「最悪な夜に出会った沼な男――」

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表題作アフターグロウ

天授
樋口聖高

あらすじ

医学部をストレートで卒業し、心臓血管外科でエリートドクターの出世街道を歩んでいた樋口聖高。
しかし、専門医資格を取る直前に"とある理由"で九州の辺ぴな田舎町に内科医としての異動を命じられ、現在はご老人たちのキツい訛りのリスニングに日々、悪戦苦闘している。
左遷とも言える自分の状況を嘆きヤケ酒を繰り返す聖高は、ある日の夜、酔い潰れて泣いているところを、"テンジュ"と名乗るヤクザの男に助けられ、訳も分からないまま淫らな行為に耽ってしまい――

作品情報

作品名
アフターグロウ
著者
吾瀬わぎもこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758026802
4.6

(756)

(580)

萌々

(120)

(35)

中立

(7)

趣味じゃない

(14)

レビュー数
99
得点
3492
評価数
756
平均
4.6 / 5
神率
76.7%

レビュー投稿数99

私 今年最高にであったかもしれん…

もう読みたくて読みたくて。待ち遠しかったです。予約購入して、はい直ぐ読みです。 
お試し読みから、作画の凄さ、美しさはわかってましたが、とにかく天授の匂うような、そう、全開の雄フェロモンの立ち姿にやられました。

カッコいい…
そして、都会から地方都市の病院に派遣された樋口との印象的な出会いの場面が凄く良かった。

樋口も、天授も生きてきた中に、複雑でしんどい出来事があって。

とくに天授は生きるか死ぬかのすれすれで、生き抜くために必死だったんだろうと。

しかし。
まぁぁ~とにかく天授の匂うような迫力有るからだ(189cm!)に彫られた一面の観音様がすごい!
作画コスト劇的に高いのですよ。でも感動する。生きてきた証しと覚悟の刺青ですわ。

迫力有る天授と樋口のセックスは圧巻です。何ですの、あれ。
私、今まで読んだ中でも最高位のセックスシーンでした。
エロい。だけどさ、めちゃくちゃ互いに愛がある。

後半、来そうなエピソードを予測しちゃいましたが、吾瀬先生の話の通り、明るい。
樋口も、天授と出会って乗り越えたことをしっかり自覚して傷だらけの天授に覚悟を伝える場面。
天授が心底嬉しそうな、愛おしさ溢れた表情と仕草を見たら泣いてしまった。
今年最高にであったかもしれん。大袈裟じゃなく思います。

樋口と天授がこれから平穏に過ごせるのかは、わかりませんが(多分大変よねー)
互いが生きる光だし、光を絶やさず生きるのだろうな、と思いました。

天授の舎弟の皆さん、樋口の病院の皆さんも素敵なんです。
真夜中に読み終わり、即レビュー。
また読み返します。紙の本も買ってしまった。
とにかく、すごい。
かっこ良くて、エロくて、余韻がすごい作品でした。
いや、最高。

34

893と医者の純愛

全体的にかなりエッチで満足度は高い。お互いを思い合っていて、893の話だがクズは出てこない。敵対する組などは出てくるが。
ただ、私は893の作品が好きでかなりたくさん読んできたので、その辺の戦いが少なく、ヒヤヒヤ感は少ないと感じた。893よりも医者のトラウマを乗り越える部分がかなり深く描かれる。
そのため、893作品が好きな人からすると、少し物足りないかもしれない。
ただ、すごくエッチでラブラブで、主人公の2人が最高なので、読んでよかったです。
お勧めします!

14

おススメしたい所しかなかった。。。‼

前作でデビュー作にして強烈なインパクトを下さった吾瀬先生!
新作、とても楽しみにしてました~
しかも、気合いの入った刺青も確認済み…♡
今回も圧倒的な画力に大いに期待と、胸ドキでページをめくり。。。
大興奮‼
中表紙?扉絵?のモノクロ天授(てんじゅ)のtkbがエロい…‼
イキナリそこ⁈って思われるかもですが、、、攻めのtkbもちゃんと描いてくれると攻め好きの身としてはとても嬉しくなっちゃうんですよね(♡´∀`♡)

更にすっごい細かいな~、好きだなぁ~って思った描写が天授の彫り物デザイン
作中でこの彫り物のデザインについての会話があったのもすごく嬉しかったですし、事後のベッド上で2人がお話ししているコマ描写でめちゃくちゃグッと来たのが、ボクサーを履いた状態で隠れ切っていない墨が天授の太股からチラっと見えてる感じ…‼
まさにチラリズム!!!
こういう細かい描写の拘りからダイナミックな構図までの描き込みが本当に惚れ惚れする程魅力に溢れていて時を忘れて魅入ってしまえます

ほんっとに…とにかくデッサン力がハンパない
ココは前作既読の方なら想像に難くないとは思うのですが、更に今作はスタイリッシュな雰囲気も感じられる「静と動の対比が感じられる」お話しのトーンを押し上げるようなパワーさえも感じます

デッサン力もおススメ強力ポイントですが勿論ストーリーも良かった…‼
簡単に言ってしまえば相互救済のようなお話しです
ですがヤクザとカタギの関係性ならではの葛藤があったり、2人のキャラの背景のドラマがあったりと、読ませるポイントが明確なのもいいです
そして、ヤクザならではの情にアツイ組の方々がまたピンポイントで漢気を感じさせる……
更に受けの聖高(きよたか)サイドにもツボを押さえてくれる病院スタッフや患者さんが程よく作品の醸す生活感や人間味を含めた、この作品の持つ優しさを感じさせてくれます

