学ランの中までさわって欲しい (2)

gakuran no naka made sawatte hoshii

学ランの中までさわって欲しい (2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神34
  • 萌×214
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

96

レビュー数
10
得点
258
評価数
60
平均
4.3 / 5
神率
56.7%
著者
登田好美 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
小学館
レーベル
Flower comics α
発売日
電子発売日
価格
¥454(税抜)  
ISBN
9784098710652

あらすじ

BL AWARD 2020ノミネート!!

男子校での男同士の恋愛を描いたボーイズラブです。
ゲイの男子高校生・新見は、同じ生徒会のノンケ男子・澤根を誘ってセフレの関係になり、今では恋人同士に…
時が経ち、三年生になった新見は生徒会長になり、卒業を前に男子校という特殊な環境の中だけかもしれない澤根との関係に葛藤する。そこに、ゲイを公表する一年生・伏河があらわれて、ゲイ×ノンケ×ゲイの三角関係に――…!?
マイクロ版には収録のないスペシャルかきおろし特典も満載です!!

表題作学ランの中までさわって欲しい (2)

澤根圭太,高校3年生,生徒会副会長
新見仁司,高校3年生,生徒会長

その他の収録作品

  • おまけページ
  • 描き下ろし番外編 10.5話

レビュー投稿数10

彼らの3年間について

澤根圭太という無表情な男の子が好き。
彼は決して多くを語らないけれど、素直で、正直で、真っ直ぐで、言葉にまるで嘘がない。
発する一言に10くらいの想いが詰まっているというか。
だから読者にも新見の心にも真っ直ぐ伝わって来るのかな。

セックスフレンドの関係から始まったはずの2人が、ここまで深く揺るぎない関係になるだなんて。
優しくて、どこまでも真っ直ぐな澤根からの言葉があるからこそ、何があっても新見は澤根を信じる事が出来たのでしょうし、時には悩んで立ち止まってしまったりもするけれど、2人で話し合う事によって一緒に並んで歩んで行けたのではないかな。
何かを抱えて1人で立つ事は難しいけれど、誰かと一緒に立てたのなら、それは難しい事ではないのかも。
今後起こりうる問題や悩みや不安があったとしても、きっとこれからは2人で半分に分けて持って行くのでしょう。

この2人はとても優しい子達なんだと思う。
彼らの間で交わされる言葉にトゲのようなものは一切見当たらないですよね。
自分の気持ちを正直に伝えて、相手の事も思いやる事が出来る。
どうすれば相手と自分のためになるのか?どうすれば2人で同じ歩幅で歩いて行けるのか?
そんな、相手の気持ちにも寄り添おうとする男子高校生2人が真剣に恋愛をする姿を、非常に丁寧な心理描写で描いた繊細な作品だと思います。
温度は高くないのだけれど、低温のまま淡々と、確実に深く強くなっていく繋がりや信頼関係の描き方が好きでした。

「学ランの中までさわって欲しい」というタイトル。
一見すると、少し刺激的なようにも思えるインパクトのあるタイトルです。
けれど、最終話を読み終えてみれば、これはもしかして「学ランの中にある心の奥底まで、あなたにさわって、ふれて欲しい」だったのかもなんて。
そう考えると、本当に素敵なタイトルじゃないですか?

1巻でも感じましたが、とても繊細かつ真面目に描かれたお話だなと。
男子校という、狭いコミュニティ内でのマイノリティについて、恋についてを性を交えながら真剣に描き切っています。
大人と子供の中間にいる彼らだからこその良さが詰まった作品でした。

もしも彼らのその後が見られるのならば、私は十数年後の姿が見てみたい。

13

なぜこんなにも尊いの~!?

ブレザー派だった私を学ラン派に変えさせた尊いDKたちのお話、待望の続編です。ほんとに待ってました!

男子校が舞台の本作。三年生になって、生徒会長になった新見の魅力にすっかりメロメロな澤根(しかし相変わらずの無表情)。
そんなふたりの前に、新入生の伏河くんという子が現れる。自己紹介でゲイだとカムアウトしたという彼が、同級生から嫌がらせを受けているのを見て、なんとかしてあげたいと構う新見が、なにかと心配でたまらない澤根……というのがストーリーの主な流れ。
案の定、伏河は新見に付き合ってください、と言って迫ってくるのだけど、他の男はまったく眼中にない新見は取り合わない。それでも、伏河への嫌がらせをどうにかやめさせたくて放っとけないところが、優等生キャラというか、とにかくいい子すぎて胸が痛くなる。
終盤で、新見が自分の心の弱さを自覚し、澤根に吐露する場面があるのだけど、その瞳はどこまでもまっすぐで。とにかく全編、新見が前向きで男前に描かれていてキュンキュンした!

そして、見どころはやはり学ランを着たままのエッチシーン(すみません…)。
新見のことが心配だったり、不安になるたびに学校だろうがどこだろうが、澤根がサカってくる! ヤバい! 
しかしそんな時も無表情だよ澤根! 無表情で迫ってくるので、カッコイイけどちょっと怖い(笑) イク時もほぼ無表情だからね! 
そんな無表情ながらも、今作かなりの愛情表現をしてる澤根。学校ではもちろん、放課後、家で致す時もちゃんと着たまましてくれるので、そこはもう、作者様がこだわってくださったんでしょうね。ありがとうございます!としか言いようがない! そして黒髪優等生受けはやはり萌えしかないわ…。あー、尊い!

どれだけ身体を重ね、言葉で想いを伝え合っても、ふたりの間に見えない壁があったのは、新見はゲイで、澤根は所詮元ノンケ、ということ。卒業したらいつかは終わってしまうんじゃないか…という不安が常につきまとっていて。でもそれを乗り越えるための強さを、ふたりで手に入れるというラストは爽やかでなかなかに感動的。
後日談での、制服でいちゃラブしながら(本当にありがとうございます)、将来のことを誓い合うふたりには、もう揺るぎないものを感じた。

卒業したらもう制服エロはないですが(泣)、それでもふたりが尊い存在には変わりない。ブレザー派の姐さんにもオススメしたい、青春BLの傑作。

11

大人と子供の狭間で揺れるDKの覚悟と純愛

『学ランの中までさわって欲しい』の続編です。
登田好美先生は絵が綺麗なので読みやすいです。

小学館の週刊デジタル少女まんが誌の「&フラワー」に連載されていた作品。

高校3年生の澤根 圭太と高校3年生に新見 仁司のお話。

前作では、澤根くんを好きだった新見くんから誘ってスタートした「セフレ」の関係でしたが、最後は両想いの恋人同士になりました。
今作は、その続きになります。
お互いどんどん好きになる2人は高校3年生に進級し、澤根くんは副会長、新見くんは生徒会長になりました。
始業式の日、2人は自己紹介でゲイをカミングアウトした新入生 伏河くんに出会います。
すでに嫌がらせを受けていた伏河くんに「おれも…同じだから」と伝える新見くんですが…。

新入生 伏河くんの登場で2人の仲が掻き乱される…のかと思ったら、全然大丈夫でした(笑)
いや、違う意味では波風が立つんですよ!
「自分をかわいそうがるのが嫌だった」
オープンゲイの伏河くんにクローゼットゲイの新見くんができることは何もない。
新見くんはどこにいても自分のままで立っていられるように…と、ある決心をします。
ゲイをカミングアウトするのは、かなり勇気がある行動です。
それが多感期の高校生ならなおさらでしょう。
でも、新見くんには澤根くんがいる。
新見くんの勇気はもちろんですが、澤根くんの1ミリもブレない新見くんに対する想いも素晴しかった。
反対もせず、諭すこともせず、そのままの新見くんを受け入れて一緒に歩いて行く。
そんな澤根くんに新見くんが伝えた言葉は
「澤根にふれてほしくないところなんてひとつもないからな」
誰よりも大切で愛おしい。
2人の絆がより深いところで繋がっているのが感じられました。

当て馬は、ゲイの伏河くんです。
自身の辛い経験から澤根くんに失礼なことを言う場面もありましたが、本当は素直ないい子なのでは?と思いました。
でも、あれだけ親身にされたら新見くんのこと好きになっちゃうよね~。
脇キャラの前生徒会長は大学生になり2人の良き先輩として登場しますよ。
澤根くんに雑な扱いをされてもめげない前会長がいい味だしています(笑)

Hシーンは、今作もすごくいいです。
ほど良いエロさもあるのですが、とにかく相手を大切にしていることが伝わります。
身体だけじゃくて心もセックスしているような感覚を覚えました。

描き下ろし『番外編 10.5話』
卒業式の後に澤根くんのお部屋でHするお話。
澤根くんのその言葉に新見くんはどれだけ嬉しいか(泣)

今作も想像以上のクオリティです。
ゲイのカミングアウトという重く苦しいテーマですが、丁寧な心理描写で落ちることなく最後まで読み進められます。
また、何があっても新見くんの隣を離れない澤根くんと澤根くんに支えられ成長していく新見くんに拍手を送りたい。
とうとう高校を卒業してしまった2人。
もう学ラン姿が見られないのかと思ったら悲しい。
これから先もいろいろなことがあると思いますが、2人なら絶対に大丈夫!と思いました。
あぁ、同棲して幸せになるまで見守りたい…。

大人でもなく子供でもない高校3年生の覚悟と純愛
前作と合わせて読んでいただたいおすすめの作品です。

ぜひ続編をお願いします (੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

10

成長の2巻

第2巻嬉しいです。電子で購入。
基本、BLはファンタジーとして読んでいるのですが、こちらはかなり現実的な視点で切り込んだBLだと思います。

高校3年生になり、主人公2人が生徒会長と副会長になった2巻では、自らゲイを公言しいじめを受けている1年生が登場します。
ですが、いじめられている本人は卑屈になったりせずむしろやり返す精神で明るく描かれています。…が、やはり平気ということではなく。
ゲイを公表することによってこのような事になるのは予想していたが、それでもゲイは恥ずかしいものではない、という意思があってのもの。
もちろん新見は気にかけるが、ゲイを隠しているあなたに分からない、と言われてしまいます。

そこで新見がした行動はなんと、生徒会長の地位を利用しての全校生徒の前でのカムアウト。
これにはびっくりしました。実際、それによって新見へのいじめもありましたが、一方で発言を了承してくれた先生や偏見なしに接してくれた友人や先輩がいたのも事実。そう、実際全員が理解してくれ!なんて難しい。
それでも味方でいてくれる人は確実にいて、1巻より確実に前進していると感じられました。
あと伏河くんにも幸せが訪れるといいな。

そしてそして!2人のラブラブ度もまた良き…
澤根がかっこいいのなんの。相変わらず表情はクールなのですが、ストレートに新見に愛情表現の言葉を言う様は理想の彼氏…
エロも割とあり。局部は書かれてないし体液描写もないのですが、新見の表情とかすごくぐっときて良かったです。
感じてる新見を見て俺も感じてるから、とか言っちゃう澤根…っ
ああ〜これで終わりなのかな。同棲の約束していたから、その後も見たい…けどもう学ランじゃないからなぁ。また別の作品でも良いのでBLを描いて頂きたいです。


2

ノンケとゲイの恋について。

続巻といっても、ただのイチャイチャ編ではありませんでした。
前巻でセフレから恋人同士になり、ラブラブなふたりなんですが、引き続きノンケとゲイゆえの問題と真剣に向き合う様子が描かれています。

この巻では新たなキャラクターとして、ゲイを公言する新入生・伏河が現れ…
澤根の気持ちは「機会的同性愛」、つまり男子校にいる今だけのものだと否定するのです。

いまさらそんな横槍に屈するふたりではないけれど、伏河の登場をきっかけに、カムアウトについて、卒業後についてどう思っているのかお互いの本音に触れることになります。

もう、感動です。
新見は強くなった。
そして澤根は愛情深くなった。

前巻から変わらずノンケとゲイというテーマが貫かれてきたからこそ、繊細な心の揺れや成長ぶりがよりよく感じられたのだと思います。

特に最終話の、
「新見に何度もどこまでさわっても
 どうしてもふれられない場所があって…」
から続いていく語り合いは、お互いを大切に思う気持ちが温かくて、じわぁと心に沁みました。

甘さ控えめだけど、着実に絆を強めていくふたりが眩しくて、尊かった。

これで学ラン姿はもう見納めなんですね。
すごくすごく寂しいけど、卒業おめでとう!
この先もずっとふたりで歩いていく決意が感じられた明るいラストに心が満たされました。

2

続編にしては重めですが、心に響く作品

いやー、詰まってるなぁ。
恋人同士になった後の続編だから、もちろん甘さはあるものの、全体的にはシリアスで重めでした。
学校という狭い世界……だけど、私は社会の縮図だと思う。
その中でマイノリティとして正々堂々と戦う姿に感動しました。


恋人として付き合っている新見と澤根。
そんな二人の前に現れた、新入生の伏河。
伏河は入学時にゲイである事をカミングアウトし、嫌がらせにあっていました。
伏河に同類だと打ち明けた新見は、力になりたいと申し出ますが、そっち側にいる人間には何もできないと言われてしまいーー…

この後、新見がとった行動に驚きましたし、グッときすぎて泣いてしまいました。
生徒会長になった新見は、生徒総会で自分がゲイである事をカミングアウトするのです。
本気で伏河を助けるため、自分も同じ境遇に身を置く……安易で危険な考えだけど、強いなとも思いました。
そして、新見の強さの根幹は澤根です。
澤根がいるから強くなれる、前を向いて歩ける。

