アニメ化された王道の純粋BL！
美しい表紙の絵柄そのままに中の絵も美しく、どのコマも丁寧に描かれていて「これぞプロ！」と感嘆の声を上げたくなります。
３人兄弟の長男が、突然出来た４男と絆を深めていくストーリーです。
この４男の零の境遇が辛くて、胸が痛くなります。何があったのかや両親のことなど分からないことが多いけど、長男のハルと関わって、少しずつ人間らしく（前は野生児のようでした）感情が育ってきてるのに胸が温かくなります。
零が８歳だからまだＢＬ要素はないけど、ハルが大事にしてる様子や、双子達と兄弟の絆が深まっていくのにキュンとなります。
人物はもちろん、動物や自然の描き方もやっぱり上手！キャラも魅力的ですし、ストーリー展開もワクワク＆ドキドキ！
明るいくコミカルな部分や可愛くて愛らしさに胸がキュンとさせられる部分もたっぷり！
晴の母親が引き取った８歳の零の面倒をみるためにカナダにやってきた１５歳の晴。
過酷な出生の秘密を持つ零と複雑な環境で育った晴。面倒見の良い晴が野生のオオカミこどもみたいな零を構い、零は「近づくな、あいつはコワい人間だ」と思いながら、どんどん晴に惹かれて行きます。
絵は綺麗でキャラも素敵だし、ゆっくりと気持ちが育っていく過程がキュンキュンして萌えます。
近づいたり離れたりですが、基本イチャイチャなので糖分高め。
無自覚ナチュラルホモが萌えツボな方には、間違いなくオススメしたいです。
零くんが学生にそして日本に帰国してきました。
相変わらず、零が可愛いし、ハルはカッコいいしで、キュンキュンします。
でも、ハルに振り回される零が、ちょっと気の毒です。周りから見れば、キスして溺愛してるのは、好きだからだと思うのに、なかなか覚悟を決めないハルにハラハラします。
この独特なペース展開に毎回魅せられて、どんどん作品の世界にハマってしまいます。
今回の作品も堪能させてくれそうな予感に、凄くワクワクしてます‼︎
零の思春期に差し掛かって、変化していきます。
ただの『弟』でいるという零に何も言い返さなかった晴。晴の自分への気持ちは、自分の勘違いだったんだと思う零。清華に図星を突かれて動揺する晴は、本心では零を独占したくてたまらない。
零のあのシーンですね！やり方知らない零にレクチャーするハル。煽られてキスまでしちゃいます。
BLらしくなってきましたね…！ここからハルもようやく吹っ切れます。
レンは無自覚に可愛いし、ハルはタチが悪い男だな〜とつくづく思います。
零のメールを見た春子さんが来日するところから始まる。
とにかく、春子さんとの再会にウキウキソワソワしてる零が可愛いです。
本当の親子なのにどうしてハルと離れて暮らしてたのか理由があったし、春子さんの寂しさも伝わってきて、我が子が可愛いのが分かって安心します。
アキが春子さんに昔のハルの事故後の事でぶつかっていくシーンでは、お互いの奥底にはちゃんと信頼し合う気持ちが2人には感じられるから、読んでいて安心します。
零がバイトを始めたり、ハルに内緒でお泊りしたりと、どんどん零の世界が広がっていきます。
新キャラ夏生が登場。現役歌舞伎町のホストで、親戚だからハルに似ているのも頷けました。
今回のエロシーンは今までで一番萌えました。ハルが指入れながら囁いたあの台詞がヤバすぎる。そのシーンがくるのが待ち遠しいです。でもこの少しずつ進展していく関係が良いんですよね。
零も、子供のままじゃなくて、少しずつずる賢さを覚えて成長してるのが良かったです。
その勢いで、ハルがのらりくらりとかわす大人の優しさやズルさを上回って、翻弄してほしいと思います。
同じ不安を抱えていた零が暴走する、波乱含みの展開になってて６巻も面白かったです。
ハルのことがずっと大好きで、ぶれない零が可愛かったです。そして、ハルを自分のものにしたいと、一生懸命なのが堪らなく萌えます。
すれ違い続けた2人が、お互いの心の本音を明かしあったシーンに胸がキュンキュンでした。
お互いに乗り越えた後の、2人の最高の笑顔も想像出来るから、本当に幸せになって欲しいです。
お互いに欲しい言葉をもらった晴と零。晴が相変わらずふざけた態度をとるので、零が怒ったりしますが、前よりずっと心が落ち着いたようで穏やかに過ごしています。
零が誕生日を迎え16歳となり、顔つきが少～し男らしく大人っぽく変わったように見えました。
曖昧なままの2人の過剰なスキンシップに、周囲と読者のみならず本人達までもがうろたえてしまうこの物語。きゅんとさせられるけれどいつまでたっても最高潮に至らないこの焦らされ具合がたまりません(萌)！
同級生くんとのあれこれ。お店や車が何者かに破壊されちゃって？！それからナツさんが男につきまとわれてる！？なトラブル連発のお話でした。
晴と零以外のことが盛りだくさんで、肝心の２人の関係が絶賛停滞中なんです！
もちろんただ停滞してるだけではないですよ。少ないけどいちゃいちゃして「さわって」なんて零に言わせてるし、専業主夫になるから俺を養ってと晴が言ったり、事件の時に零を守るために晴らしくなく激高したり、気持ちの部分にもちょっとした変化があります。
どんどん成長をする零に対して、処理能力が追いつかない晴。焦り、慌てふためき、煽られ、翻弄されるという晴の姿がキュンキュンしすぎて心臓痛いです…！
零が大人びた顔をするようになったり、以前と変わらず子供の顔になったり。強気に出てたと思えば、晴に嫌われる恐怖に怯えて泣きそうな顔をしてて。垣間見せる健気さに胸が締め付けられて、ウルウルしました。成長期の不安定さが良いですね！
いつも通りの慌ただしい日常とイチャイチャしてる幸せな笑顔と相反する形で、静かに流れる晴のモノローグが切ないです。
零は大切な存在だと晴が自覚してるのを分かってても、晴自身が「たら・れば」を考えてる事実がちょっとショックです。言葉の真意は別にあると信じたいです。
