それは運命の恋だから

sore wa unmei no koi dakara

それは運命の恋だから
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×212
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

1

レビュー数
11
得点
167
評価数
37
平均
4.5 / 5
神率
62.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥649(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784403524486

あらすじ

恋愛小説みたいな恋に憧れる拓海は、
出逢いを求めて参加したゲイの恋活イベントでカップリングが成立した細谷と付き合うようになり……?

表題作それは運命の恋だから

細谷達之、ゲイの恋活イベントで出会う会社員32
山崎拓海、メーカー勤務のクールビューティ30

同時収録作品これも運命の恋だから

北村、慎吾の従兄・細谷の同僚
倉橋慎吾、遊びの相手としか付き合えないゲイ

その他の収録作品

  • やはり運命の恋でした
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数11

両視点ならではの良さ

恋に夢見る受けの拓海は、職場ではクールを気取っています。そんな彼ですがゲイの恋活イベントに向かいダメだと思いながらも目を惹かれる細谷とのカップルを希望しそれが通ります。
まさに運命とばかりに、成立後には細谷の趣味に合わせるよう初心者向けの登山から頑張ろうとするなど健気です。

成立後、視点が攻めの細谷へと変わり彼がノンケで且つ誰ともカップルにならないよう振舞っていたという事が分かります。そのままフェードアウトしてしまえば良かったのに何故だか拓海の事が気になるので彼とのデートを楽しんでいます。
気付けば拓海に対して恋をしてしまっていますが、同僚の北村によりノンケである事とつきそいでの参加だったという事を知らされてショックを受けます。

今までの事は何だったのか、自分をあざ笑うためだったのか、ネタの為なのかとショックを受けた拓海は大好きで大切だったロマンス小説が全く楽しめないというくらい落ち込んでしまいます。しまいには手放してしまおうというくらい変わってしまいました。
この変の拓海の様子がもう心が締め付けられるくらい切なかったです。

細谷は拓海の過去の恋愛から体というよりも心を重視しているのかなと思いました。一生懸命自分を押さえつけていたのに、まさか手を出さなかったからと怒られるとは思いもせず、彼を襲います。とはいえ無理やりという訳でもないので、痛いとかでは無いのが良かったです。

終盤にもう1つのカプである、細谷の同僚の北村と細谷の従弟慎吾の短編がありますが、これもとても良かったです。短いページながらも読みごたえがありました。慎吾の過去を見ると幸せになって欲しかったので、口が軽いというか考えて言葉を発さないもの慎吾を幸せにしてくれるという人と幸せになれて良かったです。

てっきり慎吾たちのカプでもう1冊出すのかなというくらいドラマティックな感じだった分、少しメインの2人が霞んでしまったかなという印象です。逆にもう少し読みたかったかなとも思わせてくれます。
でも逆に最後まで飽きずに読めたのかなと思うとこれはこれで良かったのかなと思います。

攻め2人がノンケだったのに簡単に受け入れたというのにはちょっと疑問はありましたが、それを抜きにしてもとても楽しい作品です。

2

運命の恋に出会えてよかったね。

雑誌掲載時よりとても好きだなーって思ったお話だったので、文庫化を待っていました。
今回、メインカプの書き下ろし+いとこの慎吾君のラブストーリーまで読めてにまにまです。

 詳細は他の方々が書いて下さってるので、好きだーって言いたい私の感想をネタバレ含めて書かせて頂きます。



 まずは受け様の拓海。
これがまたロマンチストでかわいい。
1本の白髪を発見した事で夢見る夢男さんではダメだ、と自分から1歩進もうとゲイ向け婚活パーティに参加して前向きに頑張ってる。
カップル成立した後は、細谷の言動に一喜一憂している姿はいじらしくてかわいくてたまりません。

 攻め様の細谷。
こちらもカップルになるつもりなかったのに、戸惑いつつもなんだか心惹かれる拓海に対して自分に正直に行動していて、清清しいくらい男前で包容力のあるいい男でした。

 細谷がノーマルであり、パーティに参加した本当の理由を知った時の拓海のショック加減は、本当に天国から地獄の心境で、信じられない、信じたくないと揺れ動く自分の心の天秤に振り回されていて不憫でたまりませんでした。
そして、着信拒否された細谷の焦燥具合には私の萌度アップ。

 拓海から「男が抱けるんですか?」と言われて、我慢していたのも知らずに、とキレた細谷の「責任とれよ」がまたたまらなくいい!!!
普段、拓海に対し丁寧に接していて口調も穏やかな細谷の激情にかられた乱暴なお言葉。
この攻め様の甘い命令が大好きなんです。
拓海の動揺を感じたら、すぐに甘く優しくそれでいてキッパリ求めてきて紳士ぶりをいかんなく発揮。
えちシーンも甘々でかわいくてとってもよかったです。

 書き下ろしは、いとこの慎吾くんをはさんで、お互いがやきもちを焼いちゃいました、というお話。
でも、運命の恋人を大事にしていて誤解のないように、と素直に自分の気持ちを告げるのはとても微笑ましいし、やっぱりかわいくて。

 運命の恋とはいえ現実にお付き合いとなれば、これから先もケンカもすれば不安に思う事もあるんだろうけど、この2人なら大丈夫、「大好き」という気持ちを大事にずっと手をつないで歩いていける、と思わせてくれるとても好きな2人でした。


 最後に細谷のいとこの慎吾くんのお話。
こちらも純情で天邪鬼でかわいい慎吾くんと、大らかでどーんと受け入れてくれる北村のかわいいお話。
特にクローゼットに篭城した慎吾の抱いたリスのぬいぐるみのしっぽをめぐる攻防戦のかわいいこと。
「この子だけは下さい、ごめんなさい」と泣きながら言ってる慎吾くんのかわいさ、いじらしさにはきゅん死するかと思いました。
そして、その場面の橋本あおいさんのイラストがこれまたとってもかわいい。
あんな姿見たら、落ちるよなぁ。

 2人の攻め様が、2人して相手を殺人級にかわいいと思っているような、糖度120%の甘々な1冊で大満足なのでした。

 
 

3

可愛い受け達

「それは運命の恋だから」「やはり運命の恋だから」「これも運命の恋だから」の三編が収録されてて、「これも〜」のみ表題作のスピンオフになります。
表題作もスピンオフも、受けが可愛くてキュンキュンするお話でした。
先の方が詳しくレビューされてますので、思うがままの感想で失礼します。

ロマンス小説好きで運命の恋を信じているくせに、会社ではクールにぼっち至上主義を謳う拓海が可愛いったらありゃしない(*´Д`*)
一人で肩肘張って生きてきたせいもありささやかな幸せに涙し、それを隠せているつもりでも細谷は気付いているという事に、細谷ならずとも萌えます!
付き合ってからは、本来ノンケの細谷が萎えないようにと後ろからしかHしないというのもなんともいじらしい。

対して細谷は大らかというか懐が深いというか、間違ってCPになったのに頭から拒否せずに歩み寄ろうとする態度に好感が持てました。
隠し事せずにクリーンな状態で付き合いたいという気持ちと、全て大っぴらにしたら傷つけるかもしれないという気持ちで悩むのも分かるな〜と。
結果的に拓海を傷つけてしまうんだけど、私は嫌いになれないタイプの攻め様でした。

スピンオフの受けは細谷の従弟・慎吾のお話。
慎吾はちょっと可愛こぶりっこ系かな?と思いきや、可愛らしいのは素で一思いやりがあり一途なんです。
これまた、北村じゃなくてもオチるわ…といったキャラでした。
自分の秘めてた想いがバレてクローゼットに籠城するシーンは、愛おしくていじらしくてどうしましょ!ってなります(^^;;

