収まり、現在は西井組組長である本俊の愛人として友那は過保護に守られているという状況にあります。
それにしても凌辱の時だけでなく、ラブラブになっても二人のHは基本調教的なプレイだったというのが何となく笑えました(道具も使用していましたし)。前作とあまり変わっていないんじゃないの!?という印象もあったのですが、もちろん気持ちの上では前作より全然ラブ度が高くなっていて安心しました。
ところが本俊の周りがピリピリと緊迫した状況になると、役に立ちたいと考えている友那と、何もせずただ自分に守られていればいいと考えている本俊の間で意見がすれ違ってしまいます。結局は本俊に言われるまま事情も分からず海外へと出発しようとした矢先、本俊に恨みを持ち復讐しようと企むヤクザの早乙女に捕らわれ人質にされてしまいます。
その後の展開は友那にとっては試練の連続で、かなりキツイ目に遭ったりするのですが、最後まで本俊を信じ抜くことで状況は一転します。
あれだけ復讐心に燃えていた早乙女にはちょっと酷な真相が明かされ本当にお気の毒様…といった感じだったのですが、早乙女には忠誠心のある部下の林がそばにいるので大丈夫かなと余計な想像をしてしまいました(ちなみに現時点ではこの二人はカップルではないです。…ないと思います。たぶん)。
今回の出来事があった中で、やっぱり友那はヤクザの組長の息子だったんだなとしみじみと感じ、守られているだけではなくいずれは本俊の片腕へと成長しそうな気配が見られたのがとても興味深かったです。シリーズが今後も続くのかは分かりませんが、友那がどういう成長を遂げるのか見てみたい気もしますし、どうせなら本俊がどこまでメロメロになってしまうのかも見てみたいです。