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狼くんの愛はちょっと不機嫌

ookamikun no ai ha chotto hukigen

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表題作狼くんの愛はちょっと不機嫌

辻本 鳴
高校2年生(芸能科),活動休止中アイドル
高橋 陽斗
高校2年生(普通科)

その他の収録作品

  • 描き下ろし:初夜失敗その後の話(3P)
  • あとがき

あらすじ

地味でぼっちでお人好しの陽斗(はると)。

“ある出会い”をきっかけに
同じ学校の芸能科に通う
訳あり人気アイドル・辻本 鳴(つじもとなる)の
〈心の声〉が聞こえるようになってしまう。

冷たい言葉とクールな態度に陽斗はタジタジ…
だけど鳴の〈心の声〉から聞こえてくるのは
『すげー可愛い』と甘さを孕んだ声で!?

恋がだだ漏れ!!
【独占系ツンデレアイドル×健気ちょろカワDK】
そのギャップ めろきゅん過剰!!

作品情報

作品名
狼くんの愛はちょっと不機嫌
著者
二目 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
ISBN
9784801983014
3.7

(103)

(31)

萌々

(37)

(20)

中立

(8)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
14
得点
371
評価数
103
平均
3.7 / 5
神率
30.1%

レビュー投稿数14

可愛いと格好良いで萌させてもらいました

先生の画風に惹かれて読みました!可愛いんだけどちゃんと男の子の受け(ハル)と、しっかりイケメンの攻め(鳴)のビジュを見るために読んでいたようなものです!
ストーリーも、全6話の中にバランスよく詰められていたと思います。心の声が聞こえることで過去のトラウマからハルが一歩踏み出せるまでの流れも優しい展開で良かったし、同じく鳴も心を開ける存在との出会いで前向きな気持になっていく過程が自然で良かった。
ラストシーンがすごく含みを持たせた感じで、続編あると信じてました☆
お互い我慢が限界を迎えていることでしょうから、イチャイチャを盛り盛りでお願いします!(≧∀≦)

0

【えっちなこと言わないで・・・恥ずかしくて・・・壊れちゃう・・・っ(陽斗)】

エロス度★

おやおや、芸能科と普通科・・・接点のなかった2人の出会いが運命のようでロマンチックですね。

言葉足らずなツンデレアイドルの心の声が陽斗にダダ漏れ。
陽斗への鳴の独占欲や溺愛の甘々さ。
お節介で健気な陽斗の可愛さ。
2人の身長差にも萌えまくり。

アイドルではない鳴自身を見てくれる陽斗に落ちてしまう訳ありアイドルのちょろさや噂のせいで孤立していた陽斗を愛で満たす鳴がたまらなく、陽斗の自信の無さがいじらしかったり、恥ずかしくて限界な陽斗を壊しにかかる鳴の壮絶な雄の色気の破壊力も素晴らしいです。

1

絵が可愛らしいので、もっと求めたくなる作品。

【作画】
粗はありますが少年らしい骨ばった線を描くのが得意な先生のようです。おそらく顔と衣服を描くのがお好きなのではないか、と推測します。手や人体の違和感と、顔が安定しない印象がありますが、全体を通して可愛らしい雰囲気です。


【ストーリー】
雨の日だけ攻め・辻本の心の声が聞こえる受け、高橋の2人の学園生活での恋模様です。テンポは普通ですが、展開が急に感じました。出会い、告白、デート、その後、全てが描きたいシーンや要素を無理やりつなげたような流れになっていて、同性愛、アイドル、過去の事件、心のすれ違い、色々なものが散らばってしまっている作品でした。

絵が可愛いので、もっと深堀りしてほしいという欲がでます。作品の中の要素を活かしてほしかったです。『心の声が聞こえる』という特殊な点があるのに、あってもなくても物語に影響が無さそうでした。

また、読んでいると終始「?」という疑問符が頭によぎります。
なぜ心の声が聞こえるのか?なぜ辻本の声だけ聞こえるのか?なぜ雨の日なのか?(おそらく、そのあたりは続刊以降で紐解かれる予定なのかもしれませんが)

辻本は過去にスキャンダルがあったにもかかわらず、高橋は辻本のことを調べている中でそのことについて何も思わなかったのか。さらに冒頭のシーンで絞って言えば、初対面で一度「うざい」と拒否をしたのに、高橋に惚れる辻本。一体なぜ好きになったのか。

現状では顔がいい2人が、ご都合主義でただイチャイチャしているだけに見えてしまうので、絵の可愛いさをさらに昇華させるためにも、もっと深堀りして欲しかったです。特に辻本は結局過去の事件から逃げたままで、活動休止中というアイドルの苦悩から脱却できていません。(してました?もし見逃していたら、大変失礼しました)

絵は骨ばっていて可愛いんですけども。


【登場人物】
受けの高橋はいわゆる可愛い系のキャラクターです。健気という扱いになっていますが、辻本との出会いで、一度辻本から拒否されたにも関わらず、膝を貸そうとする精神レベルの高さ。「キモいと思われる!」と思うシーンがありつつも、自分から辻本へ触れたり求めたりすることが多々あり、なかなかに情緒不安定な子のようです。たしかに可愛いのですが、作画がまだあまり安定していない影響でシーンにより顔が変わります。