エロもしっかりあり、キュンと萌えを沢山頂いた作品でした。

5

一生懸命の可愛さ

安定の月村先生のラブコメ!きゅんとして可愛くて、癒されたい時にはぴったりのお話です。



職場ではクールな独身主義者のフリをしているけど、恋愛小説のような恋に憧れる乙女な倉橋。男同士の恋活パーティーに参加し、あまり話も弾まなかった北村とカップル成立!?北村には実は事情があって…というストーリー。
登山が趣味で料理上手が好みという北村さんのために、頑張ってジョギングをしたり料理しようとしてみたり、と努力する倉橋さんが可愛すぎます…!よく今までクールを装って来れましたという可愛いさです。

北村さんの、「人の出会いは全て運命的」という言葉が素敵でした。
恋活パーティーでの出会いでも、お互いがこれほど好きになれたのだから、それは運命の恋なのです。



すれ違いや、トラブルなんかもありますが、甘〜いラブコメで幸せな気分になれます。健気さんが好きな人や、癒されたい人は是非に!

2

運命の恋

タイトルと月村先生・作に興味が湧いて、新書館の新刊試し読みで心を鷲掴みされました。
出会いがとっても面白かったんです。
楽しく読めました。

山崎拓海は普段はクールな独身主義者を気取っていて、ゲイという事と結婚や家庭への憧れをひた隠しして
います。
本当は、蔵書の大半が女性向けのロマンス小説で小説のような恋愛が理想の、心は乙女タイプです。
恋活パーティーで出会う細谷達之は、ゲイの従弟の付き添いで参加しただけのノンケです。

まず、男同士の恋活パーティーの様子に興味津々でした。
タチよりネコの方が参加費が千円高いとか、プロフィールカードを見せ合うとかが面白いです。
そして拓海が一言も話していない唯一気になった細谷の名前をカードに書いたら、なぜかカップルが成立。
二人共パーティーの時とその後二人で話した時の感じが違うところに、好感を持つんですね。
両視点なので、その時々の恋する気持ちが育っていく過程が読めていいです。
初対面でのクールな鎧がはがれた拓海が、細谷にとっては可愛くてしょうがないなんて微笑ましいです。
デートを重ねながら細谷がゲイではないのにパーティーに参加した事を打ち明けられずにいるうちに、
恋愛にトラウマのある拓海を傷つけない為にそれは今じゃないと決めるなんて優しいと思っていたら、
やっぱりハラハラ要素になってしまいました。
偶発的に知ってしまった拓海は可哀想でしたが、そこは細谷の頑張り所です。
拓海を大事に思いキスまでで留まっていた細谷がなし崩し的にセックスしたことを後悔していたけど、
拓海が言葉でなくとも深くわかりあえたのは良かったです。
身も心も愛し愛されてそのまま細谷が初お泊りしたなんて、拓海くんおめでとう。

拓海がちょっとしたことに感激して涙ぐむシーンは読むたびに泣けてきて困りました。
それを拓海はごまかそうとしているけど、細谷が気づいていているというのも何だか堪りません。
ごまかし方に拓海らしい不器用さが出ていて、細谷が大切にしたいと思うのも納得です。
やきもちを焼いたり焼かれたりの後のラブラブもご馳走様でした。
拓海が素直に気持ちを伝えられるようになって、より愛が深まった感がありました。
同僚に「偏屈王の山崎が鼻歌なんて…」と言われていた拓海は、その後どうなっていくのでしょう。
問題は起きて欲しくないけど、二人の事をもっと読みたいです。

3部作になっていて、3つ目は本編に登場していた細谷の同僚・北村と細谷の従弟・慎吾のお話。
こちらは慎吾が可愛いキャラなのにドタバタしていて(笑)、慎吾にも幸せが訪れていい感じでした。
できれば1冊メインカプで読みたかった気もしたけど、お話としては繋がっているのでやっぱりこれでアリ
なのかな。
二人が名前呼び・呼び捨てになるところまで読んでみたかったかも。
細谷と拓海は出会えて本当に良かったです。

