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深々と、死神語りて執着

fukabuka to, shinigami katarite shuuchaku

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表題作深々と、死神語りて執着

恭平
幼なじみ
落語家を目指している

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

落語家を目指す晶と、落語家・恭平は小さい頃からの仲。
恭平の真打昇進を知った日のこと、病弱な晶は、
落語「死神」の練習中に体調が悪化し気を失ってしまう。
死神が枕元にいるような妙な気配を感じるが、目を覚ますとそこにいたのは恭平だった。
しかし、知り合いから “恭平が倒れた”という報せを受ける。
すぐそこにいるのにと振り返ると、晶の目に飛び込んできたのは死神で――。
落語「死神」をもとに繰り広げられる幼馴染み同士の執着ラブ!

コミックス描き下ろし漫画も収録

作品情報

作品名
深々と、死神語りて執着
著者
もづ九 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784575381214
4.1

(9)

(4)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
37
評価数
9
平均
4.1 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数1

びっくりした...

全くのノーマークで攻めがいきなり骸骨になるので、そういう描写が苦手な方は本当に注意が必要です。
これがまたリアルな骸骨でして、そんな骸骨とえっちもしてしまうので、心臓の弱いかたは気を付けてください。
とくに抵抗がなかった私も、いきなりのリアルな骸骨には驚きまして、薄目で見てしまいました...

それはさておき、物語は落語の「死神」の演目をなぞらえるように展開されていきます。演目を知らなくても、話の流れで理解できます。

落語家として順調な攻めと、努力を続けてもなかなか恵まれない受け。
最初から両片想いで、攻めからの身を投げうった献身に受けが答えようと頑張っていきます。

物語のキーは、愉快犯の死神。こちらは可愛らしくデフォルメされた絵柄で描かれています。
攻めと受けの寿命を交換してみたり、2人の関係をかき乱してみたり。行動には参るばかりですが、憎めないやつでした。

最終的には、受けが新たに作り出した「死神」によって、寿命問題も解決し晴れて両想いとなります。

個人的に1つ気になっているのは、攻めの父親の存在。頑なに受けを弟子にしなかった理由が、私にはくみ取れませんでした。

落語になぞらえた展開は新鮮で面白く、骸骨との人外えっちという新たなジャンルを楽しむことができました。
骸骨が大丈夫でしたら、ぜひ読んでみてください。

2

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