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レビュータイトルは、今回の攻め様のセリフです笑
名倉先生の初オメガバースもの、そして名倉先生といえば!の、「歳の差溺愛もの」。
最高に甘く、優しく、ワクワクする物語でした…読み終えたばかりの今も、余韻に浸ってます✨
そうそう、先生のあとがきに「はい、変態です。変態が書いた本を読ませてしまって、すみません。」と書かれていて、声を出して笑っちゃいました(*´艸`)
いえいえ名倉先生、素敵すぎる萌えに溢れた作品をありがとうございます…!!!
若干、最後駆け足気味かなと思いましたが、そんなことが気にならないほど、名倉先生の「受けのことが好きすぎて様子のおかしくなる溺愛攻め」を堪能したので、文神評価です✨
一つ残念だったのは、電子版には挿絵がなかったこと…!!!号泣。
挿絵見たさに(だって5歳児のリリは絶対に絶対にこの目で見たい!!)紙本をポチっちゃいました。
もうね、5歳児姿のリリが可愛すぎて、悶絶です。
布団の匂いをクンカクンカ嗅いでる描写とか、萌えすぎて「くぅ」と変な声が出ました。
亡国の最後の皇子となってしまう冒頭のエピソードは辛く、泣かされましたが、ユージーンと出会ってからのストーリー、というか溺愛っぷりはゴロゴロ転がりたくなるほど激萌えでした。。
オメガバースの設定に、”亡き王妃が息子を守るためにかけた魔法”の設定がとてもうまく効いていて、途中で止まれずグイグイ引き込まれてしまいました。
今作の受け様は、母のかけた魔法のせいで(/おかげで)、20歳になっても5歳児の姿のままなのです。
リリが5歳児の姿の時は頬にスリスリして可愛がるのに、美しい青年の姿になると途端に目を白黒させちゃう攻め様に、笑わせていただきました!
「元気が出ない時は名倉先生の作品を読む」というのが、私のここ最近のモットーなのですが。
今日こちらの作品を読んで、明日へのエネルギーをたっぷりいただきました!先生に大感謝✨
作家さん買い。
名倉さん初のオメガバースと知って、え??マジで??と思いましたが、そうみたいです。
でも、これぞオメガバース!!って感じではなく、いつもの年の差溺愛モノにオメガ要素が絡んでるって感じなので、オメガバースが苦手な人でも読めると思います。
(最後、妊娠出産してるけど)
好きだなっと思ったところは、攻めがヘタレなところでした。(ヘタレ攻め大好物なので)
成人化した時のリリがあまりにもまぶしすぎて「目があうと困った事態になってしまいそうだから」と、直視できないヘタレ。
だからリリは、僕のこと避けてるみたいだし嫌われてるのかな……と勘違いしちゃうんですよね。
威風堂々とした美丈夫で、賢王と名高いのに恋の機微には疎く、業を煮やした臣下から叱咤激励されてうろたえる。
とうの昔にメロメロデレデレになってるのに、なかなか踏ん切りがつかない。
臣下が容赦ないところがウケます。
「それはクズ男のすることです。」「バカですか。」
リリはかわいいんですが、口調が幼いので、早く大きくならないかなぁ……と思ってしまう自分がいました……。
大国の王様と20歳を過ぎているのに魔法で5歳児に見えるオメガの物語ってどんなの?と気になって手に取りました。
後書きで、初のオメガバースあったのですが、以前読んだ気がして本棚を探してみたら、男性だけど子を産めるという設定だったのでオメガバースではなかったようです。
オメガバースで読むのが苦しくなるのは延々と虐げられる痛々しい描写が続く作品です。
最後は何もかも解決してハッピーエンドでもオメガであることによる苦しい立場が長いとつらくなるのですがこの作品は比較的読みやすかったです。
純粋な受けがかわいくて、抱っこしてあげたいと思えるほど楽しく読めましたが、あざとさや幼く見えるところが気になると好きになれないかもしれないと思いました。
オメガバですが、その設定がメインではなく、あくまでも見た目5歳の二十歳の健気受けに年の差溺愛攻め、でよかったです。
やりすぎな幼子表現もなくて楽しめました。
わたしは電子派一択なので、イーブックだと挿絵がないのが残念でした。
5歳の姿も見たかった…。
溺愛攻めだけどヘタレなところがあったり、ちゃんとしかってくれる人がいたり、受けもかわいそうな身の上ではありますが自分をもっているところがよかったです。
オメガだから…アルファだから…には縛られずに読めるのでオメガバ苦手な方でも読めると思います。
年の差溺愛攻めが好きな方是非。
イラストが見た過ぎて紙に手をだすのをこらえるのが必死です。
おまえの唯一のアルファは俺だろう
この帯を見て俺様アルファ様の話かなと思ったらとんだ勘違いでした。
出会ってすぐにこういうセリフが出るわけではなく、物語の終盤でやっと言ってました。
受けは過酷な15年を歩んできてますが、元来明るい性格なのかそういった悲愴さは感じられません。
序盤から攻めに甘えまくったり、挿絵含め大人リリが女性にしか見えない部分は嗜好が分かれるだろうなと思いました。
攻めは王様なのに優柔不断なヘタレキャラにしか見えず、こちらも好みが分かれる感じ。
全体的にほのぼのお話が進んでいきますが、急なユダ登場にびっくりします。
コミコミ特典の小冊子のほうでそこらへんのお話は深掘りされているようですが、違う書店で買ったので詳細は不明です。
オメガバースの設定をもっと活かせばいいのにと感じた作品でした。