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表題作ファナティクス

ティモシー・ネス、新米刑事、警察長官の息子
セオドア、神父

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下漫画

あらすじ

舞台は一九六〇年代アメリカ。
新米のティモシー・ネス刑事は迷宮入り事件の捜査中に山中の教会にたどり着いた。
教会の奥から現れたミステリアスな神父に惹かれ、やがて狂おしいまでの官能の日々を
過ごすことになる…。

作品情報

作品名
ファナティクス
著者
冬雅ミツキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
電子発売日
ISBN
9784863499584
4.5

(36)

(27)

萌々

(4)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
164
評価数
36
平均
4.5 / 5
神率
75%

レビュー投稿数12

耽美的なエロ ミステリー要素 歪んだ愛

ネス×セオドア

表紙に惹かれた。
骸骨、白い花、血まみれのセオドアの手、ネスの指輪、
2人の視線、まだ触れ合っていない唇、手の位置・・・全部がエモい。
中身が表紙以上に素晴らしい。


一九六〇年代のアメリカを舞台にした、
綺麗な絵柄で展開している救済系ストーリー。
殺人事件のミステリー要素を見事に描かれているの中、

狂気と寒気をも感じさせる、耽美的な筋肉の絡みという
官能シーンが視覚的に圧倒されて悶えてしまい、
閉じられた教会での2人の歪んだ関係にグッと心を掴む!


主人公、親の期待に応えようと生きてきた新米刑事・ネス。
必要とされたい、自分の生きる方向になりたい彼に
手助けをしたのは、
神秘的で艶やかな容姿を持つ神父・セオドア。

セオドア、親切で温和な優しさの背後には、
計画的な陰険さや腹黒さ、
そして淫靡な一面!を隠しているのがゾっと引き込む。

そんなセオドアに溺れて身を委ねるネスが、
甘美な毒を啜るような感覚を憶えると同時に
セオドアの秘密と過去が・・・。

2人が引き寄せられる理由は何か?
単なる依存関係なのか?
あるいは愛の境界線を越えたものなのか?

愛を分かち合い、
共に魂を再生させる2人の愛しさで身震いしました。



・コミコミスタジオ限定特典描き下ろし4Pリーフレット
描き下ろし漫画4P:
セオドアの視点から、彼がネスに対する愛おしい気持ちを感じる。

11

絵柄もストーリーも最高でした!!

わたし言語力なさすぎて他の方みたいに上手くは言えないけど…まるで一本の映画のようで、本当に素晴らしい~!!と驚きながら最後まで読みました。一本の映画を見たような感覚でした。Hシーンも美しかったし、何よりこの作家先生の絵柄めちゃくちゃ綺麗で、美麗な作画に感嘆しました。先生の次期作も今から楽しみです!!

9

美しい…その一言

ヨーロッパ映画の陰鬱な美しさ…と先生がおっしゃるとおり、「美しく…甘美、そして純愛」
サスペンス要素もページをめくるたびにどんどんストーリーに引き込まれるひとつ。
久々にうわーっという言葉と共に読んでよかったと思う一冊にあいました!

9

ファナティクス

絵画のように美しい絵
息を呑む美しさと妖しく官能的な神父様
魅了されていく刑事のティモシー
悲劇的な結末を想像して読み進め、二人の選択に驚きと愛の深さを感じました。
表紙のシックな色合いとしっとりとした質感
表の妖しい美しさとは違い、裏表紙の二人の愛情溢れる表情が癒しです。
帯も最高にエロティックですが、帯の折り込み部分もこの物語の核でグッときました。

百合の薫りが漂ってきそうな神父様の美しさに
魅了されました。

8

大人版、出ましたーーー‼やったーヾ(〃∀〃)ノ

Fanatics…「熱狂的なファン」という意味らしい
もはやそれはこの作品と先生への私…♡
とにかくずーーーっと読みたくて読みたくて…(>ω<)

基本は作家さまのSNSは頻繁に拝見しないようにしているのですが今回ばかりはちょこちょこと先生の元を訪ねてしまいました
そしてそんな日々を送った事で作品自体のレビューの前にどうしても書いておきたいなぁ~と思った事が出来ました!絶対レビューを書く時にはこの事を書こう!って決めていましたので書きます♪書かせて下さい!!

