大財閥御曹司アルファ×没落華族のうとまれオメガ 政略結婚からはじまる人生で初めての恋 めくるめく大正浪漫オメガバース開幕

コミック

  • いのち短し恋せよオメガ‐大正オメガバース

いのち短し恋せよオメガ‐大正オメガバース

inochi mijikashi koiseyo omega - taishou omega verse

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作いのち短し恋せよオメガ‐大正オメガバース

蕗谷 潤・華族のα
九段 渚央・名家のΩ

その他の収録作品

  • 描きおろし

あらすじ

政略結婚からはじまる人生で初めての恋


オメガの九段渚央に
大財閥の御曹司・蕗谷潤との縁談が舞い込んだ。
アルファである潤が渚央に一目惚れしたというのだ。
オメガを理由に一族から蔑まれて育った渚央は、二つ返事で結婚を承諾。
アルファの子供を産み周りを見返したい一心で
結婚初夜から潤にアプローチを仕掛けるが、
まだ早いと止められてしまう。
「もっと君のことを知りたいんだ」
恋とは何かわからない渚央にとって、
潤との結婚生活は戸惑いの連続で…?

めくるめく大正浪漫オメガバース開幕!

作品情報

作品名
いのち短し恋せよオメガ‐大正オメガバース
著者
MT 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292185
3.6

(8)

(1)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
29
評価数
8
平均
3.6 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数4

大物になりそうな予感

まだ2作しかないので何とも言えませんが、一度でも読んだら忘れられない作家さまで大物になりそうな予感がします。

未読ですが「戀という字をほどいてみれば」も時代ものらしく、時代ものの作品が好きな作家さまなのかもしれません。

流行りの絵とは一線を画しているので、成る程時代ものに合った特徴を持っていると思います。

最初はわざと下手に描いているのかと思いながら読んでいましたが、たまに身体の線とかが本当におかしいところがあるので、やはりまだまだ未熟なんだと思いました。

ただこの雰囲気は絶対に変えて欲しくないです。この路線で技術を磨いて欲しいのです。

さて、ストーリーですが、普通に面白かったです。オメガバですがウィットに富んでいて、悲壮感がありませんでした。

0

時代物~

大正浪漫~ならではのレトロな時代感大好きです!!

オメガバの性差や男性同士の血痕が認めらるようになって数年の世界。
まだまだ男Ωには厳しい時代。

αの子を産んで周りを見返すためにがむしゃらに迫るのをちゃんと恋愛してからってあしらうの何~~~
じれじれしちゃうとこが良かった!!

真摯な対応も相手を思ってこそ、でも可愛い可愛いと思ってるのは感じられるから、かわいいねぇってなる!!

それがなかなか伝わらないのがもどかしい!!

そして、気持ちが通じあってからや番う時の噛みっぷり素敵でした……

展開としては王道で、Ωだから…って卑屈になったり、周囲の蔑みは嫌なもんあるけど、静かに仕事ができるお手伝いの西島さんやコンプレックスの塊のお兄ちゃんも良いキャラしてました。

漫画としての魅せ方やキャラが良かったです。

0

時代設定

大正浪漫、というタイトルにひかれて購入しました。初読み作家さんです。

正直 惜しい‥。
アルファとオメガが区分され始めた時代、落ち目の家のオメガと製薬会社の御曹司アルファがお見合い結婚するところから始まります。

私自身、大正時代といえばとは?と思うくらいボンヤリとしてますが、大正時代、であることが生かされてるのはどのあたりだったのだろうと。
洋食屋さんでオムライスを食べるシーンあたりくらいかなぁ、でした。

アルファの潤はオメガに対して支配したり、襲いかかる性質の自分が好きではなく、オメガの渚央に対して恋愛をしよう、なんて言います。
これが時代なんですかね。
結婚してから恋愛を始める。

オメガの渚央は子どもを作って、オメガとしての役割を果たそうとしているので、アルファの潤のその気持ちが理解できません。

そんな二人の番になるまで‥の話です。
周囲の心無い言葉、発情期に兄弟の嫉妬、どれも現代でもあるので、大正ならでは感がそもそもの集まりのきっかけだったり、御婦人の髪型、くらいで主人公二人自体にはあまりなのかなぁ、と思いました。

好みですが、絵柄がシンプルで、少し線がくずれる感じと、カッコイイ、可愛い、の区別があまり良くわからない雰囲気がうーん、でした。
身体全体のコマとかはぼってり見えてしまっていて、オメガはもう少し華奢に描いてほしいなぁと思ってしまいました。

2

クセになる

表紙のイメージのまま本編に入ると、その差に驚きました。
本編は柔らかい鉛筆のようなペンタッチで、線も波がありアナログ感を味わうことができます。
最近はシュッとしたデジタルならではの曲線に慣れていたので、久しぶりの感覚がクセになりました。

内容は現代オメガバースであればありがちな設定ですが、大正時代に生きた人たちに落とし込まれると、途端に前衛的な雰囲気に。

受けは、自身のバース性を最大限に活かして自身の役割を全うしようとする人。
もちろん幼少期からの刷り込みもありますが、彼がΩとして全く悲観的でなかったため、物語に悲しい雰囲気は流れませんでした。

そんな受けの頑張りも、攻めによりなかなかうまくいきません。

この攻め、恋愛をしようなんて言いますが、そんなそぶりを見せないんです。
そりゃ受けも不安になって、暴走するだろうに...
でもこういう自分の意志を優先して、周りのことを考えているようでその実できていない、そんなところはまさしくαなのだと感じました。

大正の時代背景を最大限に活かした物語とは言えませんが、レトロな雰囲気をふんわりと楽しみながらオメガバースを味わうことができました。

ゆるっと時代オメガバースを読みたいときにぜひ。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP