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表題作 こぼれる、

古川文 → 羽多野渉

亘理良科 → 斉藤壮馬

あて馬
井学数志 → 古川慎

あらすじ

学校のヤンキーグループに属する良科(りょうか)はいつもリーダー格・数志(かずし)の言うことに従ってばかり。
仲間の顔色をうかがい、群れの中で最下位の地位をなんとか保つ日々。
ある日、ロシアのクォーター・文(ふみ)が東京から転校してきた。
イケメンシティボーイが現れ大騒ぎする女子たち。
派手な見た目とは裏腹に内向的で気弱な文を利用し、グループ内の地位向上を目論む良科。
しかし、純粋で誠実な文にどんどん惹かれるようになってしまい……。

良科と文がはじめてつながった夜を描く、描き下ろしエピソードドラマCD特別ミニドラマ『はじめて。』も収録。

作品情報

作品名
こぼれる、
著者
森世 
媒体
CD
作品演出・監督
田中空
脚本
森世
オリジナル媒体
コミック
メーカー
BABY COMICS CD
収録時間
75 分
枚数
1 枚
ふろく
ブックレットに16Pマンガと作者メッセージ
発売日
4.6

(21)

(15)

萌々

(4)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
97
評価数
21
平均
4.6 / 5
神率
71.4%

レビュー投稿数3

素晴らしい演技で、キャストファンとしては大満足

メインキャスト3名が好きな声優さんで、試聴も良かったので購入しました。原作既読です。

斉藤さん、羽多野さん、古川さん、3名ともさすがの素晴らしい演技でした。原作の雰囲気そのままの3人がそこにいる、と感じました。

斉藤さんはこれまで多くの出演CDを拝聴していますが、役によってイメージがガラリと変わって、本当に演技がお上手だなぁと思います。本作でも良科のクズっぽさ、卑屈さが見事に表現されていました。

羽多野さんはイケメンなのにヘタレワンコな文役。やや高音でオドオドした演技が、役にぴったり合っていました。ワンコみがとっても可愛らしい。ヘタレなのにグイグイ良科に迫るところはエロいです。
最近は低音役ばかり聞いてたので、羽多野さんの可愛い高音ワンコ、やっぱりよかったです♪
終盤「亘理くんがいいんだ」の台詞は、文の愛情がすごく感じられて萌えました。

古川さんは、数志のサイコパスっぽい冷酷さやクズさを表現されていてさすがの演技でした。
後半良科と対峙するシーンは、凄みすら感じられるクズっぷりでした。すごくよかったです。
数志は当て馬的ポジションですが、大好きなキャラクターなので、古川さんがイメージ通りに演じてくださってとても嬉しかったです。

セリフはCDだけ聴いてると不自然さはないですが、漫画を読みながら聴いたら、結構カットしている部分がありました。1枚にまとめるとやむを得ないですね。
ただ物語の中程、保健室での良科と文のシーン、こちらが丸々カットされたのはとても残念でした。結構大事な場面だと思うので。
逆に少しセリフを足したり変えたりして、わかりやすくしている部分があったのはよかったです。

本編最後の2人のシーンは、漫画以上に2人のほんわかした雰囲気が感じられて、音声っていいなぁと思いました。

あとBGMは作品のほの暗い雰囲気によく合っていてよかったです。

書き下ろし小冊子の「はじめて。」が付いていて、その音声化もスペシャルミニドラマとして収録されています。本編の1年半後のお話です。
2人のはじめてに向けて頑張ってる良科が健気で可愛いです。ドタバタも楽しい♪2人ともめちゃくちゃ可愛くてエッチで激萌えでした♡

巻末にはキャストトークが付いていて嬉しい驚きでした!短めですが、斉藤さん、羽多野さん、古川さんの作品を語るトークが聴けてよかったです♪

ちなみに収録は古川さんだけ別撮りだったそうです。でも不自然さは全く無かったです。

未読の方もわかりやすく聴きやすい作品になっていると思います。あらすじを読んで気になる方や、キャストファンの方には是非聴いてみていただきたい作品と思います。

⚠️少しですが無理矢理な場面があるので、苦手な方はご注意ください。

5

ちょっと辛い

原作既読です。
森世先生の作品は少し痛みを伴うものが多い印象で、こちらの原作もちょっと辛いイメージがあって、CDではどんなふうに音声化されるのか楽しみにしてました。
原作通りなので、途中かなり辛い場面もあるのですが、良科を演じる斉藤さんが絶妙にちょっと下衆なところもありつつ悪い奴にもなりきれなくて、ちょっと不良のパシリさせられてたところに羽多野さん演じる文をちょっと助けたところ妙に懐かれます。最初はいいように文のこと利用してたけど、まっすぐな文に影響受けたのか、結構まともになろうとしたところに、以前からいいように使われてた古川さん演じる数志がおもちゃ取られてすねてるみたいに嫌がらせをしてきたりで、結構ドロドロなんですが、皆さんお芝居がお上手なので、かなり作品世界に引き込まれました。
文と良科は最初は対等な感じではなかった二人が一緒に過ごすうちにとても親密になっていくところが萌えました。
数志はかなりサイコパスなのかと思うほど人として崩壊してるところの怖さがあって、古川さんのこういう演技はあまり聞いたことがなかったのでかなり恐ろしさがありました。
数志がとにかく良科に執着していて、どうなることかと思いましたが、歪んだ一種の愛なのかもと。最期までハラハラの展開で、甘さは少な目ですが、素晴らしい作品でした。
かなり人を選ぶ作品だと思うので、地雷がある人は事前にあらすじ読んでおいた方がいいかと。
ドラマCDではコミックスに収録されていない甘々後日談が音声と、小冊子で漫画も入っているので、こちらは是非見て欲しいです。

2

引き込まれます

まず、原作未読で何の前情報もなくキャスト買いしました。
題材知らなかったので、段々不穏な空気になってきて、途中、古川さんの演技があまりにもはまっていて怖かった。
背筋がぞぞーとなりました。
こういう演技本当にお上手な方だなと前から思ってたんですけど、途中、聞いてて怖いし痛いし辛かったです。
原作はちるちるではエロエロになってましたが、CDはえっちーシーンはあまり多くなくというか、たぶんビジュアル的にはエロくても嫌がって無理矢理なので音声のみだと、エロく感じないんだと思います。
その点、暴力シーンはしっかり暴力シーンで、痛い方が勝ってると思います。
痛いの苦手な方は抵抗あるかもですがなんか妙にリアルというか本当にこういう心情人間誰しも持ってるなと(キャストもいってましたが)。
妙に生々しい作品だなと思いました。

2

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