ずっとここできみと

zutto koko de kimi to

ずっとここできみと
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神42
  • 萌×237
  • 萌20
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
14
得点
423
評価数
106
平均
4.1 / 5
神率
39.6%
著者
月村奎 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
竹美家らら 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403524400

あらすじ

高校まで一緒だった幼馴染の理玖と征矢。
けれどもうすぐ征矢は理玖のそばからいなくなるはずで……?
惑う季節のエヴァーグリーン・ラブ♥

表題作ずっとここできみと

天田征矢、理玖の幼馴染み 高校三年生~大学生
雨宮理玖、両親を事故で亡くして一人暮らしの高校生~大学生

その他の収録作品

  • ずっとずっとずっと
  • あとがき

レビュー投稿数14

幼馴染もの 

小説ディアプラス2021年秋号・溺愛特集で、「ずっと〜」のスピンオフが掲載されていて、スピン元のこちらを積んでいたことに気づいたので読んでみました。

幼馴染同士という大好物なネタのはずなのに、読んでてダレてしまいました……。
なんでかなー。

攻めは、高校生にして溺愛攻めとしてほぼ完成形なんだけど、その出来過ぎ具合があまりにもリアリティなさすぎて、こんな高校生いないわ……と思ってしまった……。
(溺愛攻め大好きなのに)
10代は、未完成なほうが好きだからかなぁ。

あとは、受けの後ろ向きぐるぐる思考が月村作品あるあるとはわかっているし、両親を亡くしてしまっている&まだ10代だからしゃーないとは思うものの、ツンツン具合があまり好みではなかった……。

あと、なんかエロが多かったような気がします。
月村作品にエロは求めていないので(すみません)、またエロってる……と早送りぎみに……。

晴樹は完全にノンケというか、この人のお話も読んでみたい!と思うようなキャラじゃなかったな……。
(小説ディアプラスのほうはまだ未読)

1

竹美家先生のイラストがぴったりのお話

月村先生の作品でふんわりしたイラストが似合うと思います。木下けい子先生との相性がぴったりですよね。
でも今回は竹美家先生のイラストがとてもぴったり。高校生の初々しさや相手を想う気持ちなんかが伝わってきます。
今回も主人公は天涯孤独でしたね。月村先生の受けちゃんは天涯孤独率が高い(笑)でも今回は周りのサポートもあり、友達もいて貧乏でもなく食事にも困ってない感じで良かった(笑)
あと月村先生は攻めがイケメン、受けは普通?率も高いと思う。受けが一般的にめちゃくちゃ美人とか可愛いという表現はあまりないような。もちろん攻めから観たらめちゃくちゃ可愛いですけどね。

今回の攻めくんは頭も良いし顔も良いし背も高いし優しいし。高校生なのにスパダリですね。受けくんは顔はカワイイ系どけどいつも不機嫌そうな表情。
恋人になるまでは、そんなに意地を張らなくても、とか思ってしまう場面が。でも男子高校生って不器用だけどプライドがあって、相手の好意を素直に受け止められない時期なのかも。
ポロッと告白してしまったのには思わず微笑んでしまいました。可愛いなぁ。

続編のお話は理玖が前に進んだ話でちょっと感激しました。相手の家族は受け入れてくれるだろうと思ったけど、思わず大歓迎で良かったな。その後のえっちが幸せそうで本当に良かった。
部活のお友達、晴樹の電話相手や気になる所がいっぱいあるんですけど、スピンオフ作品はいつ出るんでしょうか?期待しまくりです。

0

幼馴染みのじれじれきゅん(⌒‐⌒)

『小説Dear+アキ』にて、こちらのお話のスピンオフが掲載されていて、復習です。
月村奎先生と竹美家らら先生のタッグ。
めっちゃかわいいの〜(///∇///)


受け様と理玖と攻め様の征矢は生まれてから高校までずっと一緒に過ごしてきた幼馴染み。

理玖の両親が突然の事故で亡くなった時、茫然自失の理玖に征矢はずっとつきっきりで隣にいて支えてくれて、今も変わらず隣にいてくれる。

大学進学を目前に控え、イケメンで成績優秀な征矢の枷になりたくないと距離を置こうとする理玖の態度が、イマイチ幼稚というか、頑なというか。
あんまり好きになれなくて、受け様大事の私としては、珍しくう~ん、のりきれない( ̄~ ̄;)