案の定嫌がらせを受ける新見は、澤根を守りたい一心から、付き合っていることを隠し通そうとします。
澤根にとって、新見はこの世で一番大切な存在なんですよね。
だからこそ、重い荷物を少しでも持たせるわけにはいかない。
ただ、澤根には澤根の思いがあって、新見に言い寄る伏河や嫌がらせをする輩に、静かに闘志を燃やすところはカッコいい!
青い炎がメラメラしてそう。

ノンケの澤根は、きっと卒業したら離れていくと言う伏河に対し、自分が新見といたいから離れないと言い切る澤根。
実際には、卒業後の二人を以て証明するしかないけど。

全体を通して、マイノリティについて深く考えさせられる内容でした。実際には、もっと根が深い問題だろうけど。
だけど、異性を好きにならない人生もあるのだと多くの生徒に示した伏河と新見のおかげで、気持ちが楽になった人は少なからずいると思う。
きっと、ここがこの行動の一番の価値になるんじゃないかな。

Hは多いのですが、どれも制服着衣エロなのは、作者さんのこだわりかな?
「いれるだけがセックスだけじゃないでしょ」と言う高校生、凄いわ!

前生徒会長の眼鏡もいいキャラだし、伏河にも幸せになってもらいたい。
お安いのに読み応えのある、素敵な作品でした。
もっと続きが読みたいです。

13

学ランって神聖さと背徳感がありますね…(;///;)

(評価は限りなく神寄りです)

全2巻と書いてありました。

今回は卒業までが描かれていたので学ランも終わり…ですもんね。淋しいですがそれも成長。"学ラン"という閉塞感のある刹那的な時間の象徴にリアリティを追求するだけでなく希望や夢を見させてくれる満たされ感も重なり、最後まで素晴らしかったなと思いました。

男子校でBLが始まっちゃうの、私はお花畑BL脳なのでBLあるあるだー♡とキャッキャしちゃってたんですが…今回『機会的同性愛』と言う言葉を初めて知ってドキッとしました。(自分の浅はかさを痛感する…;)その部分に切り込んでいく内容になっています。


すごいですね。彼らはものすごく真剣に恋や性嗜好と向き合っている。そんな姿に感銘をうけました。もちろん"萌え"もあるんですが、考えさせられる場面も…。

今回新入生でゲイを公言する伏河という人物が登場します。

伏河と新見はゲイという共通点があって、新見の気にかけ方が特別なんですね。どうしても共感度が高く、ゆえにオープンゲイでいることの恐さなんかも伝わる。伏河が特別強いんじゃなくて戦っているんです。新見にはそれが痛いほどつたわるけれど、澤根はうっすらと疎外感みたいなものがあるんです。

ノンケとゲイの壁はBLでもよく取り扱われる題材で、新見と澤根も例に漏れず…。あちら側とこちら側が存在してしまうんです。その壁を無理して取っ払おうとするんじゃなくて、会話を重ねて、恋人としての信頼を重ねて、少しずつ壁を透明化していく感じがしました。乗り越えるんじゃなくて尊重して理解し合う…と言うのかな。そんな姿が眩しくてグッとくるんですよ!!!(上手く説明出来ないけれど伝わって)

そして同じゲイでもオープンな伏河と隠している新見では全く立場が違う。ここにもあちら側とこちら側が存在します。

そこで新見はある決断をするんですが、これがも~~~~~~~~刺さりました!!だって1巻冒頭の新見だったら絶対こんなことしなかったと思いますもん。胸張れるようになったのは100%澤根が側にいてくれる絶対的信頼と安心感のおかげだというのが伝わるので+゚。*尊い*。゚+ の一言に尽きる…(;///;)

新見は基本ネガだし、澤根もストレートさが逆に不器用というか。そんな2人がね、少しでもすれ違いそうになったら会話をして誤解を正して本音でぶつかってなんでも相談して育んできた時間が感じられるんですよ。高校生の未熟さや危なっかしさを支え合って成長しているというか。いやもうホント尊い。尊いしか言えねぇ…。

【学ランの中までさわって欲しい】
言葉通りの意味ももちろんあったと思いますが、2巻では学ランの中が意味するのはもっと深い内面的は表現に感じたんですね。ありのままの自分に触れてもらう神聖的な行為にも思えてきました。(何度も言うけどそのくらい尊さを覚えるんですよ…!)