それは冬雅先生のお人柄の素晴らしさを知ってしまった!という事なんです(〃∇〃)
今回の一連の発売に際しても積極的に動いて下さったり、本来出版社がしても良さそうな電子サイトへの確認作業も労力を惜しまずファンの声に応えて下さろうとする姿勢などをSNSでのやり取りを通し拝見して触れてしまい、、、もぉ、そのお人柄に惚れてしまいました……!絶対ずっと応援する!と心に誓わずにはいられませんでした(`・ω・´)ゞ‼

そんな先生の大事にされて来たコミックス!
紆余曲折を経てやっと読めます!し・か・も・・・大人版を…♡
ありがたいありがたい‼

しかも紙本の特典ペーパーも付けて下さって、更にR18用の描き下ろしもご用意下さっています٩(๑´3`๑)۶
ファンサがエグイっす。。。‼

このテンションからどうやって本編レビューに移っていいのか自分でも今迷子なのですが、、、wこの先生の素晴らしさは是非知って欲しくって。。。
作品と作家さまは別物、という考えも持ち合わせているのですが同時にこんな先生の作品なら応援したい!というのもあって。。。今回は後者が多分に漏れ…溢れ出てしまった次第です


…そろそろ本気で作品レビューを書きたいと思います!
そうですねぇ~
少々粗削りな所は無きにしも非ずではありました
でも、この粗削りな所が余韻、余白となり読了後も2人に心を捕らわれる甘い幸せに浸らせてくれるかのようです

作品の雰囲気はとても世界観が確立されていて惹き込まれます
重厚なアメドラ(LOW&ORDERやクリミナルマインド、メンタリストとかを自然と久々に思い出しました)と欧州映画のテイストを感じさせるような独特な空気感が漂っているように感じますし1960年代という時代背景の妙も相まって「ファナティクス」の世界を唯一無二に仕立て上げているのも受け入れやすさを助長している気がします

互いが互いを強く求め惹かれ合う、、、そして我が物としてだけ独占していたいしされたい、、、この2人は間違いなく共依存だけれど同時にこの関係があるからこそセオドアは終止符を打てたし、ティモシーも自分の人生を歩み始められた訳なので必要な依存なのだろうと思えるし、幸せにしか見えない…
とてもドラマティックだしロマンティックでもあると思います

ただこの辺の解釈や受け取り方は設定が設定なだけに誰もが好きか?というのは難しさがあるかな~?とも思います
というかデビュー作でこの方向で作品を仕上げていく先生の感性がめちゃくちゃ私は好き!!
お人柄関係なくても多分フィーリングですごく惹かれたと思います!!

濡れ場もこの流れなのですごく官能的な妖艶さがあります
攻めの一人称が「僕」な健気で男前なタイプのお坊ちゃま
そして受けの一人称は「私」でケツ抱き系のしっとりミステリアスな神父さま
しかも攻めも刑事として均整の取れた体をしてますが受けの神父さまの方がガタイはでかく筋肉もしっかりめという何かこの2人の微妙なアンバランスささえも背徳の薫りを醸します
何でなのか、何がそうさせるのか、はハッキリとは分からないのですが、、、もぉこれは自分のフィーリングに合っている!としか言えません←語彙力放棄ですねw

作中、時間の経過で2人の表情が大分変化します
特にティモシーの男としての成長は目を見張ります!
だけど2人共なぜかずっと敬語、、、それでも甘やかさが伝わる
この辺もとても見所で後半、めちゃ好きです!!

上手く説明出来ませんし、誰もが楽しめるか?は難しいのも多少あります…なので絶対おススメです!とは言い切れませんが「読んでみて欲しい…!」とは心から強く思える作品なのは確かです!!
もぉ上手く説明出来ないのに書きたい事が止まらないのでこの辺で…
結局シンプルですが、、、
良かったら、是非…!


修正|ありがとう大人仕様♡リアルめオチソで白短冊、anlも少なめ薄っすら修正です(そんなにオチソに比べたら強調描写ではないですが…神父さまの自らのほぐし描写は必見///)待って良かった!大満足ーーー♡(シーモア)

6

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