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あらすじ

高く、高く。スケートボードで、空を飛びたい! スケートラット スケボーを愛する全ての人に捧ぐ、青春アドベンチャー!
装画『仄見える少年』『トーキョー忍スクワッド』松浦健人 いきなり文庫!

早逝した天才スケーター・アラタに憧れる高校生の爽羽。彼が遺したスケートパークでエアトリックを決めることを夢見ていたが、ある出来事から出入り禁止になってしまう。同じ境遇のスケーターが集う秘密の場所に巡り合い、仲間たちとともに技を磨いて大会出場を目指す中、事故死したアラタが他殺だったのではという噂を耳にして!? 想いを乗せて高く飛べ! 疾走感あふれる青春スケボー小説!

作品情報

作品名
スケートラットに喝采を
著者
樹島千草 
イラスト
松浦健人 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
集英社文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784087443905
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

一人の天才に囚われた町の話

特に匂うとも思えなかったが、ちるちるに登録される要素はどこなんだろう。一人の天才を伝説にするためだけに十五年をかけた男、というのが萌えポイントだったのかな。でもその点も含めてすっきりしないお話だった。

スケボーの天才アラタを生み、専門施設があったりと、スケボーが盛んな町が舞台。その町は分かりやすい悪役の竜玄が仕切っている。事故死したアラタを憎む竜玄の周りには、黒い噂がいっぱい。

主人公の爽羽はアラタに憧れる転校生。アラタが建てたスケボー施設から、アラタ信者であるという理由で追い出される。その後、同じように竜玄に目の仇にされている仲間たちが集まる廃墟で、スケボーの練習をすることになる。

竜玄一派のクラスメイトに避けられてからは、グラフィティアートの才能がある友達ができたり、堅物教師が実はアラタの弟でスケボーの練習を見てくれたりと、少年漫画のよう。アラタの死の真相を探り、疑惑がいっぱいな展開も面白い。

そしてスケボーの才能は平凡っぽかった爽羽が、実はすごい技を習得できる可能性を秘めていた、という流れに。で、いよいよコンテスト当日というところで、竜玄を追い詰める。

話のオチは正直あまり納得できなかった。どんな思いがあったにせよ、竜玄はやりすぎたと思う。冒頭で爽羽にやったことが危険すぎて、肯定できるものではない。

終わり方も爽やかさを醸し出してはいるものの、どうなるかは読者の想像に任せる感じで、竜玄へのモヤモヤも読者側で処理しなくてはならない。ストリートカルチャーであるスケボーの背景とのリンクのさせ方も中途半端に感じた。とはいえ、グラフィティアートの活かし方と三島のキャラはとても好き。

スケボーメインで見れば面白いが、人間模様やミステリ部分を見れば微妙。匂い系としてのおすすめは難しい。漫画や実写など、視覚的に派手な演出が映える作品だと思う。

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