3

アラサーカプなのに可愛すぎる

今回は従弟に付き合ってゲイイベント参加したノンケと
クールビーティを装いつつ乙女なゲイのお話です。

ある誤解で始まったお付き合いが本物になるまでと
2人の後日談&従弟の恋の前日譚と
相手に恵まれない従弟に素敵な恋人ができるまで。

受様は両親を若くして亡くし
兄弟もいないために
家庭にとても憧れを持っています。

しかし受様の恋愛対象は同性なので
まずは恋愛対象となる相手を
見つける事からして難しいのです。

社会人なってから早8年、
自分の性癖をひた隠しにしている受様は
クールで皮肉屋の独身主義者で通っていますが

本当はロマンス小説の愛好家であり
過剰なまでにロマンチストなので
運命の出会いを理想としていたのです。

しかし、ある日のトイレタイムで
アラサーなのに1本の白髪を見つけて
衝撃を受けてしまいます。

運命の出会いを夢見るうちに
あっという間に冴えない中年になるかも!?

そこで受様は一念発起して
お見合いパーティーへの参加を決めて
真面目で健全なパーティを探して
決死の覚悟で申し込みます。

そして迎えた当日、
自己紹介タイム後のフリータイムには
何人かが受様にアプローチしてきますが

いつも通りには振舞えない上に
妙に身構えて生真面目な受様は戸惑われて
なかなかうまく話が弾みません。

気疲れた受様はカップル成立を諦めて
一言も会話をしなかったけれども
とても気になった男性の番号を
最終投票カードに書いたのですが

なんと相手は受様の番号を書いていて
カップル成立できてしまいます♪

その男性こそが今回の攻め様ですが
実は攻様は事情があって
このパーティーに参加していたのです。

果たして受様は攻様と恋人になれるのか!?

雑誌掲載作のタイトル作に
続編短編を書き下ろしての文庫化になります。

クールビューティな受様が大好物なので
雑誌でもとっても面白く読めましたから
期待値大で手に取りましたが期待通りでした♡

実は攻様は従弟のお供で参加しただけで
カップル成立させる気はなく
同じく関心もなさそうだった受様を
相手に選んだだけだったのです。

まさかの展開に戸惑う攻様でしたが
攻様に選んでもらって幸せだ
これからは死ぬ気で頑張って
攻様好みの恋人になるという受様に
事情を話して謝るタイミングを
逸してしまいます。

そうしてお付き合いを進めるうちに
攻様も受様に惹かれていって
順調にお付き合いが進みますが

思いもかけないきっかけで
攻様が恋活パーティに参加した理由を
受様が知ってしまって疑心暗鬼に!!

2人の恋の大ピンチですが
攻様は心はもう決まっていたので
受様を説得して納得させてめでたく
身体込みのお付き合いに昇格するまで
とても楽しく読めました♪

受様視点、攻様視点が交互で進むので
受様がもやもや悩む姿が
攻様にはとっても可愛く見えたりで
2人それぞれの気持ちが丸わかりだし

受様の会社でのクールビューティぶりも
実情を知る読者的にはムフフって笑えて
すっごく萌えました (^O^)/

続編は2人の出会いのきっかけとなった
従弟がストーキングされるというお話でしたが

受様が従弟をかばって男前だつたり
攻様が従弟にも嫉妬したりと
本編とは違った面が見れて面白かったし

その後の従弟のお話も
ロマンチストの受様におとらず
従弟くんの言動が可愛いいのですよ♪

攻様達は2人ともノーマルですが
とても可愛い恋人が出来て
受様達より幸運度は高いのかも (^m^)

今回は乙女な受様つながりで
松雪奈々さん『かわいくなくても』を
ご紹介します。
受様の片思いからの両想い展開です。

3

くっそ可愛いっ

可愛すぎて、なぜか「ヤラれた、悔しいっ」という気分です。2016年小説ディアプラスに掲載された表題作140P弱+メインカプの後日談書き下ろし60Pほど+サブカプのお話書き下ろし45P超+先生のあとがきでした。地雷は、最後の方にちょっとだけストーカーさんが出てくることぐらいかな。月村先生テイストだなあと私は思います。リーマンなのに可愛い可愛いお話でした。こんな可愛いリーマンがいるなら会社に飾っておきたい。毎日おちょくり倒したい。神にしちゃうと月村先生の作品、ほとんど神になっちゃうのではと懸念されたので萌2にします。

