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「学ランの中までさわって欲しい」の続編で、澤根と新見が高校卒業のお話です。
卒業後は遠距離になり、なかなか会えなくなってしまいます。
しかし、こまめに連絡を取り合い、会った時に言葉で気持ちを伝えあう二人が微笑ましかったです。
沢根は飲食店、新見は教師となり同棲が始まります。
新見の家族へのカミングアウト問題が浮上しますが、ずっと一緒にいるために二人で向き合おうと決めた時の澤根の嬉しそうな顔に胸が熱くなりました。
良いところで終わってしまったので今から次巻が待ち遠しいです!
修正は局部が見えないようにセルフ修正されています。
澤根にもう一回とねだられて断りきれない新見が可愛かったです!
新見は大学、澤根は調理師専門学校に進み、卒業後いっしょに住み始めた二人のストーリー。
高校在学中は『この中(男子校の中)にいる間だけの関係なんじゃないか』と何度も何度も不安になっていた新見でしたが、高校卒業後に遠距離になっても、社会人になっても、二人の関係は続いている。
お互いがお互いを思い、生涯はあれど想いが揺らぐことはなく・・・めちゃくちゃ愛し合っている二人。
次回は新見の親へのカミングアウト編かな?覚醒の時、母親に一度カミングアウトしているというのは意外でした。幸せになってほしい二人!
新見と澤根の卒業後のお話。
澤根は一見包容力タイプに見えないのに、ストレートな物言いで的確に新見を救い上げるすごい彼氏です。新見を不安にさせないための努力がすごい!一方、大学と専門で離れたら即ネガ発動させる新見…澤根を不安にさせてることに気付いて欲しい…。
社会人になってからは将来設計もしっかりしてて、揺るぎない感じ。で、今度の問題は家族へのカミングアウト。新見の母親とのやりとりがお互い敬語なのが気になりました。緊張のせいなのか、元からの距離感なのか。
理解してもらえるまで何回でも話をしにいこうっていう二人は感動的で清く正しく良いと思います。それで盛り上がってカップルとしての絆が深まるのも美しいです。でも私は100%で応援できませんでした。
同居してる高校生なら親に理解して欲しいのも分かるけど、一度家を出て自立したらもう親は守るべき存在な気がして、心労で何かあったら…と心配になります。親になったことはないから、本当の親の気持ちなんて分かりませんが、年々小さくなる母の背中を思い出して泣きたくなりました。理解できない母親に寄り添ってくれる人はいるのかな。
この一冊はカミングアウト前に終わってしまい、さらにその先があるの…?ともやもや。全体に流れるリアルな「間」を感じる空気は、映像作品を見ている気分になれて好きでした。
↓ネタバレ含みます!
大好きな作品の続編!続編の連載が始まった時から単行本として纏まるのを首を長くして待っていました。
その先とある通り学ランを脱いだ後の話、つまり卒業後の物語です。学生時代の遠距離恋愛と就職後の同棲生活が描かれています。
見た目や表情はクールなのに結構グイグイきてしっかりと言葉にする澤根が良かったです…!察する力や思いやりが凄くて欲しい言葉をくれて行動でも示してくれる澤根が完璧すぎる…。新見のことが本当に好きなんだなぁと伝わってきます。澤根の笑顔の破壊力はヤバい…。
新見は学生時など時折不安を覚えてしまいますが、弱気になりつつも澤根と一緒に居続けたいと考えています。巻数を追うごとに、そして歳をとるごとに成長していくのを感じられました。
二人とも相手を思う気持ちや愛情が凄いです。この二人を見ていると気持ちをしっかりと言葉にして伝えることって大事だなぁと思えます。これから先何かあってもこの二人なら大丈夫だと確信できる二人でした!
パートナーシップ制度を考えたり、盛り上がってそのまま最後までせずにエッチの前に準備をしたりといった点などでリアリティがあり、実際にこの世界で彼らが生きているんじゃないかと思わせてくれました。
二人の末長く続く未来を確信できるじんわりと温かい読後感で良かったです!相手を思いやり大事なことを言葉にできる穏やかな二人の関係性が最高でした。無印も何回も読み返していますが今巻も何度も読み返したいと思います!
『学ランの中までさわって欲しい2』の続編です。
小学館の週刊デジタル少女まんが誌の「ベツフラ」に連載されていた作品。
専門学校生→料理人 澤根 圭太と大学生→公務員 新見 仁司のお話。
Twitterで続編が決定したと知ってから、ずっと発売日を楽しみにしていた3巻。
期待と不安でいっぱいの今作は……とっても素晴らしい作品に仕上がっていました‼
この春、3年間通った高校を卒業した2人。
新見くんは教育学部のある大学、澤根くんは調理師専門学校へと進学しました。
しかし、物理的に距離がある上に、実習やバイトで忙しい澤根くんに対して「会いたい」と言えない新見くん。
とうとう大学に入ってから初めての夏休みを迎えてしまいました。
そんな時、前生徒会長だった先輩の後押しもあり、やっと澤根くんに会いに行く決心をします。
――おれもすごく会いたい さわりたい 今の澤根に
ところが、当日 待ち合わせ場所に向かった新見くんは女子といる澤根くんを見てしまい…。
人生は選択の連続で、その一つひとつが未来に繋がっていく。
1年制の専門学校と4年制の大学…2人は全く異なる進路に進み、遠く離れて暮らしている。
なかなか会えないことで不安と切なさを抱えながらも揺るぎない愛情を確かめ合う彼らの――「その先」に待っているものとは?
ここからは、ぜひネタバレなしでご覧ください。
外見はもちろん、内面も少しずつ大人になっていく2人に胸がいっぱいになりました(泣)
全体を通して見どころ満載ですが、とくにHシーンがおすすめです♡
前作までの学ランのエロも大変良かったですが、今作はなんと全裸や浴衣、部屋着とバリエーションが豊富なんですよ。
風呂場にソファなど…学校の中や実家とは違う生活感があるシチュエーションも新鮮でした。
そして、効果的な擬音も艶めかしい喘ぎ声もほぼないのに、これだけ扇情的なセックスを描けるのが素晴らしい!
とにかく、事後に抱き合いながら寝るシーンも含めて萌えまくりです♡
描き下ろし『番外編』
最終話のHの続きのお話。
明日も仕事だけれど、蓮根がかわいくて拒めない…。
登田好美先生の美麗な絵柄と繊細な心理描写はそのままに、これまでの流れ汲んだストーリー構成に感服した今作。
進学から社会人までを綺麗に纏めているのですが、もっと深く読みたかったので上下巻にして欲しかったな~。
それでも、読後はこのシリーズに出会えて本当に良かったと思えました。
終始、可愛い新見くんの成長とクールな蓮見くんの溺愛っぷりにキュンキュンしっぱなしでしたが、先輩の「ハレの日」も拝見できて感無量です(笑)
最後は、家族の問題に向き合おうとする新見くんに蓮根くんが伝えました。
「――5回でも10回でも 何回でも ふたりで」
つらさなんて蓮根と分けたくない、と考えていた高校時代…新見くんは気が付きます。
ずっと蓮根くんのそばにいるために、これからは「ふたり」で乗り越えるのだと。
より強い絆で結ばれた彼らの未来にエールを送りたい。
この先に何があっても、2人なら絶対に大丈夫‼
何度も読み返したい「伝説のBL」のシリーズ。
自信を持っておすすめします♡