人間嫌いの神×足の不自由な生贄。孤独な二人の異種愛譚

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表題作鷹神様と憐れな生贄

叢雲(むらくも)
土地神様
累(かさね)
生贄

その他の収録作品

  • 鷹神様と番と、幸せたまご(描き下ろし)

あらすじ

美しく寂しい黄泉の国で、天上の愛を知るーー...

足が不自由な累(かさね)は、村の飢饉を救うため、幼い妹を残し生贄になることに。
死後の世界で土地神・叢雲(むらくも)に雨を降らせるよう談判する累だが、
叢雲は望みを拒むばかりか、累を乱暴に抱いてくる。
「これが嫌なら、さっさとどこかへ行ってしまえ。頼むから......」
累を傷つけながらも苦しそうに懇願する叢雲に、累はその本心を知りたいと思い始め...。

孤独と傷を抱えた二人の、甘く切なく魂輝く救済愛

作品情報

作品名
鷹神様と憐れな生贄
著者
丹野ちくわぶ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
鷹神様と憐れな生贄
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415385
4.1

(146)

(81)

萌々

(33)

(14)

中立

(7)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
14
得点
586
評価数
146
平均
4.1 / 5
神率
55.5%

レビュー投稿数14

No Title

読み放題で見つけて絵も綺麗だしキャラデザも良かったので読み始めたものの受けを突き放すために取った手段が性的に辱めるという選択をしている点で攻めに対する印象が最悪でした。

そして何より愛日と花嫁を既読だったのでなぜこんなに似ているんだろうという疑問が湧きモヤモヤ。
調べるとこちらの作品が後とはいえ半年しかズレていないんですよね。
商業作品の準備期間がどれほどなのかわかりませんが偶然の一致?

読み放題なので流し読みで3巻まで読みましたが進めば進むほど受けが男である必要性が全くない展開と内容(雑に言うと脱いだら前についてるだけ)なので『BL漫画』が好きな自分には認めたくない作品でした。

0

ファンタジーに求めてるもの全部ある

再読
さいっっこうでした!!
ファンタジーBLに求めてるものが全て詰まってます!!!!
人外、神気、生贄、生殖機能と私の癖がこれでもかと詰まっていて最高でした
なにより叢雲様の表情とかしぐさがどんどん優しくなっていくのがもうキュンキュンの塊でした
そしてめちゃくちゃかっこいい…
あーー求めてるのこれです!!!
燕も不憫受けとして完成されているし、身体は弱くても心は強くてそこが魅力的でとてもよかったです
サブキャラ達も可愛くてこれからますます楽しみです

0

もったいない

初めて読む作家さんでした!
絵柄が綺麗ですね〜^^

全体の評価としては萌。
色んなことが中途半端かなーと思いました。
序盤、生贄もの…これは好きな設定!と思い読み始めましたが、自分でも想像できる展開で、思いつく以上のキュンキュンできる萌えや幸福感を得られず読み終えてしまいました。。。
生贄もののセオリーとして不憫な受けが望まず攻め(人外)のものになり、仲を深めていく…というのがテッパンと理解はしていますが、受けちゃんは何がきっかけで攻めに惚れちゃったの…?とよくわからず…
嫌々抱かれてたのに突然ときめいちゃう受けの心情が理解できず、妹のことも気にならないの?!(後々出てきますが)とか、幼い妹は1人で村人から騙されたりせず自立できたのか…?とか色々なことが気になってしまいました。
BL作品はストーリー重視で購入しているので、この評価とさせてもらいました。
脇キャラなどは魅力的でした!