お話は、結婚はコスパが悪い(!)とクールな独身貴族を気取っていた拓海が、ある日トイレの鏡に映った1本の白髪に愕然とするところから始まります。運命の出会いを夢見ているのに、白髪になって腹が出てきたらそんな夢みたいな事起こり得ないじゃないか!!!と気付き、思い切ってゲイのお見合いパーティへ出かけ、そこで出会ったのが・・・と続きます。

登場人物は、攻めさんの同僚(北村)、攻めさんの従弟(慎吾)ぐらいかな。こちらの二人もまたとてつもなくいい奴&可愛い。

大好きなあおい先生の挿絵情報(人):カラー1、モノクロ大7、書き下ろしの間に小1.どれも素敵なんですけど、この小が激可愛い♡床にうつ伏せになってクッションを抱えて文庫本(おそらくロマンス小説)をニコニコ読んでる図なのですが・・・かわいすぎるーーーーーーあおい先生、可愛い表情を描いていただいたらピカイチだわ・・・・

*******以下は個人的感想

本編のカプも好きでしたが、サブカプが猛烈に好きです。あるものを北村からもらうのですが、北村の事を好きとバレてしまって、もらったプレゼントを返したくない返したくないと泣きじゃくる慎吾が強烈に可愛い、せつない、愛おしい。そんなこと言われたら、そりゃ堕ちる。そのシーン、あおい先生が描いてくださって、慎吾の表情は金メダルものです。お楽しみになさってください。

本はいろんな方法で癒しをくれるけど、BLのこういう可愛い癒しはやっぱり必需品 と思いました。

2

ギャップ萌


表題作+「やはり運命の恋でした」+SS「これも運命の恋だから」の3本立てです。

サラリーマンの山崎拓海(受け)は一念発起して参加した恋活パーティーで一目惚れした細谷(攻め)と思いがけずカップルになることができました。
恋人ができて大喜びの拓海は週末になると細谷とデートして仲を深めていくのですが‥

拓海は見目がよいのでモテるのですが、ゲイばれするのを恐れるあまり、職場では恋愛に興味がない愛想の悪いクールビューティーのキャラで通していて、結婚なんてコスパが悪いと豪語しています。
本当はロマンティストで女性向けの恋愛小説が好きな乙女な性格で、家族や結婚に強い憧れを抱いていて、結婚する同僚が羨ましくてしかたありません。
運命の相手に巡り合うというのに憧れており、作為的な出会いの場というのは避けていたのですが、思い切って恋活パーティーに参加することにするのです。
当日はとても緊張してしまい、うまく会話できなくて諦めていたのに、ダメ元で書いてみた細谷とカップルが成立し、有頂天になります。この機会を逃したら二度と恋人などできないかもと一生懸命アプローチするのです。

自分のことを卑下することもありますが、前向きに細谷に愛想尽かされないよう一生懸命頑張る姿は可愛いし、好感が持てます。


細谷は従弟の慎吾に頼まれて付き添いできていたノンケでした。誰ともカップル成立しないよう気を使い、最終投票では愛想が悪かった(緊張していただけ)上、何となく目をひいた拓海に投票し、図らずもカップル成立となり戸惑います。
気がないと思っていた拓海がカップルになったとたん一生懸命アピールする様子に本当のことが言えなくなり、そのまま付き合いううちにどんどん拓海のことかわいいと思う瞬間が増え、自分は拓海に気が付かないうちに一目ぼれしたことに気が付くのです。