そんでそんな神聖的に感じる行為と学ランエッチをしている背徳感が合わさるからゾクゾクしちゃうんですよね~(∩´///`∩)2巻もめっちゃエロかった。tんk一切みせないのにエロ煽ってくるのしゅごい。はぁエロい。エロい。ニヤニヤしちゃうわ。

次は大学生編があるといいなぁ…。伏河からノンケとゲイカップルには未来がないと言われて2人は否定したけれど、それをこれから証明していくのを続編のフラグにして下さい!!!喜んでついてく!!!(あとメガネ先輩イイヒトすぎるので可愛い彼女つくってあげてほしいw)

紙本は全プレペーパー企画あり。
ハガキに応募券を貼って必要事項書いて送る簡単仕様!
〆切2020.10.31(必着)です。

9

展開がしんどかったけど最後はよかった

前巻で付き合いだして最初は新見が澤根を好きで、澤根は新見に恋愛感情を持てるか知りたいから付き合って、その後好きだと確信が持てたというところまで描かれていましたが、今回の冒頭は、そこからさらに澤根がどんどん新見のこと好きになっていってお互いにしっかり想い合ってるカップルに成長したんだなと思わせるエピソードでした。
そこから時は流れて二人は三年生になって、新見……生徒会長になってる。と、ちょっと感動してしまいました。
しかし、一年生にゲイであることをオープンにしている伏河が出てきて……私はこの子、自分の考えを押し付けてきてとても苦手なんですが、新見が周りに理解がある信頼できる人と関わって澤根とこれからも付き合っていくためには必要な人物だったのかもなと思います。
あと、めがね先輩は癒し。
番外編の卒業式後のお話はえっちで幸せにあふれていて好きですし、何より繋がってるところのがどアップになっているコマが好きすぎるので最高でした。

6

好きの重さ…

1巻とは違い、2巻はゲイを公言した後輩の登場で、同性カップルならではの付き合いを続ける不安、周りの目等を強く押し出した内容でした。
現実には一部の学生の嫌がらせ……これが普通なのかもしれない。
BLを読む側としては分かっていてもそこは押し出したのはそれほど要とはしない。
でも、この作品はそういうシーンがあったからこそ、主人公の2人がそれぞれ抱える互いを想う好きの重さを認識させてくれて、とても明るい未来への結末でした。

前生徒会長とか、学校の先生、クラスメート、親等、主人公の二人の周りには理解のある人達が多くかった。しかし後輩くんは…これが現実なのかも…と思いながらも可哀想だった。素敵な相手が見つかってくれたら良いな。と思いました。

3

気持ちは測れないから。信じる勇気がきっと大事。

1巻で感じていた不安は的中する。
何か不穏な空気を1巻でずーっと感じていて。ハラハラ、ヒヤヒヤ、ドキドキ、していたのだ。
それは思わぬ方向からやって来る。新見は引っ込み思案そうに見えていたので、次期生徒会長になるとは思っていなかった。新見も成長していたのだ。
ところが思わぬ刺客がやって来る。入学早々カムアウトしている1年生の伏河。
彼は平気そうに強がっているが、実はそのことで学内で執拗ないじめを受けている。伏河は、新見と澤根の関係を「機会的同性愛」だと決め付ける。
学生時代の一時期だけの関係なのだと。それは1年生の頃、ずーっと新見を縛っていた「かもしれない」怖れ。澤根は言葉と想いを尽くして新見の傍に居るという安心感を読み手側には感じられるんだけど。ちょいちょい揺さぶりをかけて来る伏河が憎くてたまりませんでした。何してくれてんの⁈っていう。勿論、新見は強い心を持てる様になったので。
そんな伏河の気持ちに寄り添いたいと思う様になって行く。
全校生徒の前でカムアウトする、という大胆な行為はいじめの抑止になるというクライマックスになるかと思っていたのに。その事で今度は新見がターゲットにされてしまう。
えええ⁈ そんな事ってあるの⁈ 新見は生徒会長なのに。先生方も心配してくれて容認してくれているのに⁈
新見は機転を利かせて鎮圧しますが、やはり怪我をしたり、嫌がらせを受けたりはする。
何故、こんな酷い目に⁈ 描写自体はそれほど残酷なシーンはありませんでしたが、読んでて気分は悪くなりましたし、気が滅入ってしまいました。
恥知らずなモブ共への制裁もスカッとはしませんし、本当に胸クソでした。

本作では、高校生らしい行事を交えて育まれて行く気持ち、或いは卒業後の甘あま後日談を期待してもいたので、残念に思いました。ううっ。
前生徒会長が変わらず癒し。彼は2人の事を知って尚、その胸にしまって他言していなかったという常識人。世間にはこういう人が多くあって欲しいものですね。

1

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