ハードボイルドな雰囲気ではありますが骨太感というよりドラマティックさの方が印象としてはあるので、重厚さを求めていると少しエンタメ性を強く感じるかも知れませんが、逆にエンタメを求めて読むとキャラ達が浮かび上がるような感覚で入り込んで読める「読み応え」を思いっ切り感じられる大満足感を得られると思います

受けの聖高が天授に沼っていくのが分かり過ぎる位に分かる…!
攻めの天授が聖高を愛しく思ってるのがビシビシ伝わる…!
もぉ。。。こういう2人、大好きーーーー(๑>◡<๑)♡がめいっぱい読める1冊

相変わらず描き下ろしも電子の描き下ろしも内容が濃くて最後の最後迄味わいまくれる贅沢な1冊

エロも特濃だけどやっぱりデッサンがいい!デッサンはいいのにセリフがエロい!なんかこのバランスもいい具合に上品さと卑猥さが混ざり合ってこの2人から生まれる官能をどこまでも感じさせてくれる
是非絡みのシーンでの天授のセリフには注目して欲しい…!
聖高を甘やかすだけではなく、ちゃんと自分も雄として甘える感じがすごくエロいです///♡///

全体的に相反するというか、普段交わらないものを混ぜたからこそ起こる化学反応や切り替えを1番いいカタチで吾瀬先生の感性を以てしてまとめあげた1冊なのが伝わる…!すごく自分的な好みに刺さった至高の作品です

「人の命を救う聖高/人に命を懸ける天授」というキャラの対比
「緻密な描き込み/シンプルなトーン背景」街の背景や人物などへの高いデッサン力を発揮した描き込みで空気感や熱を感じさせる部分と、会話中心な時は背景をシンプルなトーンのみで内容に集中させる切り替え
そして濡れ場での多彩な魅せ方…!

まだまだ好きな所や魅入られて仕方ない所が尽きない。。。
ほんとにおススメしたい所しかない。。。
すごくたくさんの方に読んで欲しい。。。‼
素敵なお話しでした♡←もぉまとまらな過ぎて語彙力レベル1のおススメ言葉で〆るという。。。w
あぁ~。。。もっとうまく簡潔にこの素晴らしい1冊をおススメしたかったです!是非、読んで下さい♡♡ .゚(→ε←*)゚ .゚


修正|白抜き。。。勿体ない。。。(シーモア)

11

えっちでいい話でした

SNSで流れてきまして、冒頭での中国語セリフがあまりにも本場だから吹きましたw「お兄さん」=「帅哥(イケメン)」で、機械翻訳じゃなかなか出てこないと思いますけどw
これに釣られて買ってしまいましたが、いい話でした!

ヤクザさんとトラウマ持ちのお医者さんの話。話自体はよくあるヤクザとカタギの間の葛藤みたいなものでしたが、絵面はエロス満載でした。
こういう話になると、893さんの刺青にすごく気にするんですが、背後に迫力のある観音様が描かれて、思わず「うわぁ」ってなってしまった。
ドロいろばもなく、体から始まる純愛でした。最後に思い合うところがほっこりします。
そして全体的にエロい。めちゃくちゃエロかった…見返したくなるエロは数え切れません。

それに、中国語のシーンもしっかりありましたw
期待以上のいい作品でした!

7

画のちから!893攻の魅力‼︎

やー攻がイイ!
全て包み込んでくれそうな大きい身体、
893のなかでもヤバいやつの匂いがぷんぷんしてて。
それなのに人たらしなキャラをちらつかせて
なし崩しに気に入った相手をオトせるえろくてズルいオス❤︎
その眼をみたら惚れてまうやろの
いかんやつですよ。

ここまでとは思わなかったんですけど、
TLでみた時のビジュアルに衝撃受けて
さっそく読ませていただきました❤︎
この哀しき893の攻めはほんと素敵過ぎでしたよ。

トリリンガルは悲しい生い立ちからくるナチュラルなやつっていうのもまたグッときますが
九州弁はエロ甘くてたまらなかったです…
その口調の言葉攻め…!ぜひ堪能して欲しいです。エロも893らしい激しくエロくて!!
背中の刺青の残像が残るほど
(刺青具合、最高でした❤︎)
やー良かったですw

話はシンプルで、夜の街で傷心して
酔い潰れてたところヤバい893に釣られ
あまりにも甘くて魅惑的に慰められてしまうという
BL読み慣れた私にとっては
ちょっとファンタジー色強めな気はするはじまりかただったんですが、

その後は、お互いの深いところを知り合っていくプロセスも自然で
なんといっても魅力的な攻がまた漢らしさでもって
つかず離れずかと思えば、距離をとり
と話を先導していくんで
うっとりしながら読み進みました笑

なんというか、プロローグ的な印象が
読み終わってからはありましたね。
カチコミはあったものの、そこまで激しくなく
親父さんのキャラももっと知りたくなる感じなんですけど、今回は顔出しNG扱い。

これは続編の期待大にして
待ちたい感じです♪

8

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