パーティーに出席した理由はどうあれ今は拓海のことが好きなのだからと、付き添いで出席したということは黙っていることに決めるのですが、思わぬところから面白おかしくネタとしてばらされてしまいます。
本当に両想いでカップル成立したと思っていた拓海は激しく傷つきます。
普段はなるべく前向きにと頑張っている拓海がすっかり気落ちしてしまってかわいそうでした。真実を知った拓海が考える細谷の状況がほぼ正確に把握できているところが余計に気の毒で。
でも、殻に閉じこもろうとする拓海を力ずくでこじ開ける細谷は男前だと思いました。真実をばらした同僚をちょっとは恨みながらも、自分が原因だからと他人のせいせず、状況を打開しようと頑張る姿は好感が持てました。

めでたく本当の両想いになった二人は蜜月状態になりますが、ノンケの細谷が我に返ってしまうのを恐れ、エッチは後ろからしかしないとか気を使っている拓海が少し切なかったです。
が、そんなことを吹き飛ばすべく慎吾のトラブルに巻き込まれます。

DV男に果敢に対抗し、慎吾を自宅に避難させたり、それにより細谷と気まずくなったりとする中で、中々細谷を信じきれてなかった拓海が、細谷を信頼し、自分をさらけ出せるまでになれて本当によかったです。

SSは拓海にうっかり真実を話してしまった細谷の同僚・北村(SS攻め)視点で、男運が悪く失恋してばかりの慎吾(SS受け)の恋のお話です。
本編の二人の話の後のDV男との決着編です。
ビッチに見えて実は純情な慎吾が好きな人とやっと結ばれる話で、いい子なのに中々いい人と巡り会えない慎吾報われる日がきて、これまた良かったです。


今回は「初恋大パニック」に続き2冊目の両視点でのお話だそうです。
両視点なので、お互いが心理描写がはっきりとしていて、それぞれを好きになる過程がとてもよくわかって私はとても面白かったと思いました。

会社の人間と一緒にいる拓海が自分といるときとのギャップに萌えまくってる細谷にこれからいっぱい甘えさせてもらうといいと思います。
そして、今まで本当に好きな人とちゃんと付き合えてなかった慎吾も北村にたくさんかわいがってもらって欲しいです。

4

キュン死するわ!!!

橋本先生目当てで買いましたが大当たり!ナニコレやばい~~~!!!
この本抱き締めてごろごろしたくなった!www
最初は攻めが黒髪眼鏡とか萌えツボに嵌まるに決まってる!と自信満々(?)に読み始めたら、受けが可愛すぎて意外にそっちにもハマりまくりでした!結果二人とも大好き!はよくっつけ!!!っていうw
視点はころころ変わってますが、一貫して受けに感情移入して読めました。ドキドキしたりキュンキュンしたりする拓海と一緒になってときめける、幸せな時間をもらった気分です!外見クール美人な拓海の中身がこんなに可愛いなんてズルいでしょ~
Hシーンは攻めの敬語の言葉責めから余裕がなくなるにつれてタメ口になっていくのが堪りませんでした!萌える!萌えた!

脇カプのお話も収録されていて、こちらも可愛かったです。主役カプに萌えすぎて印象は薄いのですがw

こんなに最初からすんなり受けに感情移入できて、ここまで同じ気持ちでキュンキュンさせてくれるってすごいと思いました。そこも拓海とシンクロw
これは何回でも読みたいです!

2

かわいかった!

月村先生は心理描写が好きなので、受けがネガ系でないときは手を出すことにしています。今回は橋本先生のおかげか乙女受けがポップで可愛い雰囲気に。

お話は受け視点と攻め視点が交互に入ってくるので、かなり早い段階で攻めの裏事情が読者に明かされます。なので、このノンケの攻めがどうやって受けに惹かれていくのかを楽しみに読み進めていきました。
受けは終始恋する乙女のように一人でわたわたしてて微笑ましい。攻めは偏見の無いノンケというより普通にバイの素質があったのでは?と思わなくも無いですが(男だけど受けだけは特別というほどの事件はないので)受けに惚れていく過程が可愛らしいのでそこらへんの設定はもうなんでもいいです。何よりお互いの秘密がいつどうバレるのか、両視点でどきどきさせられる構成がすごく良かった。

月村作品の評価でよく見かけるネガティブ卑屈受けが苦手という意見ですが、私もダメだったのにこの作品にはきゅんきゅんさせられました。それと橋本先生のイラストもさすがの出来でえっちシーンのえっち度が倍増してる気がしました…。

7

だって二人は愛し合う運命なのです!!