0

絵が兎にも角にも美しく麗しい和風ファンタジー

初読み作家さんです。
絵がとても好みだったのと、3冊も発行されているので人気作なのだろうということと、セールしていたので、まとめて購入しました。

事故で両親を失い、自身も足に障害を負って、妹を育てている累が、村人たちからなかば脅されて、妹を生かすために生贄になります。
なんと切なく勇気ある決断。
生き埋めにされて気づいたらあの世にいたけれど、生贄になったのに雨が降っていないと知り、土地神の叢雲に、雨を降らせてほしいと懇願します。人間嫌いの叢雲は冷たくこれを拒みます。

ここからは、個人的にだいぶ好みではありませんでした。
叢雲が累が自ら出ていくことを決意させようと、ひどい目にあわせてやる、と犯すのですが、いきなりすぎる展開に、安っぽいAVの導入を見ているのかと思いました。
叢雲は、禁忌があり、自ら累を追い出すわけにはいかなかったと後でわかりますが、それにしても無理難題を押し付けるとか、意地悪をするとか、もう少しやりようがあるのでは、とかなりもやもやしました。
さらに、妖怪に襲われ媚薬効果で心身がおかしくなってしまった累を叢雲が抱く、という展開も、以下同文、でした。

無理難題を押し付けられた累ががんばる姿を通して叢雲が少しづつ認めて、心を通わせていく、という穏やかさがあってもよかったのではないかと思いました。
あくまで個人の好みですが。

叢雲が人間嫌いになった原因、過去のエピソードが予想の何倍もひどくて、いきなりあんなひどいことをやらかすような性格になった理由が少しわかったような気がしました。

想像ですが、作家先生の頭の中にはこの1冊分の5倍や10倍のエピソードがあり、長い物語だったのを1冊にまとめる必要があったから、こういう流れになったでは、と思いました。

最初から最後までとにかく絵がきれいで麗しく、2人が両想いになったときはほっとしつつ、その麗しさに萌えました。
眼福でした。

1

健気な黒髪美人って最高

丹野ちくわぶ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。

累は幼い妹と暮らしていたが、不自由な足の所為で充分に働くことが出来ていなかった。そんな時、村の飢饉を救う為だと生贄に選ばれてしまう。生贄の家族は生涯優遇されることもあり、累は妹の為にも生贄になることを決意する。黄泉の国で土地神に雨を降らせてもらうよう頼み込むのだが、人間嫌いの叢雲はそれを聞き入れず更には…。
個人的、各項目5段階で
健気 4
切なさ 3
エロ 3
家族愛 2
な感じだと思います。

累くんがとにかく健気な黒髪美人受けで可愛いです。幼い妹の為にと生贄になると決めた時にはどうなることかと思ったが、生贄となる描写は残酷なものではなかったし、その後も黄泉の国で過ごしていたのでホッとしました。でも叢雲さんに、最初は無理矢理されてしまうので、少し不憫さが増してしまいますが、たぬ吉との遣り取りが可愛くてほっこりしたり、物の怪の所為で身体が昂った累くんの色気がエロいです。

妹の雛ちゃんを思っている累くんの家族愛が素敵で、雨が降った時に、今まで気丈にしてた糸が切れたのか、雛ちゃんに謝っていた姿やツバメとして雛ちゃんを見守っていた時の2人の家族愛には切なさと愛おしさでウルっとしました。ツバメ姿の累くんには可愛くて癒されました。

人間嫌いの叢雲さんなので、最初は累くんに辛辣な言動をしますが、健気な累くんに徐々に絆されているなと分かるので、本当は優しい方なんだなと安心しました。累くんに鏡と恋文を送ったのに、累くんが字が読めなかったり累くん自身への贈り物ではないと思われてしまったり、手を握る時の不器用さなどにキュンとしました。あと累くんへの恋文がどんな内容だったのか凄く気になりました。

脇役キャラではやっぱり迦楼羅さんが良い味を出していると思います。もっと当て馬的に2人の仲を引っ掻き回すキャラなのかなと勝手に思っていたが、ただのおちゃらけた方なんだなと分かり、卵が産まれた時のリアクションが孫の誕生に喜ぶおじいちゃんみたいでめっちゃ可愛かったです。
他にもたぬ吉やカエルにウサギ、鬼の医者など様々な脇役キャラがいてみんな可愛いです。

不憫で健気な累くんと心に傷を抱えた叢雲さんが最後は幸せになるし、描き下ろしで続編の可能性と期待値を高めてくれますので是非とも読んでほしいです。

0

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