孤高のコワモテ吸血族×人懐こいピュアな大学生。すれ違いモダきゅんラブ!

コミック

  • 僕の血吸ってくれませんか 1

僕の血吸ってくれませんか 1

boku no chi sutte kuremasenka

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表題作僕の血吸ってくれませんか 1

佐藤紅介,吸血族の大学生
鬼追卯月,大学生,亜人専用下宿の大家の孫

その他の収録作品

  • 描き下ろし「ほこほこ」
  • あとがき
  • 紅介が来るちょっと前の話

あらすじ

亜人と人間が共存する世界。
亜人専用下宿の大家の孫で大学生の卯月は、
好きが高じてオカルト系チャンネルの配信をしている。
新しく入居した吸血族の紅介とは同い年で、
動画撮影のため心霊スポットに付き合ってもらうことに。
ところが撮影中の満月の夜、
紅介の理性が揺らぎ吸血族としての本能がむき出しになってしまう。
襲われかけた卯月はとっさに自らの血を差し出すが、
首筋に牙を突き立てられた途端、身体が熱くてキモチヨクなり――?

作品情報

作品名
僕の血吸ってくれませんか 1
著者
山本小鉄子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415217
4.2

(54)

(23)

萌々

(22)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
230
評価数
54
平均
4.2 / 5
神率
42.6%

レビュー投稿数8

濡れ場はないが最高に萌える

作家買い。
小鉄子さんの新刊は吸血族とか狼族といった「亜人」と呼ばれる種族が人間と共存している世界を描いたファンタジーもの。小鉄子さんらしいほのぼので可愛らしいお話に、「亜人」という存在が加わることで可愛らしいだけではなくちょっぴりの切なさとかじんわりと漂うシリアスさもミックスされたバランスのいい作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は祖母・静江が運営する亜人専門の下宿「鬼追館」に住む大学生の卯月。
鬼追家の祖先は祈祷師。それゆえなのか?人と異なる亜人を受け入れている。いまだに亜人たちへの偏見が残っている周囲とは一線を画し、静江も卯月も、亜人を差別することのない数少ない人間たちだ。

そんな鬼追館には現在三人の狼族が下宿している。オカルトが大好きで、心霊スポットを訪れその様子を動画で配信している卯月は、満月のその日も動画撮影に出かけていた。が、そこで下宿人の一人である小坂が狼に変身。卯月を襲ってきた。逃げきれずに死を覚悟する卯月だったが、そこを一人の男性が助けてくれる。

彼の名は紅介。
鬼追館に下宿人としてやってきた吸血族だったー。

というお話。

小鉄子作品の攻めさんっていつも皆さんイケメンで、個人的にドツボを刺激されるビジュアルをお持ちなのですが、今作品の紅介もめっちゃイケメン。ビジュアルもだけれど、その中身が。序盤、卯月が襲われている時に助けてくれるシーンに萌え鷲掴みにされました。

が、紅介という男の子はイケメンなだけじゃない。
亜人ということで差別され避けられてきた紅介が、亜人を差別せずに接してくれる卯月と出会い、少しずつ心を開いていく過程にめっちゃ萌えました。主人公はあくまで卯月なのですが、今作品は紅介の心の成長をも描いたお話です。

一方の卯月もですね、もうカッコいいし、可愛いし。
お顔も可愛いですが、心根がとにかく優しい。彼は己の信念によって傷ついた過去もある。あるけれど、それを跳ねのけ自身の正義を貫く強さもある。

ストーリーとしては王道と言って良い展開かと思います。
が、そこに華を添えるのが登場人物たちの魅力。静江さんもカッコいいですし。

小鉄子作品ならでは、と言って良いでしょう。
紅介と卯月の間に身体の接触はありません。キスシーンすらない。無いのですが、濡れ場などなくてもめちゃめちゃ萌える作品でした。濡れ場が無ければBLではないと思われる腐姐さまには若干不向きな作品かもしれませんが、なくてもこれだけ萌える作品が描ける小鉄子さんに完敗です。

が、あとがきで先生が「2巻はレロレロじゅるじゅるになる予定」と書かれているのでどれほどのレロレロが…?とちょっと楽しみにしています。

途中で卯月がとある人物に騙されるシーンがありますが、これ、もうあれだよね?卯月はあんなことやこんなことをされそうになるんじゃない?と腐った予想をしてしまいました(自分のBL脳にちょっと反省)。が、この騙されるシーンが、卯月と紅介の優しさと強さといった彼らの内面を魅せるツールになっていたもの良かった。そしてシリアス展開でもないので安心しました。