と、鼻息も荒く叫びたくなる、こちらの作品。
これは大人女子の為の、ロマンティックラブストーリーだと思います!!

ところで、ストーリーとしてはノンケとゲイが出会って恋をすると言うだけでして、ホント取り立てて派手な作品では無いのです。
が、普通の日常がロマンティックだと思わせてくれた作品。
運命て、すごくドラマチックで非日常な気がしてましたが、意外と何気ない毎日の中に、さり気なく存在してるものなのかもしれません。


内容です。
ゲイと言うことを隠すため、クールなキャラを演じている会社員の拓海。実はかなりのロマンチストで、運命の出会いに夢を抱いています。
そんなある日、自分の頭に白髪を見つけ、このままでは出逢いも無く年を取って行くだけと言う現実に恐れを抱きます。
意を決して参加する事にしたゲイ向けの恋活パーティー。そこで自分好みのルックスを持つ細谷とカップリングが成立し、夢のような幸せを感じる拓海。
しかし、実は細谷には隠していた事情がありー・・・と言うものです。

まずこちら、月村作品ではお約束の、超卑屈でペシミストな受けです。で、極度のロマンチスト。
そしてこちらもお約束、包容力攻めです。
実は細谷はゲイでは無く、従弟の付き添いで恋活パーティーに参加してて、(カップル成立を避ける為)終始クールな態度で自分に興味が無さそうな拓海を投票カードに書いたという事情だったりします。
なのですが、実は拓海はとても緊張して無表情になっていただけ。
カップル成立後、二人での会話で素の拓海を知り、彼に惹かれる細谷。
ノンケであるのに自分の気持ちをアッサリ受け入れ、拓海と付き合う事にー・・・と言う流れです。


二人の勘違いから始まった恋と言う事で、ストーリー自体もとても面白いのです。
そして今回、月村作品では珍しい事に、両視点で書かれておりまして!!
実は個人的に、この両視点でのストーリー運びと言うのが、とてもとても好きなのです。
両片思いの二人がですね、互いにメロメロだったり、誤解からすれ違ってしまったり・・・。それをニヤニヤだったりキュンキュンだったり、または切なさに悶えながら、両視点から楽しむのが最高なのです。

また、月村作品の受けですが、ちょっぴりうっとうしい部分があり、やたら卑屈だったりしますよね。これが両視点になりますと、超可愛い受けに変身です。
と言うより、細谷にとってはこの面倒くさい受けが、めちゃくちゃ可愛いと言う事実に萌える。元々、攻めが受けにメロメロだったりするのが大好きでして!
拓海が何をやらかしても、「可愛い」と脂下がってるのが最高なのです。いやもう、あばたもエクボとは良く言ったもので。
あと、拓海の方も、何かと細谷が「とても格好いい」と思っておりまして、何かある度に「夢みたい・・・」と涙ぐんでるのにニヤニヤさせてもらいました。

この後、細谷が恋活パーティーでの真実を黙っていた事ですれ違いが起きまして、その部分は結構切ないです。
まぁでも、すれ違いの結末には悶絶。
乙女な拓海を怖がらせないよう、常に紳士的に振る舞って来た細谷。
彼がキレて欲情を剥き出しにする様に萌えまくりました。
声を大にして言いたい。普段よりエロ多めですーーー!!

他、付き合い出した二人のその後のお話や、細谷が恋活パーティーで付き添った従弟・慎吾が主役になる短編も収録されてます。
こちらも可愛い。短編なのが物足りないくらい。

と、めちゃくちゃ楽しく読めました。
とにかくロマンティックな気分に浸って、終始キュンキュンと悶えさせてもらえました。

9

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