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てんてん
特典
恋人の職業について
本品は『もう恋なんてする気はなかった 』の
フェア店特典ペーパーです。
本編後、晴樹が鼓太郎と喧嘩するお話です。
おととい、鼓太郎はささいなことが原因で喧嘩をし
今はハンキングチェアに揺られながら
何度目かのため息をついていました。
ドラマの撮影で東北にいる鼓太郎が
収録の合間に電話をかけてきたのですが
キスシーンを見たら嫉妬するかという鼓太郎の問いに
「嫉妬しない」と即答した事が気に障ったようなのです。
怒っているうちに出番が来てしまい
通話が切れてそれきり、ラインにも返事がきません。
晴樹は俳優としての鼓太郎を好きになったので
本当は室ともするけれど俳優の仕事に嫉妬するような
小さい男だと思われたくなかったのです。
そんな時にインターホーンが鳴り･･･
A4サイズ(書店により型違い)片面3/4面にて
犬も食わない小話になります。
覗いたモニターには東北にいるはずの鼓太郎が!!
なんと1日オフになったからと
お土産を持って会いに来たというのです。
しかも「嫉妬に狂うくらい」に隙になってもらうためと
恋愛ホルモンと同じ成分の含有量が多いと知った
表参道の高級なブラックチョコがお土産なんですよ♪
晴樹は自分が相手役をしたいくらいに
嫉妬している事をつげて仲直りして
いちゃラブとなるのですが
お互いに悶々として我慢でき着ないのが
お互いに好き過ぎる為っていうのが
とても楽しいお話でした (^-^)v
気持ちが分かる
恋人の職業がいくら俳優だとして納得してても、やっぱりラブシーンには心がザワつきますよね。でも大人なので理解ある態度を思わず取ってしまうというのも分かります。
それに対してちょっとは嫉妬して欲しいと思う鼓太郎の気持ちも痛いくらい理解出来ました。
そして同い年故に意地を張ってしまった晴樹の行動も想像通りでした。
鼓太郎と喧嘩してしまった事を後悔する晴樹と、晴樹にもっともっと好きになって貰うように画策する鼓太郎がとても微笑ましいSSでした。
喧嘩するほど仲が良いとはこの事ですね。甘々でした。
にまにま
喧嘩した後のお話でした。この二人喧嘩できるんだ！とそっちの方に驚きましたが、ペーパー自体は仲直りのところなので、ああにまにまはいはいごちそうさまって感じのお話です！
＋＋
おととい喧嘩したらしいんですよ。おとといですよ？引きずってるんですよねえ・・恋とはなんと愚かなって感じですが、まあ恋している当人たちは必死なんでしょうがないですね。
しばらく東北ロケの予定だったのですが、鼓太郎わんこ、喧嘩したまんまで我慢なんかできないじゃないですか。で、いそいそ帰るんです、お土産もって。
可愛いなあ、鼓太郎わんこも晴樹も。ひねりなしなワンコに、ちょっとひねくれモードになるときもある晴樹もまっすぐになるから、さわやかに甘く安心して眺めていられる二人だなって思うカップルでした！