まだ1巻ということで明らかになっていない部分もあり評価を悩みましたが、めっちゃ萌えたことと次巻への期待が高いことから神評価で。早く続きが読みたいです。

5

好っき♡

山本小鉄子先生の新シリーズという事で楽しみにしていました。
ちょっと前に完結した「天国の門番」は全くのファンタジーでしたが、こちらの世界観はファンタジーでありながら現代社会と上手くミックスしていて、また違う面白さがありました。

一見すると人懐っこくて友達が沢山いそうな卯月の孤独とか、イケメンでモテモテなのに亜人というだけでやはり孤独な紅介の諦観とか、読んでで切なくなる場面もたくさんありました。

でもそこを暗く湿っぽくさせないで、紅介と卯月を絡ませる事によって、微笑ましくてクスッと笑えるように持って行くのが小鉄子先生の凄いところで魅力なんです。

ラブシーンが一個も無いのに、こんなにキュンキュンして萌えるとは…。恐るべしです。

どっか危なっかしい卯月に振り回されつつ、紅介が惹かれて行く様子が凄く良かったです。
モダモダしてるお話が大好物なので、続巻を楽しみに待ちたいと思いました。初々しい2人に激萌です。

紅介のチャームにやられてしまいました。www
小鉄子先生の描く攻めが大好きです。

3

焦れキュン予感満載の1巻

亜人と人間が共存する世界。
亜人専用の下宿屋を営む祖母と共に暮らす、オカルト好きな人間・卯月。新入居者である吸血族の亜人・紅介との友情以上恋愛未満な交流を描いた、ほんわかキュンBL♡
先生らしい、ゆるふわラブコメで楽しく拝読しました!

クールで1匹狼タイプの紅介ですが、亜人でも人間と同じように、分け隔てなく明るく接する卯月の優しさに絆され、少しずつ卯月へ特別な感情を抱くように…。
また、卯月も狼男に襲われかけた所を紅介から救われていて、お互いに好印象な2人。

互いに惹かれ合い気になってはいるけど、この感情は友情なのか恋なのか…⁉︎
ラストですれ違う「好き」の意味に、今後は焦れ焦れしそうな予感満載です!

素直で明るく、時に大胆な卯月がとっても可愛かったー!
1巻目なので大きな進展は無いですが、クールだけど優しい紅介は今後、溺愛彼氏に進化しそうで期待大ですね♡

エロどころかキスシーンすら無い2人ですが、艶っぽい吸血シーンにドキドキ…!
吸血シーンは何故こうも、エロスを感じるのか……
エロが無くても割と満足感があります!とは言え、2巻では"レロレロのじゅるじゅる"になる予定らしく、今後の2人の恋模様がとっても楽しみです♡

▶︎シーモア/局部描写なし

5

可愛い二人

吸血鬼ものです。
モダモダした可愛い二人でした。
まだ、お互いをちょっと意識(攻めは告っているけども)したくらいでキスシーンもないです。
が、やはり吸血鬼なので!吸血シーンがエロいです。首筋噛まれちゃいます。
あらすじには、吸血されてキモチヨクなりーとありますが、確かに気持ち良くなってるのですがそこで終わりなので…。2巻に期待です。

あとがきで2巻はレロレロじゅるじゅるだそう。楽しみにしています。



修正は、描写がないので何もないです。

3

小鉄子先生ワールド炸裂!

山本小鉄子先生、一度読んだらもう虜・・。本作も可愛い!キュンキュン!読んでて楽しい!二人の間はまだ序章といった感じですが、いい予感しかしない!先生の漫画と吸血鬼の相性がなんだかとってもいい・・攻めの紅介くんがとにかくかっこいい。。。孤独な青年の胸に暖かい炎がともる!素敵♡クールな紅介くんが本能に打ち勝てずに血を吸っちゃうシーンがなんともセクシー!受けの卯月くん、可愛い♡天然だけど芯のあるいい子!この子もなんだか謎を抱えている気がする・・下宿と大学で広げられるファンタジーラブ!2巻のレロレロじゅるじゅるが今から楽しみです!

2

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