辻本は年相応の男子学生という印象です。


【その他】
買った時期は発売日直近でした。書店で面陳されていた時に表紙買いして、最近やっと読みました。表紙があまりにも可愛らしかったので、期待しすぎてしまい、欲が出て長文になりました。うーん。先生のお名前は、恥ずかしながら存じ上げていなかったのですが、今後また面白いBLを描いてくださるんじゃないかと楽しみにしています。

1

これからに期待したい。

全体的にかなり雑な印象です。
こう言うシーンが描きたいが先にあってストーリーを組み立てたのか、活動休止中の人気アイドル、そして心が読めるという設定が上手く落とし込まれていないのではないでしょうか。

作画、特に手の描き方が不安定で、指がありえない方向に曲がっていたり、いや、そうはならんやろってカットが見受けられます。
気になる人は気になると思います。

鳴の人気度が謎です。
活動休止してるとはいえ、ドラマにも出ている人気アイドルなのに、鳴のこと全く知らない女性も出てきたり。ゲーセン行ったり(二人以外いないっぽいですが)遊園地行ったりと他人からの視線を全く気にしていません。
休止期間、そんなに長いのでしょうか。
学校の方針など設定おかしくないですか?
芸能科と普通科。辿り着くには遠いと言う校舎。しかも普通科の生徒が入り込まないよう警備員?が配置されています。
文化祭のために芸能科からわざわざ普通科まで来させてます。やる気ある人だけ来てるのかもしれませんが、芸能科の人、大変すぎませんか?文化祭が合同。しかも一般人も来てますよね?
厳重に校舎を分けてる意味も警備員を置く意味もなくなってませんか?
陽斗が逃げてプールに落ちてましたが…。フェンスないんですか?物投げ入れられ放題、無断使用し放題だと思うのですが…。池や水たまりなら分かりますが謎プールすぎます。
スキャンダルのせいで傷付き活動休止に追い込まれたはずなのに、校舎内で盛ってたり。鳴、自分が芸能人って忘れてませんか?

陽斗について。
地味でぼっちでお人好しという設定ですが、ぼっちなのは先輩を襲ったという噂のせいなのでは?
陽斗、傷付いた様子も気にしてる様子もあまりないですし…。酷いこと言う男子生徒が出てきますが、ケロッとしてません?
噂なんか信じず庇う鳴、カッケー!を描きたかったんだと思いますが、陽斗の心が救われた風にも見えませんし、必要を感じません。
弟の誕生会だから早く帰ってきなさいと言われたのに遅くなっても大して気にしていないっぽいし。弟思いの優しい兄という印象も受けません。お人好しエピソードは?てか、この家庭、遠慮してるというかなにかあるのでしょうか。
せっかく心が読めるのに、役に立ってないのでは?
鳴って結構酷いことを言ってると思うんですが、実は本心は言葉と同じじゃないという風にも使われていません。
せっかくの設定が生かされていないと思います。

題名、なぜ狼なんでしょうか?

キャラの顔、可愛いと思います。
普段は一緒に過ごすことがない科の違う生徒が一緒に文化祭で協力する。青春だと思います。
悪い噂でなく、本人を信じる心、素敵だと思います。
心が読めるのも面白いと思います。
せっかくなのに惜しいと思ってしまいます。

続編があるということなので、活動を休止しているアイドル活動とか、陽斗につきまとう悪い噂とか、進展もあると思うので今後に期待します。

10

雨の日の不思議

同じ学校の芸能科と普通科に通うDK同士のお話。
出会い方もなかなかに運命的、距離の近付き方も結構夢がある感じでそれだけでもワクワクできるような展開でしたが。
それ以外にも設定はもりだくさんで、ボリュームがあるのも納得な一冊でした。

アイドルの鳴とひょんなことから知り合いになった陽斗ですが、他の人にはそうならないのに鳴の心の声だけが聞こえるという謎現象が起こります。
なぜそうなったのかを追っていくのかと思いきや、陽斗が周りから避けられている理由が明かされたりふたりの気持ちが加速していったりと、色々なことがすべて同時進行していくのでちょっぴり目まぐるしく感じる部分はあったかも。

陽斗は健気で素直でめちゃくちゃいい子なので、無条件でその可愛さを受け入れたくなるところもあるけれど、同じ学校に芸能科があるのに鳴のこと知らないとかある…?とツッコミみたくなるような天然さは「うーん?」となってしまったり。
偽スキャンダルのせいで活動休止中なのに、意外と危機感のない鳴の言動も気になるなーと思ってしまいました。

でも。ふたりの恋が進んでいく様子にはめちゃくちゃ萌えたし、あり得ないところを突き進んで行くようなBLの王道を楽しませてくれたので、疑問に思う部分も飲み込むことができた気がします。

ただ心の声が聞こえる「なぜ?」は解決していないと思うし、ラストシーンの幼少期のふたりはどんな意味があるのか気になりすぎるので、ぜひ続いてくれることを願います!

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