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攻め…自称淡白・バイ?な霊感男子、大毅
受け…童貞処女・友人ゼロ・ツンデレ美人 爽磨
事故物件と知らずに住んでた部屋で、ポルターガイスト現象が。ビビりな爽磨がマンションの外で困ってるところを、大毅が声をかける。
超絶美人な爽磨は、勝手に修羅場に巻き込まれることが多く、ひねた性格に。でも、本当はとーっても優しい良い子。
この爽磨が。…可愛いのですよ!
無自覚誘い受けポジションなのだが、経験値がマイナスレベルな天然くんなのでね。悶絶。
居酒屋ご飯での餌付け。丼アイスをあーんで食べるのよ。ナチュラルに。これ、まだ付き合ってないですからね!
もう、終始ニヤニヤ。
2人の親密度が増すに従って、ツン具合が減っていくのが少し淋しい。
ツンツンしてるのに、スプーンが近づくと口をぱかっと開けちゃうのが良いんだからね。
とにかく隙だらけな爽磨。この子のことしか書いてないわ。そのくらい、ナイスツンデレ。
お化けはまぁまぁ。最初から最後まで出てくるけど、基本良いお化け。
文体は読みやすいし、言い回しも面白い。アグレッシブなカゴメカゴメって…!
初めての作者様でしたが、他の作品も読みたくなりました。
エロは控えめです(私の体感としては)
雑誌掲載時も好きだなぁ、と思ってたので、文庫を心待ちにしてました。
やはり、微笑ましくてかわいい(*^^*)
受け様は、中性的な美貌を誇る爽磨。
その美貌ゆえ恋愛沙汰のトラブル続きで、恋愛不信に陥り、ついでに人付き合いレベルも壊滅的。
恋人はおろか友人もいない。
霊現象のオンパレードに部屋を飛び出したものの、行く当ても頼る相手もいなくて、悄然としていたところに「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる人が。
それこそが、攻め様である大毅。
小さい頃から霊が見えて話せる大毅が、爽磨の部屋へ行って霊達に出ていってくれるよう話してくれて、とりあえず一安心。
しかし、ここに至るまでに、素直な言い方ができない爽磨の天邪鬼なセリフに笑っちゃうし、そのセリフの裏に込められた本音を悟るのが上手い大毅に、君スゴイね、と拍手しちゃう。
2人のやり取りに、出会って数ページでやられちゃいました(≧∀≦)
爽磨が、ホントツンデレなんですけど、ツンからかわいい。
素直な天然のデレに至っては、うふふーーーってかわいい。
こんな顔を自分だけに見せてくれるなんて、そりゃたまらなく可愛いよね。
面倒見のいい大毅とは、お似合いの恋人。
ラストの一泊二日溺愛温泉旅行では、大毅の威勢のいいお姉さんがナイス。
最後まで爽磨を甘やかしてる大毅の溺愛っぷりに、にまにまでございました。
事故物件がテーマの作品ですが、あとがきで幸崎先生が仰る通り〝悪霊不在ののほほんホラーBL〟でした!
もう、兎に角、今作の受け様・爽磨くんが可愛いすぎて、〝全国BLツンデレ選手権〟があったら優勝間違いなし!な、完璧すぎるツンデレ受け様でした。
ツンと澄ました美人なのに、本当は天然ポンコツ&斜め上にお人好しなギャップが可愛すぎて私の中では優勝です!!!
一方、モテ過ぎて人間不信に陥り、「手負いの獣」状態だった爽磨を手懐けていくお世話焼きな攻め様・大毅。
本心と真逆な事を言ってしまう天邪鬼なツンデレ大魔神・爽磨を、野生動物を研究する学者のような気分で観察し続ける大毅に笑っちゃいましたw
流石、爽磨研究の第一人者!
恋愛面では相思相愛甘々ベースの両片思いで、受・攻両視点で楽しめる、2人のすれ違いっぷりをニヤニヤ堪能♡
幽霊は沢山登場しますが、コミカルな文体でホラー感は皆無!
「驚かせてしまって、すみません…」と、非常に腰の低い幽霊さんばかりで、幽霊さんとの温かい交流にほっこり癒されます。
その一方で〝死者と生者〟の違いに少しだけ切なくなる部分もあり、子供霊とのシャボン玉のエピソードはウルッと涙腺にキました……
夏にピッタリなオカルトBLですが、幸崎先生のコミカルな文体と「ジャンピングハグ」等の可愛い表現に、フフッと思わず笑ってしまう楽しい一冊でした♡
大好きな文体だったので、今後作家買いしようと思います!ご馳走様でした!!
あまりの美貌に本人そっちのけで周りが勝手に起こす修羅場に巻き込まれまくり、人間不信になってしまった爽磨(受け)。
痴情のもつれに巻き込まれ転職を余儀なくされ、ついでに引っ越した先が事故物件という踏んだり蹴ったりな事態に。
ラップ音がしたり、視線を感じたりと怯えていた爽磨を助けたのは通りがかりの生まれつき霊感が強く霊との会話もできるという大毅(攻め)でした。
助けてもらったのに素直に礼も言えないにも関わらず霊に怯える爽磨を放っておけない大毅は助ける口実として友達になってくれるのです。
友人の1人もいなかった爽磨は霊に悩まされながらも喜ぶのです。
爽磨は大毅に視線吸引機と言わせるくらい周りの視線を奪う美貌のため、常に誰かにアプローチされ勝手に奪い合われていたため、親切にされる=アプローチと思ってしまい、他人に対する態度がひどいです。
コミュニケーションをとれる普通の相手がいなかったため、コミュ障気味で、素直に会話ができません。そんな爽磨の裏の言葉を大毅は動物と会話する学者のように確実に読み取っていきます。
両視点で話が進むので、それぞれの考えが分かるし、視点が変わっても相手がどう考えているのか想像しやすくすごく楽しいです。
大毅が爽磨の視線だけで意図を察せるのが凄すぎます。素直じゃない態度を取る時でもちゃんと状況を把握して本当は何をして欲しいのかを的確に判断でき、爽磨の自尊心を尊重する様に誘導する様はまさに猛獣(というより気位の高い猫)使いです。
この作者様の本を読むのは2冊目ですが、
今回もたくさん笑わせてもらいました。
ツンツン猫の爽磨がかわいいです。
はじめはちょっとツンツンしすぎで感じ悪いと思ってだけど、デレが入るようになってからはほんとかわいいし、察しの良い大毅とのやりとりが本当に楽しい。
素直じゃない爽磨が時々スルッと本音を漏らしてしまう時の破壊力たるや、大毅の理性が試される場面が特に楽しくて、ニヤニヤが止まりませんでした。
最後の方では素直じゃない爽磨が何を考えるか解析するのが楽しくなってきている大毅も大分変わってると思うけど、爽磨の相手は大毅にしかできませんね。
結局怖いのは生きてる人間の欲望ってことでしたが、どんな時でも大毅が守ってくれそうです。
今回も楽しいお話ありがとうございました。
すごい1冊ですね!
も〜とにかく爽磨がなんて可愛いの〜!!!
手負いの獣状態だった爽磨の可愛さを引き出した大毅もグッジョブだよ〜!!
お話がもう盛りだくさんで。
初めての友達!と喜ぶ爽磨の可愛いことよ。
しかしだんだんその友達という縛りに苦しむところも良かった。
そしてついに初めての恋人編。
こんな可愛い爽磨に世話焼きの大毅はメロメロだよ〜。あーいいな、愛されるっていいな。
どういう展開になるんだろう?と結末も予想ができず読むのが止まりません。
プチ同棲も甘々だったのに、だんだん…。
先輩の恋愛相談も面白かったです。
この先からまさかそうくるか!な話の流れにびっくりでした。盛り込んできますね。
温かい気持ちで見送り、生きてる時間を大切にしなきゃと共感しました。
ツンデレ超美人で対人スキルの低い受けと、なんでもそれなりだったのが受け一筋な世話焼きイケメン攻め。
受けの、「勘違いしないでよね」みたいな台詞から勘を働かせて動く攻めも良き!
こんなに面白い1冊だとは思わなかったです。超ラッキー!