でも、書き下ろしの後半、盛り返しました!
征矢の家族に征矢とのことを認めてほしい、と話をしに行く理玖が、とっても良かった(///ω///)♪
いろんな辛いことから理玖を守りたいって征矢の気持ちもわかるんだけど、やはりここは誠意や覚悟の程を見せるとこだよ。
もう、何度も読み返してはにやにやしています。

その後の炊飯器やら征矢のお兄さんのツッコミやら、ここでかましてくる!?
月村先生にやられました。

それにしても、家族に心配されるレベルの執着ぶりって、征矢ってばどんだけだよ。
まぁ、そんな執着ぶり、嫌いじゃないってか、むしろ好きだけど。


竹美家先生のイラストは、かわいいしかない。
口絵の理玖のいじけてるような表情がとってもかわいい。
理玖を抱きしめてる征矢のイラストも、ほんわかしてて大好きです。




3

後編の方が好きだった

生まれた時から隣り同士で両片想いの2人。受けは高校生で両親を事故で失い孤独と闘いながら一軒家に一人暮らししている可哀想すぎる設定。しかし世話焼きすぎなスパダリっぽい攻めに対して意地っ張りを通り過ぎて意固地と言ってもいいくらい素直になれない受け。周りの友人関係でもちょっと浮いているような子で心配になりました。

しかし両想い後の後編は受けが素直になってツンとデレの割合がようやく少しまともになってきたので安心しました。後編のテーマは親しい人へのカミングアウト。お互いがお互いを思いやりすぎてぐるぐるする2人の様子は良かったです。

それと他のレビュアーさん達も仰るように月村先生にしてはエロ濃いめなのも嬉しい驚き。前編と違って後編では受けがすっかりエロ可愛い子になっています。攻めの兄とか共通の友人にまで受けのエロさがダダ漏れになっているのって萌える。

あとがきによると友人・春樹の恋愛の構想もあったみたいだけど続編まだないのかな。彼はノンケっぽかったのでBLで続きとは意外でした。受け攻めどっちだろう?私のBL読みの勘だけに頼るとなんとなく受けなんだけど…違うかな?

2

範疇外だったはずなのに

2017年発売作。先生の過去作追いかけ中です。高校生カプは避けていたんですが、可愛くってオッケー!と思いました・・雑誌掲載分110Pほど+その続き104Pほど+あとがき。こそばゆいぽかぽか恋愛もたまにはいいもんだ。

高校入学直前に両親を事故で無くした理玖(りく)。保育園からずっと一緒で近所に住む幼馴染、征矢(まさや)の家族に支えてもらいながら、なんとか高校に通っています。征矢は成績優秀なので、多分征矢の大学は東京、理玖は地元の大学で、離れることになるだろうな・・・と考え、征矢に依存しっぱなしの自分をなんとかしようとあがきはじめ・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
晴樹(同級生、ラノベ作家として活躍中)、帆乃香(同級生、♀)、攻めの両親+兄ぐらい。攻めのお母さんがええ人でええ人で、泣ける。

++好きだったところ

色んな人に見守ってもらってはいるけれど、高校入学直前に両親と突然死別してしまうのはかなりの試練だと思うのです。それを幼馴染である征矢が、寄り添い、見守り、大切にしているところが嬉しかったな。

理玖も「何とか自分の力で歩いて行かなきゃ」ともがくところも好ましかったです。まだまだ高校生、お子様なはずの二人なのに、作中で少しずつ大人になって。

最後、攻めの両親+お兄ちゃんにカミングアウトするところは、幸せで幸せで。お母さんにしてみたら、もう一人息子が出来た!という感じでしかないんでしょうね・・・本当に嬉しかったです。攻めが想定以上に壊れたところのあるタイプだったのもナイスでした。

月村先生安定路線だと思いますが、高校生~大学生のお話なので、私には優しく見守る感が強い一冊でした・・・理玖、幸せになろうね!
サブキャラの晴希も気になったんですけど、この方スピンオフ出てるのかな・・・?あのハンカチは何だったんだろう?

