俺がΩだったなら、お前を幸せにできたのに―――

リバース

reverse

リバース
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神212
  • 萌×249
  • 萌12
  • 中立5
  • しゅみじゃない5

13

レビュー数
30
得点
1297
評価数
283
平均
4.6 / 5
神率
74.9%
著者
麻生ミツ晃 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥810(税抜)  
ISBN
9784796413541

あらすじ

BL界屈指のストーリーテラーが贈る、後悔と欲望入り交じるミステリアスオメガバース

小説家の円と警察官の吐木は、同じ施設で育った”同志”で”番”。
円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間も
そのフェロモンを感知してしまう上、
番関係を結んだことで遺伝子変化が起こり、
一般の抑制剤も効かなくなっている――そう、[振る舞っている]。
何も知らない吐木は円を支える為と出世を蹴り続け、
所轄への異動初日に担当することになったのは、Ωを狙ったレイプ事件。
そんな中、円は発情期に入り
強烈なフェロモンを発しながら吐木を求める――まるでΩ[;のように]……。

表題作リバース

吐木 幸村(α),28歳,刑事,円の番
化野 円(Ω?),28歳,小説家

その他の収録作品

  • 家に帰る日(描き下ろし)
  • カバー下イラスト

レビュー投稿数30

ミステリーとオメガバの融合

麻生先生、ストーリー性ある作品描かれる作家さんなんで、オメガバース描かれたときは正直ビックリだったんですが、ストーリーものお上手な作家さんが描くとオメガバがこなるのか!というくらい、完成度高くて面白かったです。
ミステリーの要素があるので内容にはあまり触れられませんが、円の隠してること、円がそれを隠してる理由、そして殺人事件、この3つがうまく絡み合って、最後までドキドキしながら読みました。
ほんとミステリー小説読んでる気分でしたね。
真実がわかってからのエロもしっとりしてて良かったです。
「世界がみんなβなら」円の書く本のタイトル…私達の生きてる現実の世界はこれに近くて、そこに憧れを抱く、というのがオメガバースの世界観をうまく表しているな、と感じました。

0

バース性を越えた運命の2人

初めて読んだ麻生ミツ晃先生の作品です。

所轄署の刑事 吐木 幸村(α)と小説家 化野 円(?)のお話。

児童施設で育った幸村と円は、あることがきっかけで「番」になりました。
しかし、円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間も発情させてしまいます。
そして、市販の薬は効かない…。
ずっと円が好きだった幸村に比べ、「番」になってもそっけない態度の円。
円の体質を考えて所轄に異動した幸村ですが、初日にΩの変死体事件を担当することになります。

ちるちるの評価が高いのに、なかなか読めなかったのは絶対に泣いてしまうと感じていたからです。
意を決して読んでみました……号泣しましたよ。
電子購入なので紙書籍のボリュームがわからないのですが、よく1冊にまとめられたなと感心しました。
これだけのエピソードと心理描写を無駄なく描けるのは麻生ミツ晃先生だからこそ!…なのだと思います。
他の方もレビューに書かれていますが、ネタバレなしで読まれることをおすすめします。
ミステリー要素とオメガバースの特性を絡めた大変読み応えがある作品になっていて、小説でも読んでみたいと思いました。

誰よりも大切だから
誰よりも守りたいから
本当のことは言えない

円が抱える「秘密」は、想像もつかないほど悲しく苦しいものだったでしょう。
一生守り抜くつもりだった「秘密」が明らかになったとき、それも円の“誕生日”のひとつになったに違いありません。

最後は、円が幸村の腰に手を回している後ろ姿にグッときました…。
あぁ、円の足枷が外れ一途な想いがが報われて良かった(号泣)
個人的には、連続Ωレイプ犯の動機やバッグボーンをもっと深く読みたかったです。

描き下ろし『家に帰る日』
入院していた円が退院してお家に帰る日のお話。
最後でまた号泣します…。

最初から2人にはバースなんて関係ないと思わせられる繊細で美しいストーリーです。
麻生ミツ晃先生の絵柄もマッチしていて世界観に惹き込まれした。
読後は、あまりの完成度の高さに思わず唸ってしまった程です。
何度でも読み返したい素晴らしい作品なので、未読の方にはぜひ読んで欲しいです。

1

自分で選べないことの残酷さを改めて痛感させられる

 純粋にストーリー構成だけ抽出して評価するなら、神と萌2の間くらいです。麻生先生の緻密に練られた展開には、今回も惹き付けられるものがありました。αがやっかまれ、Ωが蔑まれる設定は典型的なオメガバース。けれど、己の無力さを感じるα、αになりたいと望むβ、そして、Ωでなかったことを無念に思うβと、メインの登場人物達はそれぞれ特殊な気持ちを抱えていて、そこがこの作品の面白いところになっています。主人公・円の吐木に対して献身的過ぎる覚悟は、とても常人には持てないもので、普段は素っ気ない態度の彼が、内心どれほど吐木を大切に想っているかがよく伝わりました。

 ただ、吐木が事件に巻き込まれてから円が自分のバース性を偽ると決めたところまでが、あまりにも怒涛の展開で、2人が恋愛的な意味で相手への愛おしさを育む期間があまりなかったところが少し引っかかりました。兄弟のような関係から、恋人としての好意を持つようになるまでは、私はやはりどうしても時間がかかるんじゃないかと思ってしまうんですよね。吐木はともかく、円は自分はお兄ちゃんみたいな存在だと感じていたように見えたので。

 もちろん、吐木の記憶を守るためには悠長にそんなことをしている時間もなく、オメガバースの世界観の中では体の関係が先行するケースが多々あることもよく分かっています。ストーリー的に不自然に感じたわけでもないですし、これはあくまで私の個人的な萌えセンサーの問題です。あとは、鷺沼の動機というのも、できればもう少し詳しく掘り下げて欲しかったかな。彼にとっては何が救いとなりうるのか、気になりました。全体的には良質な物語で、非常に満足しています。

1

俺は帯を一生許せないだろう

自分の中でオメガバース作品の中で一番の大作になりました

最初試し読みがまるまる1話で大容量だったので読んでみたら面白くてついつい購入ボタンを押してしまいました。

評価高けりゃ値段もほかより高いし、立ち読みからの自分の期待度が高いしで、これ外れだったらショックで立ち直れねえぜとか思っていたんですがこれはいい意味で期待を裏切られました。話も素敵だし大容量だしで大大大満足です!!

絵も描写もきれいで、キャラとかセリフも違和感なくサラサラ読めます。

エロいし泣けるしなんじゃこれ!!尊いの集合体かってかんじです。



オメガバースの世界だったらなぁと思うことが漫画を読んでるとあるんですが、今このβだけの世界も誰かが望む世界なのかぁ…しみじみ感じました



ネタバレしないようあんま変なこと言えないんですけど本当に読んで良かったです買って良かったです

でも最後に一つだけ。
私はこの帯を一生許せない。試し読みしてそこでファ?|д゚)ってなるとこなのにナニシテクレトンジャコノオビ!!これがちがったらもっと売れるのかなと思ったり思わなかったり

0

新しい視点

お互いが一番。好きな人のために何ができるか、どこまでできるか、深い深い愛ゆえに拗らせてるのが!どうしようもならないことに立ち向かう姿が優しくて痛くてはがゆい…

円は肝心なことは言葉にできないのに、ポロッとハートを刺すこと言っちゃうの可愛い。そういうとこ吐木も堪らないだろうな。一生懸命、開発してるのも可愛くて…気持ちが通じあってからのも可愛くて。1読めは話に惹き込まれ辿ってくのに夢中、2読めは二人の強い絆を随所に感じて胸きゅんに夢中。

先生があとがきで仰ってた
”初めから持っていない(と思わされている)人”
”持たされている人”
という切り口が現実味とオメガバならではの切なさを深くしていて、オメガバ部分もサスペンス要素も読み応えたっぷりな良質な濃ゆい物語でした。

0

長編の連載にしてほしかった

「reverse」とは、(…の)逆にする,ひっくり返す、の意味。

βが主人公の純愛推理作品。
αになりたい、β。
Ωになりたい、β。

人口の割合が多いβの希少種への憧れと負い目。
大事な人を守るための嘘=2つの誕生日。

紹介文に
「刑事の吐木と小説家の円は番の関係。しかし、ある理由から円は吐木からのプロポーズを断りつづけていて――。」
・・とあって、作品の最後にこの台詞が円からでて、よかった。
「Ωになりたかったβも知ってる
でも 自分がじぶんでしかないことに絶望もしたけど
最近は悪くないと思うよ」
ハッピーエンドです。

円の事情は、仔細が描かれていいますが、
犯人がどうして心を歪めたのか、もうちょっと詳しく書かれていたら、怖さがましたかも。
円が白髪である訳も知りたい。
もっと知りたい**が残る・・無駄を削ぎ落してまとめた感、否めない。
もっと頁を増やして、犯人の動機と背景について詳しく機微を描写してほしかった。
それと、オメガバースの条件設定が作者によって夫々アレンジがあり異なるので、読んで混乱することが有るのですが、この作品の場合は基本通りで、βの♂には発情が無い=出産能力が備わっていない、としています。
BLジャンルの作品は、短期連載や短編が多くて、長期連載作品が少ないのは何故でしょう?予算の兼ね合いなのかな。

リバースの意味は、嘘を翻す。
嘘の動機と訳は、大事な人を悲しませたくなかったから。
バースに捕らわれない人と人の心の繋がり、家族の在り方の理想がテーマの純愛物語だったように思います。
神評価。

0

大切だから貫いた嘘。円凄い!

多分、悲しい結末にはならないのだろうと思いつつも、
読んでいる最中は胸がきりきりと締め付けられる。

円の決意と幸村の一途さ。
どちらもが強すぎて、すれ違ってしまう。

両片思いと言ってしまうには複雑過ぎる関係に、
円の重過ぎる嘘とジレンマ。

幸村にしてみれば、全て関係ないことなのに、
それでも円は彼をこれ以上傷つけたくなかったのでしょうね。

気になったのは、事件の犯人のその後。

胸の深くにズキズキ差し込む作品。
それでも『リバース』。
評価はこうするしかないでしょうの「神」で。


4

美しい世界観

最初から最後まで美しい。
まるで一本の映画を観ているよう。

ストーリーもエロも感情描写も上質で、事件の流れも素晴らしい。
時間を忘れるほど引き込まれました。

オメガバースが好きな人も苦手な人にもオススメです!

2

ミステリ×オメガバース

オメガバースものというジャンルで至高の作品であることは確かですし、商業BL作品としても同じことが言えるかと思います。作り込んであるなぁ。
麻生先生がキャリアハイを重ねてるところ、尊敬の域。

◾︎吐木幸村(はばきゆきむら)×化野円(あだしのえん)
早々に、
>そこには、大人が「時期が来たらね」と隠している様々な秘密が既に書かれている気がした。
ってモノローグでもう好きでした。オメガバースもBLも関係ない要素でグッと来てます。普通に一般小説に書かれていても好きな文章で、化野の設定的にも良いし、麻生先生もすごい。

オメガバース世界から、βだけの世界(つまりは今この現実)を思う演出も、差し込み方がうまい。漫画がうまい。

別に吐木も円も男でも女でも構わない作りをしていますね。でもバース性は"それ"じゃないといけないから、オメガバースって面白いよな。もはやBLである必要もないんだよな。
ところで、帯は結構ストレートなネタバレですよね。

3

完成度高すぎ!

いやーすごいの見ちゃいました。
大体こういうミステリー物だとストーリーに力入れてて、BL要素薄かったり急展開で進んだりして物足りない場合が多い(偏見)と思いますが、こちらの作品は違います。

なんか全部良かった。オメガバースの設定をまったく別方向で活かして、それが綺麗にまとまってる感じ。
ミステリーとしても、絶対犯人こいつだろ!!とどや顔で確信した予想が見事に外れて自分で笑いました。
とても読み応えがあり楽しめる、文句なしの作品です!

9

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