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表題作君は僕を好きになる(4)

同級生でバスケ部・田島芳流
元気印の高校1年生・中里遥

同時収録作品君は僕を好きになる 浅見・東編

浅見

その他の収録作品

  • 君は僕を好きになる5
  • 君は僕を好きになる 浅見・東編
  • 君は僕を好きになる 番外編1
  • 君は僕を好きになる 番外編2
  • 君は僕を好きになる 番外編3

あらすじ

身も心も結ばれ、大好きな田島とようやく恋人同士になれた遥。夏休みに入り補習に部活動にと忙しい生活を送るが、バスケ部員・水野からいわれのない嫌がらせを受ける。だが、他人を傷つけては自らを追いつめて行く水野を、遥は憎むことができず…。

作品情報

作品名
君は僕を好きになる(4)
著者
あべ美幸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
冬水社
レーベル
ラキッシュ・コミックス
シリーズ
君は僕を好きになる
発売日
ISBN
9784887410312
3

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

好きな人とは毎日会いたい。

田島×遥の第4巻。

ラストです。
夏休みに入ったバスケ部ですが、その中で何故か遥は服を滅多裂きにされたり教科書を捨てられたりというようなイタズラをされていて。
それが、どうやら同じバスケ部員の水野の仕業らしいとわかったのだが。
水野は中学時代の知り合いから脅されているのだと遥に訴えてきて…。

どんなに欺かれても助けたいと思ってしまう遥の性格。
相手に「偽善」だと思われて、その行為が裏目にしか出ることがなくても。
それでも、自分の思うように行動する遥は強いなぁと思いました。
ま、泣いてはいるんですがね。
それでも、裏切られたことで挫ける感じではないので。
相手が本当はSOSを発していたのだとちゃんと気付いてあげることができる。


そして、私が実は本編よりも好きなのが浅見・東編。

浅見にとって東はずっと特別な存在で。
でも、東はそんな浅見の気持ちには気付こうともしないでここまでやってきて。
少しずつ友達との距離が離れていくように、いつか浅見との距離も離れていってしまうのかと不安を覚えたり。
そして、浅見が東に想いを告げたことで2人の距離は…。

ずっとずっと見守り続けてきた浅見。
浅見にとっては東だけが大事で。
だから東が田島を好きだと言った時も動じなかった。
けれど、本心はどうだったんだろう?とも思う。
東はそれまで浅見をそういうふうに意識して見たことがなかったからわからなかったことに、浅見の応援のない試合で気付く。
何があっても浅見だけはきっと自分のそばにいるのだという気持ちがどこかにあったんじゃないのかな。
だから、浅見の好意に戸惑いはしてもホントの本心ではずっと前から浅見のことが好きだったんじゃないかなとも思います。
田島は憧れとか理想とかそんな部分が大きかったんじゃないかな。

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