3

受けにイライラ

高評価が多いですが、そこまで夢中になれませんでした。
主人公の理玖が意地っ張り過ぎて、前半読むのがしんどくなったからかもしれません。その癖ギリギリになると急に頑張るのです。当て馬も大きな出来事も無いので、理玖が征矢にそうなった想いを語っても唐突に感じてしまいました。

執着攻めは大好きなので征矢の視点からも読めたなら良かったと思います。

征矢の家族に告白するシーンですが、父親が母親の心配を語るシーンがクスッとなって面白かったです。

出来ればその後の2人の大学生生活が読みたかったです。モテモテ征矢が告白されまくるけど、当て馬達を視界にも入れずに振りまくるのが見たかったです。

2

唯一無二の存在

お互いを大事に思うあまりにすれ違いが続く、キュンなお話でした…!

受の理玖は、なかなかに不遇な環境にいることもあってか、一見だけではただの天の邪鬼のようで、実のところは甘え下手で素直になれない気遣いやさんでとっても可愛いです。こんなこと言ったら理玖の幼馴染の攻・征矢に理玖の前から消されそう(笑)なほど、征矢は昔から理玖を思っています。

BLってカミングアウトが一つの山になることが多いと思いますが、この作品については、後編で2人の考え方に違いが出て来ます。すれ違いから和解にかけて、とっても優しいのですが、それぞれがお互いを心から大事にしたい気持ちがよく伝わって、お母さんのような心で見守ってしまいました。だから、作中のような形で収まって個人的には涙ものです。

話が進み、2人の中が深まるにつれて露見する、征矢の賢さと共にある健やかな執着が小気味よかったです。包み込む力より、丸め込む力の強い頭脳パワープレイヤーの印象が残りました。笑

切なさと甘さに飢えた時にはぜひこちらをご一読ください!

3

幼馴染萌え!

幼馴染同士の、もだもだ切なくてキュンとくる話が読みたいな〜しかも高校生のやつ。大人になってからがメインじゃなくて。……というワガママに応えてくれる作品を探してたどり着いた本でした。
読んでよかった!願った通りのお話でした。
こういうのが読みたい!という時に、その通りの作品を読めるってなんて幸せなんだろう。

本作は、つらいときも悲しいときもそばで支えてくれた幼馴染を大切に思っている受けが、しかし色々考えて距離を置いてみたりした結果自分の想いを自覚し、さらに距離を置こうとして……という、王道といえばこの上なく王道なストーリー。
しかし王道だからこそ、丁寧に描かれた心理描写に集中できる!
一つ一つ、拾うようにして読みました。
受けの気持ちもとても共感できたし、ちょいちょい垣間見える攻めの気持ちを想像するのも楽しかった。
よく、攻めの気持ちが垣間見えてしまうと、それに気づかない受けがアホの子のように思えたりする作品もありますが、そこはさすが月村先生、そんなふうには感じませんでした。
根は真面目な受けが可愛いと思う。
そして、ラスト近くの場面では受けの男気に感動しました。
男前受け、ってさほど好きでも嫌いでもないのですが、この作品の受けの男気はかっこいい。
そして炊飯器に笑いました。攻めのお兄さんもいい味出してるな、と。

攻めも嫌味なくかっこよく、可愛げがあっていいです。
二人の部活仲間もいいキャラだし、攻めの両親もいい人だし、本作に出てくる人はみんないい人ばっかりだなと思いました。

劇的なストーリー展開はないけれど、でもだからこそゆっくり丁寧に読める良作だと思います。
あとがきで月村先生も書いてらっしゃいますが、ずっと一緒にいるのに飽きることがない幼馴染というのは、「恋愛感情の賞味期限は三年」なんていう一般論を覆すドリーム感があってイイ!
まさにこれに尽きるなと思いました。

4

受けに一途な執着攻め

月村さんの新作がかなり良かったのでこちらを再読。

完璧イケメン中身良しな攻めが一途に受けを思い続ける、もう萌えツボに嵌まりまくりの作品でした。こういう攻めに弱くて弱くて。好き。受けが意地っ張りでなかなか報われない攻めを全力応援しながら読みました。この攻めの世話焼きっぷりもその真意を思えば可愛らしく健気に思えます。
ストーリーはあまり起伏がない感じなのですが、ただの帰り道でお互いに振り返って笑い合ったりと、きゅんきゅんするシーンが散りばめられています。
要所要所で入ってくる受けの怒涛のような心理描写も良かったです。特に初えっち中の描写にぶわっと心に入ってくるフレーズがあって、やっぱり月村先生好きだなあと思ってしまいました。

