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最終電車の恋人たち

saishuu densha no koibitotachi

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表題作最終電車の恋人たち

藤嶋美隆
41?42歳,ウェディングプランナー
進堂春江
41?42歳,アプリ開発エンジニア

その他の収録作品

  • バレンタイン
  • あとがき
  • 描き下ろし(2P)

あらすじ

アラフォーのすることだよ  
だって好きな人と両想いになったんだからさ  
 
42歳、ゲイ。恋人いない歴=年齢の春江は、  
自社で開発したマッチングアプリで怪しげなイケメン・藤嶋と  
マッチしてしまう。藤嶋はイケメンで優しくてスマートでまさに完璧なモテ男。  
ますます怪しい…と思っていたが、話してみたら等身大の春江のことを認めてくれて、  
失いかけていたときめきを覚える春江。初対面なのに会話とお酒が進んでしまい、  
気づいたら終電を逃し二人でホテルに…!?  
ダヨオが贈る、アラフォーカップルの不器用だけど愛しい純愛物語。  

作品情報

作品名
最終電車の恋人たち
著者
ダヨオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799767115
4.5

(426)

(305)

萌々

(80)

(29)

中立

(9)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
55
得点
1941
評価数
426
平均
4.5 / 5
神率
71.6%

レビュー投稿数55

アラフォーだからこそ!刺さるピュア

 そうだよね、アラフォーだってこんなに素直に可愛くときめいちゃう物語があるの、素敵すぎる、ありがたすぎる!
 二人に共通しているのは、マイノリティであることを世間に知らせたい、というかマイノリティであっても普通に存在しているんだ、生活しているんだぞって主張したいという思いがあること。
 でも、二人は対照的。クールでスマート、自分が世間の人からかっこいいと見られていることを自覚している藤嶋さん。一方、春江さんは恋愛経験ゼロの自分に自信がなくて、いちいちどうしていいかわからない。
 そんな二人が出会って惹かれ合っていく過程、藤嶋さん目線で春江さんを見ながら、藤嶋さんとともに、なんってかわいいんだ、なんてピュアなんだって!「同い年でその輝きなの」の一言、藤嶋さんの想いをほんと、ストレートに表現してて、大好きなシーンです。
 それぞれに歩んできた人生があってのアラフォーだからこそ、二人の誠実で素直な、相手への優しさ、真っ直ぐな想いがほんとに素敵で、幸せな気持ちになりました。
 これからまた、春江さんはネガティブな事言ったりするんだろうし、藤嶋さんはそれをやんわりかっこよく受けとめて、春江さんの素敵なところ=惚れてるところを伝えたりしていくんだろうな。
 ぜひ!!続きを!!!よろしくお願いします。

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ぜひぜひ

不器用だけど、純粋な春江さんに、藤嶋さん同様にカワイイと思いました。
これから先の二人を、また覗いてみたいので、続編を熱望です。

0

No Title

めっっちゃくちゃピュアなお話でした。

ある程度の年齢になれば当然恋のひとつやふたつしてきているだろうという雰囲気で。まさか自分が未経験だとは思われていないだろうし、気づかれたくもない。そんなプライドがまた恋から遠ざかる一因にもなっていて、それでもまだ恋に落ちることを密やかに諦めきれない春江さんの
うわーっとなるような初々しい感情がたくさん描かれていました。

何歳になっても性別がどうでも恋をすれば浮かび上がるかわいらしさがそこにはあって、
真正面からそれを受け止めて微笑む藤嶋さんと出会えてよかったなと思えます。

春のあたたかさにぴったりの作品でした。

0

まともな大人同士の恋、良かった

藤嶋はアプリで会って行為みたいなことを普通にして来たんだけれど、春江にもそうしてたみたいに出会ったときに名刺渡して恋人にはならないけれど相手のことちゃんと人間として付き合うところに安心した

序盤の同棲している2人がケンカして仲直りして、春江がまだ凄く焦がれてるって描写
これはこの二人はずっと恋が続いてて、良いってことなのかな
結婚て形が存在しないから、ずっとここにいて欲しいなんて願わなきゃならないってことでもあるんだよね?

イケオジの恋、素敵だった
一緒に暮らせるところまで、馴染む過程もずっとときめいて楽しかったんだろうな

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恋の原点を改めて知った大人のピュア恋

人気作だけど、なんとなく読むタイミングを失して今になってしまったことを激しく後悔。゚(゚´Д`゚)゚。
成熟した大人のピュアな恋。……なんて温かいんだろう。
恋の原点を改めて知った気がして、胸に深く沁みました。

41歳だろうが、50歳だろうが、それこそ100歳でも。年齢関係なく、いつでもキラキラした恋に巡り会えるチャンスってあるんですよね。周りの評価や意見、過去の苦い経験は、新しい恋や出会いの期待に厳しい現実を突きつけるのかもしれないけど、シワのできるような年齢になっても恋に浮かれて良いと思うし、キスを思い出してうっかり足を捻挫するほど好きにな人に溺れたって良いと思う^ ^

遅ればせながらの遅い恋愛の青春って素敵だなと感じました。
諦めることに慣れてしまった経験をいくつも抱えているとしても、受け入れることに臆病になってしまうほどに年齢を重ねたとしても、恋心を諦める理由にはならない。それだけの年齢と経験があるからこその気付きもあるし、見える景色だってある。くたびれた春江の顔を見て"かわいい"と感じた藤嶋の感性を私は支持したい( ´∀`)
そういった隙のある瞬間やパーツに萌えみを感じる視点は、それこそ経験値があるからこそだと思いました。

第三者から見て良いと思えなくても、好きな人にとっては刺さりまくる特別感にキュンとくるシーンが多数……素敵な恋心の応酬にキャパオーバーしちゃいそうでした。
取るに足らないことや何でもないことの中に埋もれたトキメキを大事に育てていく物語。不器用ながらも一歩ずつ前に進む彼らの恋愛模様にたくさん癒された一冊です。

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