最近、ディアプラスレーベルはエロ方面に力を入れている印象。こちらも今までの月村作品に比べるとかなり濃いように思えました。えっち中の攻めのセリフもなんか激しくて萌え。

5

生まれたときからずっと一緒


表題作+「ずっとずっとずっと」の2本立て
幼馴染の二人の両片想いの話と恋人になり無事大学生になってからずっと一緒にいるために家族にカムアウトするかどうか悩む話。

高校3年の理玖(受け)と征矢(攻め)は生まれたときから一緒の幼馴染。親同士も仲が良く家族のように一緒にいました。高校入学前に理玖の両親が事故で亡くなった時は放心する理玖を征矢がずっとそばにいてくれました。今まで征矢に世話を焼いてもらうばかりだったけど、大学受験が近づき、さすがに離れるときがくるのだと覚悟するようになります。
成績優秀な征矢は東京の大学に行くと思っていたのに理玖の傍にいたいからと地元の大学に行くというのを聞いて、離れなくていいことがうれしい反面、同情されていることにプライドが傷つき、かたくなな態度をとってしまいます。

二人は文芸部に所属していて、同級生の部長の晴樹・征矢・帆乃香の4人で他愛ない話をするのが、一人の家に帰りたくない理玖には癒しになっています。彼らがいることで征矢への気持ちいに気づき、ぎくしゃくしてしまう二人の閉塞感のある空間が穏やかになります。きっと彼らはずっと友達でいるんだろうなと感じさせる仲間でした。

両想いになり大学生になってからは、一生一緒にいたいと思うからこそ周りの人に変な目で見られるのが怖くて誰にもばれないようにと思う理玖と、両親や理玖の後見人にきちんとカミングアウトしたいという征矢がすれ違います。
認めてもらえなかったらと思うと怖くて仕方ない理玖ですが、何があっても別れるという選択肢が一切ないのがとてもうれしかったです。カムアウトした時もいかに自分が征矢を大事に思っているかと征矢の家族に宣言するところは、読んでいてにやにやしたり感動したり、重くならないように気遣ってくれた征矢の家族の優しい気持ちにジーンとしたりと気持ちが忙しかったです。守りたい征矢に守られるだけじゃなく自分も守りたいと思う気持ちが男前でかっこよかったし、征矢に守られるのも自分にとっての甲斐性だと開き直るところも潔かったです。
相手を思うあまりすれ違っても、二人の気持ちが全くブレないというのが読んでいて本当に心地よかったです。

大きな事件が起こるのではなく、穏やかな学生生活の中で二人が恋人同士になり、さらに先へと思いをはせるお話で、いじわるな人や引っ掻き回す人もおらず、とても気持ちよく読めました。最後の方で開き直るまでは理玖はちょっとツンデレっぽくて、もう少し素直になればいいのにと読んでいてじれったく思ったりもしましたが、ほっておくとどこまでも甘やかそうとする征矢にはぴったりだったように思います。

気になったのが、二人の話に挟まった晴樹の謎の行動にオチがなかったことです。もともと書き下ろしは晴樹の話にしようと思っていたとあとがきにあったので、書きたかった話をちょっと混ぜてみた感じかな思ったのですが、この話だけでは結局好きな人と何かあったのかなと想像するだけでよくわからずちょっともやっとしたし、あとがきを読むまでは晴樹に何があったのかと気になってしまいました。晴樹が帰省したことは話の流れとして必要だったとは思いますが、理玖と征矢の話なのだから次回作にこのシーンを使うにしてもうちょっとさらったしてもよかったんじゃないかなーと思いました。


イラストはふんわりしたお話にぴったりなかわいい絵でした。特に、各話の表紙にあたるちょっとギャグっぽくした挿絵。表題作は文芸部4人がきっとこんな感じでクラブ活動してたんだろうなと感じさせるほのぼのした感じが良かったし。「ずっとずっとずっと」の理玖が征矢に指輪を渡していると思しき絵はきっと近い将来理玖がやってくれるんだろうなって、楽しみな気持ちになりました。できればそのシーンも読みたかった。

絡みは私が読んだ月村さんのお話の中では一番多かったし濃かったように思います。いつものものもちろんいいですが、とってもよかったです。

6

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